高雄で大規模爆発事故が発生

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爆発事故の影響で道路は広範囲にめくれ上がった(写真提供:中央社)

爆発事故の影響で道路は広範囲にめくれ上がった(写真提供:中央社)

7月31日の深夜から8月1日早朝にかけて台湾第2の都市である高雄の市街地にて爆発事故が発生。台湾メディアによると爆発は2kmから3km四方にわたって複数回起き、台湾時間の8月1日午後13時半の時点で24人の死亡、271人の負傷が確認されている。

複数回にわたり爆発(写真提供:中央社)

複数回にわたり爆発(写真提供:中央社)

被害の範囲は一心路から三多路までで、爆発の影響により建物には亀裂が入り、火災はすでに鎮火したが、周辺の道路にも広範囲に地割れが広がっている。また、現在も約2万3000世帯のガスが止まり、約1万2000世帯が停電しているという。

これを受け高雄政府は本日、会社への出勤と学校への登校を停止する指示を出している。

火災により被害は広がった(写真提供:中央社)

火災により被害は広がった(写真提供:中央社)

交流協会によると、これまでに、日本人の被害は確認されていないという。

爆発の原因について、ガス漏れではないかと報道されていたが、地元企業が製造している化学物質が引き起こした可能性も浮上し、現在でも台湾当局が調査を進めている。

被害をうけた高雄の市街地(写真提供:中央社)

被害をうけた高雄の市街地(写真提供:中央社)

台湾・トランスアジア航空GE222便が馬公空港付近に墜落。48人が死亡。

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トランスアジア航空(復興航空)GE222便が馬公空港付近に墜落(写真提供:中央社)

トランスアジア航空(復興航空)GE222便が馬公空港付近に墜落(写真提供:中央社)

7月23日、台湾時間の午後7時ごろ、台湾・高雄発、離島・澎湖諸島馬公行きのトランスアジア航空(復興航空)GE222便が馬公空港付近に墜落した事故を受け、復興航空は24日午前6時半、記者発表を行い事件の詳細を伝えた。

復興航空社長による謝罪の様子(写真提供:中央社)

復興航空社長による謝罪の様子(写真提供:中央社)

トランスアジア航空によると機内には台湾国籍の乗組員4人、乗客52人のほかフランス国籍の乗客2人が機上しており、うち48人が死亡、10人が負傷したとしている。また、乗客の中には行政院文化建設委員会(文建会)に人間国宝と認定された木彫師の葉根壯氏も搭乗していたと台湾メディアにて伝えられている。

トランスアジア航空は負傷者の家族に20万台湾ドル、死亡者の遺族には80万台湾ドルの損害賠償金を支払う意向を示した。また、機内よりブラックボックスが発見されており、積極的に調査を行うために民用航空局及び飛行安全調査委員会と協力体制を整えたとしている。

事故現場に向かう交通部長(写真提供:中央社)

事故現場に向かう交通部長(写真提供:中央社)

台湾メディアの報道によると、同機は本来、23日午後4時に離陸する予定だったが、台風10号の影響により5時43分に変更され、6時30分に馬公空港に到着する予定だった。

この事件は、日本人は機上していなかったものの、日本各メディアでも大きく報道されている。

事故機体と類似したB-22815(写真提供:中央社)

事故機体と類似したB-22815(写真提供:中央社)

紅十字會援日最大建案 宮城縣南三陸町醫院動土

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 為協助日本311災區早日重建,中華民國紅十字總會陸續在岩手縣、宮城縣和福島縣等地區,參與多項援建案,其中由紅十字會提供高達22﹒2億日幣(折合台幣約6﹒6億餘元)援建資金的宮城縣南三陸町公立醫院及保健福祉中心,於7月14日舉辦動土典禮,這項援建案同時也是紅十字會在日本多項援建案中,預算最大的硬體項目。14日當天有中華民國紅十字總會副會長葉金川、宮城縣副知事三浦秀一和南三陸町長佐藤仁等人出席動土典禮,一同見證台灣的愛心在災區具體落實,而此援建案則預計於2015年10月完工。

中華民國紅十字總會副會長葉金川出席祈福與動土儀式

中華民國紅十字總會副會長葉金川出席祈福與動土儀式

 在日本311地震及海嘯中被沖毀的宮城縣南三陸町公立醫院(原名志津川醫院)及新設保健福祉中心,經過3年的整備和規劃後才進行動土開工,而在醫院重建前,紅十字會先在當地設置臨時診療所和臨時醫院,做為中繼服務。當地政府則費時將災後高齡化的情況和社會福利的需求,一併納入醫院的重建規劃,且為加強建物防災機能,不但在新院址基地進行填土墊高工程,同時也提升醫院建物的耐震程度、規劃完善的防災對策,確保緊急時有替代電力、水源及通訊系統,並特別保留遇災時的避難與診療空間及糧食儲備。

南三陸町公立醫院及保健福祉中心動土儀式現場

南三陸町公立醫院及保健福祉中心動土儀式現場

 未來南三陸町公立醫院落成後,1年將可服務5萬名一般病患和3萬1千名住院病患,而醫院旁興建的保健福祉中心則會以提供醫療、保健福祉(育兒、身心障礙者看護)和老年照護等服務為主,以因應當地人口嚴重高齡化的問題(30%人口為65歲以上長者)。

 

ヴァイオリニストのリチャードリンが日本人ファンを魅了

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第5回仙台国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門の優勝者リチャードリン(林品任)

第5回仙台国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門の優勝者リチャードリン(林品任)さん

 

優勝者のアフターケアの充実でもよく知られている仙台国際音楽コンクールは、昨年開催された第5回仙台国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門の優勝者リチャードリン(林品任)に対し、日本で演奏する機会として「第5回仙台国際音楽コンクール優勝記念演奏会 東京公演 リチャードリン ヴァイオリンリサイタル」を企画し、6月19日、浜離宮朝日ホールにて開催した。当日は台北駐日経済文化代表処の沈斯淳代表も来場し、公演後はリチャードと面会し、激励した。

左からリチャードリンさん、台北駐日経済文化代表処の沈斯淳代表夫妻、ロバートリンさん

左からリチャードリンさん、台北駐日経済文化代表処の沈斯淳代表夫妻、ロバートリンさん

同リサイタルでリチャードは作曲家ヨハネス・ブラームスのヴァイオリン・ソナタの第1番から第3番を演奏。そしてリチャードのヴァイオリンに合わせ伴奏を担当したのは弟のロバートリン。ロバートもまた数々のコンクールで優秀な成績を収める若手ピアニストである。

また、演奏終了後の鳴り止まぬ拍手に答えるかたちで、アンコールは3回行われた。アンコールにて演奏されたのは東日本大震災復興支援ソングの「花は咲く」。一輪の花を持って登場したリチャードとロバートは演奏だけでなく歌声も披露し、会場全体で合唱。そのほか日本の誇る演歌歌手「美空ひばり」の「愛燦々」を演奏した。

なお、リチャードがこのほど利用したヴァイオリンは台湾の奇美博物館の楽器コレクションであり、福島県の原発事故をうけ奇美博物館・郭玲玲館長夫妻から日本に贈られ、同リサイタルでリチャードに託されたものである。

リチャードは「このヴァイオリンを使用し、日本で演奏すること対しては大変意義を感じている。花は咲くを演奏しているときは会場と1つになり、とても感動した」と感想を語った。

リチャードとロバートは公演後にファンに対しサイン会を開催。サイン会か以上のロビーにはサイン待ちの長蛇の列が出来ていた。

サイン会の様子

サイン会の様子

サインをもらった昭和音楽大学に通う台湾人留学生の謝昊均さんは「僕もヴァイオリンを専攻している。リチャードさんのヴァイオリンは繊細な音色と表現方法が素晴らしかった。これから活躍していくと思う」と話した。

リチャードは2014年11月8〜9日に東京及び新潟にて東京交響楽団との共演、2014年12月3日に仙台にて仙台フィルハーモニー管弦楽団との共演が決まっている。

「在心中希望的種子」被災者・佐藤貞一さん~3.11の感謝の気持ちを込めて訪台~

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記念撮影(写真提供:はなそう基金)

記念撮影(写真提供:はなそう基金)

 

岩手県陸前高田市の津波被災者であり、「佐藤たね屋」(種苗業)の経営をしている佐藤貞一さん(60才)は6月20日から22日の3日間で台湾を訪問し、震災後の支援への御礼として中国語で講演会を行った。はなそう基金(代表理事:古森 剛)と日台若者交流会(代表:安西 直紀)が協力して後押し、実現した。

これに至る経緯としては、2011年12月、佐藤さんは“時折訪れる外国からの来訪者に英語でメッセージを伝えたい”という想いで、はなそう基金が開催する「Komo’s英語音読会@陸前高田」に参加。そして震災から1周年となる2012年3月、はなそう基金の活動会員の協力のもと、英語による震災体験手記「The Seed of Hope in the Heart」を完成させた。津波被災者が自作の英文で世界に向けて情報発信をするという、稀有な試みを成し遂げた。また、2012年6月には、次に芽生えた“震災後いち早くかけつけ経済面でも多大なる支援を行った台湾の人々に御礼の言葉を伝えたい”という想いから、英文で書いた同手記を、中国語で書き直した「在心中希望的種子」が完成。その次のステップとして実際に台湾現地を訪問してメッセージを伝えるという運びとなった。

講演の様子。写真右が佐藤さん、写真左がはなそう基金の古森さん。

講演の様子。写真右が佐藤さん、写真左がはなそう基金の古森さん。(写真提供:はなそう基金)

佐藤さんは英語も中国語も最初は初心者レベル。たったの半年で英語、及び中国語の震災体験手記をほぼ自力で完成させたのだ。この度の講演会に向けても佐藤さんはひたすら音読に励み、訪台直前の段階で周りが驚くほどの上達を魅せたという。

講演会に参加した台湾人は、現在の被災地の状況に非常に関心をもっており、みな熱心に佐藤さんの話に耳を傾け、公演後の質疑応答では時間切れになるまで質問が飛び交い、講演会は大成功を収めた。佐藤さん更なる挑戦に期待がもたれる。

黙とうする佐藤さん(写真提供:はなそう基金)

黙とうする佐藤さん(写真提供:はなそう基金)

「自分一人で来たわけではない、陸前高田の震災犠牲者2000人の魂を背負ってきたのだ、頑張らなければ。ピンイン、四声など知らぬ。津波で被った艱難辛苦、是にくらべれば、無学の中国語で御挨拶、何も怖くはない。中文を書き、津波最前線の地で、幾度となく思い出し、涙し、音読してきた。今回、震災の衝撃を思いを込めて伝えた。言葉ではない、気持ちだ。下手な中国語だが、被災者自ら、台湾のご支援に対し日本人として御礼を申し上げた。その意は少しでも伝わったようだ」(佐藤貞一さん)

東日本大震災被災地域の高校生を「台北 國立故宮博物院展」に招待

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被災地の学生らと記念撮影

被災地の学生らと記念撮影

特別展「台北 國立故宮博物院展‐神品至宝‐」(以下:故宮)に東日本大震災で被災地域に居住していた職員・高校生ら67人を特別招待した。6月24日開幕当日の一般客入場前の時間を使い、台北駐日経済文化代表処が日本交流協会の協力を得て実現させたもの。展示品の目玉「翠玉白菜」を参観するなど交流を図っていた。

翠玉白菜を参観する学生ら

翠玉白菜を参観する学生ら

被災地の岩手県から福岡高校及び盛岡第二高校、宮城県からは石巻西高校及び宮城野高校、そして福島県の相馬東高校の教員らが招待された。

この交流に立ち会った故宮の馮明珠院長は「日本と台湾は、地理的・歴史的・文化的に密接な関係がある。そして地震や台風が頻繁に発生する両国の国民はどんな天災に直面しても冷静且つ秩序よく助け合って対処し、復興に向け力を合わせて行動したということでも共通しています。皆様の故郷が準則に積極的で前向きな姿勢に私も、また全世界も感佩しています。皆様には同展見学という素晴らしい経験をお家に帰って家族やお友達に伝えてあげてください。いつか台湾にある故宮にお越しいただきたいと思います」と述べ、慰労とエールを送った。

これに対し宮城野高校3年の木村優さんは「震災当時、私たちの心を励ましてくれたのは、ラジオで伝えられた台湾の方々からの迅速で多大な義援金や物資などの支援のニュースでした。そしてさらに今回、このような形で励ましていただくこととなりました。この機会に私たち日本の若い世代が台湾の皆さんと積極的に交流を深めていきたいと思います」と感謝の言葉を伝えた。

「翠玉白菜」を鑑賞した相馬東高校1年の大田麗さん(写真:右)

「翠玉白菜」を鑑賞した相馬東高校1年の大田麗さん(写真:右)

また、学生らは今回のために授業内や部活動で故宮についての事前学習をしてきたのだという。「すごく昔に作られた貴重なものが自分の目の前にあるということに感動しました。私は所属する書道部で事前学習をしてきました。いつか台湾に行ってみたいです」(「翠玉白菜」を鑑賞した相馬東高校1年の大田麗さん)。

震災当時から3年以上過ぎた今でも“台湾”は東北の被災者らに希望を与え続けている。

日本政府 今年も3・11追悼式で「台湾」指名献花を決定

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日本政府は、3月11日の東日本大震災3周年追悼式で、昨年に続き、指名献花の対象に台湾の代表を加えることが分かった。

官邸ホームページは、1月21日の閣議で「東日本大震災3周年追悼式を政府主催により3月11日、国立劇場において天皇皇后両陛下の御臨席の下、各界代表の参列を得て実施すること」を決定、また、同日付で内閣府大臣官房に東日本大震災三周年追悼式準備室を設置することになった、と伝えた。

昨年は台湾の指名献花決定に際し、中国側は追悼式を欠席することで抗議の意を表明している。今回も中国側の反発が予想される。

民主党政権下では、一昨年の追悼式で指名献花の対象から外されていた。

台湾、フィリピンへの制裁解除 漁船銃撃事件から3ヶ月

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台湾、フィリピンへの制裁解除 漁船銃撃事件から3ヶ月 はコメントを受け付けていません。

台湾の外交部は8月8日、今年5月にフィリピンに対して発動した11項目の制裁を解除することを発表した。バシー海峡上で起きたフィリピン船による台湾漁船銃撃事件から3ヶ月。比アキノ大統領が特使を派遣し、被害者遺族と台湾の国民に対して正式に遺憾の意と謝罪を表明したことで、台湾人の対比感情悪化を引き起こした事件は、ようやく収束を向かえることとなった。

 

林永楽外交部長

林永楽外交部長(資料写真)

 

比政府は8日、アマデオ・ペレス大統領特使を屏東県小琉球に派遣。被害者遺族らに対して正式に謝罪した。特使はその後、損害賠償、加害者の処分、今後の対応策などをまとめた文書を林永楽外交部長に提出。これによると賠償問題に関しては遺族と弁護士の間で話し合い行われており、加害者に関しても沿岸警備隊の8人が殺人罪で起訴される予定であるという。

 

これを受けて外交部は「書面と行動によって陳謝と誠意が伝わった」として11項目の制裁を解除することを発表。また同時に、台比漁業会談の早期実施と加害者の迅速な起訴などを比側に要請した。両国関係が正常な状態に回復したことで、事件後に呼び戻されていた台湾の王楽生駐比大使と比の駐台大使も12日までにそれぞれ帰任した。

 

林部長は8日夜に行われた記者会見の中で、比政府に対し加害者の迅速な起訴を要求した上で「海上において武力及び暴力行使をしてはならない取り決めをいっそう強化する」と強調。また、台湾とフィリピンは一ヶ月以内に第二回台比漁業予備会合の開催することで合意した。

除隊直前の兵士死亡事件で 軍への批判高まる

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男子に対して兵役義務のある台湾で7月3日、除隊直前だった兵士が熱中症により死亡した。基地内に多機能携帯電話を持ち込み、謹慎処分を受けていたこの兵士は、上官からの指示で高温の環境下での運動を強要され、死に至った。上下関係が絶対の軍内で、「やり過ぎ」とも思われる懲罰の結果発生した悲劇に、台湾社会には大きな衝撃が走った。また、隠蔽とも取れる軍部の対応や、処分の甘さに対して批判の声が高まっている。

 

事の発端は6月23日にさかのぼる。兵役中の兵士が、休暇を終え宿舎に戻った際、本来は持ち込みが禁止されている多機能携帯電話を所持していたことから、桃園県楊梅の施設で一週間の謹慎処分が下った。6月28日に施設に入った兵士は、予定通りであれば7月4日に謹慎処分が解かれることになっていた。ところが直前の7月3日、上官は腕立て伏せや、走りこみなどの室内運動を命令。兵士は途中、二度に渡って身体の不調や休憩を訴えるも中止される事はなく、その後呼吸困難、意識不明に陥ったため病院に搬送されたが、帰らぬ人となった。

 

この事件で特に問題視されているのが、「なぜ劣悪な環境下での運動を命じたのか」、「なぜ身体の不調を訴えた際に適切な措置がされなかったのか」と言う点である。事件当時、熱中症への警戒指数は「危険」に達していた。にもかかわらず、激しい運動を行なわせたのは、まさに殺人的行為である。また、運動を終えてうずくまった兵士に対して関心を払う上官もおらず、適切な治療が間に合わなかったと指摘する声もある。最終的に台北三軍総医院に搬送された際の体温は44℃に達しており、大量の内出血を引き起こした。兵士は容態が悪化し、手遅れになるまで周りから見捨てられたのだ。

 

このような異常とも取れる懲罰と無関心には、かつてこの兵士が軍部の内務体制を批判し、上官らの反発を招いたことが背景にあるとの報道がある。しかし、あってはならない悲劇に台湾社会は震撼。国民からの相次ぐ批判を受け、7月9日国防部が行なった定例記者会見の場で、陸軍総司令部呉有明副指令が兵士とその遺族に対して謝罪。管理、監督体制に不備があったことを認めた。国防部は11日と15日の二度に分けて関係者37人の処分を発表。15日には高華柱国防部長が国民に謝罪、辞任の意向を表明するも、馬英九総統と江宜樺行政院長は17日現在も留意している。

 

しかし、事件の真相はいまだにあやふやだ。10日には遺族に対して、施設内の監視カメラ4台に残された映像が提供された。しかし謹慎期間中の7月1日午後2時から3時20分までの映像が4台共に消失しており、この時間に何があったのかは明らかにされていない。また、兵士が倒れてから救急車が到着するのに42分かかっていること、病院に搬送される際にもサイレンが鳴らされず、時速20kmで運転が続けられたことにも疑問の声が上がっている。不可思議な現象と、軍部の怠慢、腐敗とも言える行為が次々と明らかとなり、国民からは不信感も高まっている。

 

兵士の遺族らは徹底した真相究明を求めている。それに対し国防部も全力を尽くすとしているが、事件発生から半月以上が経過した現在、先行きは不透明のままだ。閉鎖的な空間である軍部内で起きた事件。責任者を処分することでこのような悲劇が再発しないと言う保障はない。この兵士の尊い犠牲が、軍部の風紀、体質改善につながるきっかけになればと願わずにはいられない。

台風7号の傷跡大きく 全台で2人死亡 農業被害額10億元

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7月13日未明に台湾へ上陸した台風7号は、台湾北部や西部を中心に大雨と暴風をもたらした。中央災害対策センターの調べによれば、13日午後10時30分現在で2人が死亡、1人が行方不明。123人が負傷したと言う。

 

一時は強烈台風(台湾基準)まで勢力を強めた台風7号は、当初の進路予想よりも南側を進み、台湾を直撃した。台風の接近に伴い、中央気象局は11日夜に陸上台風警報を発令。台北市では12日朝から風が強まり、断続的な雨が降り始めた。午後からは北部の自治体を中心に休業休校措置がとられ、台北市内の百貨店では繰り上げ閉店する店舗も見られた。また交通機関への影響では、台湾鉄路が午後から東部幹線を中心に優等列車の運転を見合わせたほか、夜には中山高速道路の五楊高架が強風のため通行止めとなった。

 

12日深夜から13日未明にかけては台湾のほぼ全域が暴風圏内となり、雨と風が強まった。13日午前3時ごろ宜蘭県と新北市の境界に近い三貂角に上陸。新北市淡水区では帰宅中の警察官が強風に飛ばされたレンガに頭を強く打ち死亡したほか、苗栗県では自宅屋根から転落し死亡した。また、台北MRT文湖線は始発から午前9時ごろまで運休。台湾高速鉄道は15日午後3時までの列車を全て運休した。台風7号は午前8時に新竹付近から台湾海峡へ抜けたが、台湾西半部を中心に大雨と強風が午後まで続いた。

 

一方、農業委員会が発表した台風7号による農業被害総額は、16日午前11時現在で11億4,775元にのぼっている。特に南投県、苗栗県、台中市では被害が大きく、被害総額はそれぞれ2億元を越えた。また農業委員会では梨、柿、バナナ、米、タケノコなど農作物への被害が大きかったとし、今後台湾人の食卓にも影響することが予測される。このほか教育部の発表によると、全国の学校関連の台風被害総額は2,653万元だった。