地震大国台湾は過去から何を学んだのか

taiwannp2 Posted in 社会事件
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「最初は小刻みな揺れだったが、突然時計回りに大きく揺れた」台北市内に住む男性は、6月2日台湾中部の南投県仁愛郷を震源とするマグニチュード6.3の地震発生当時の様子をそう語る。最大震度は雲林県草嶺で震度6(台湾基準)。南投県日月潭、彰化県二水、彰化市、嘉義県阿里山、嘉義市、台中市大肚、台南市では震度5が観測されたほか、台北や高雄でも震度3を観測した。この地震の影響で4人が死亡、19人が負傷した。また、各地で落石や大規模な土砂崩れが発生、道路や鉄道が寸断された。中央気象局によれば「今年最大の地震」だと言う。しかし、これだけの規模の地震でありながら被害が最小限に抑えられたことは、過去に同地域で発生した大きな痛みを乗り越えた結果だと言えるだろう。

 

フィリピン海プレートとユーラシアプレートの境界に位置している台湾は、ほぼ毎日のように地震が観測されている。6月2日の地震の震源域では今年3月27日にもマグニチュード6.1の地震が発生している。台湾最大の被害を出したのも、この中部地方である。日本統治時代の1935年4月21日に発生したマグニチュード7.1の新竹台中地震。3000人以上が死亡、50000戸の建物が全半壊した。苗栗県三義郷にはこの地震で崩落した縦貫線の赤れんがアーチ橋遺構「龍騰断橋」があり、地震の脅威を今に伝えている。「老台北」こと蔡焜燦著「台湾人と日本精神」の中に登場する「君が代少年」の逸話があった地震と言えば、ご存知の方も多いはずだ。

 

戦後最大の地震は1999年9月21日に発生した921地震(台湾大地震)である。震源は南投県集集鎮で、6月2日と3月27日、双方の震源から20kmも離れていない。マグニチュード7.3、死者・行方不明者2400人、10万戸の建物が全半壊した地震は、今でも台湾人の記憶の中に強烈に焼き付いている。最大震度である震度7を観測した南投県魚池郷で被災した男性は「あたかも誰かが家を手に持って、左右に揺さぶったような感じだった」と揺れの激しさを語る。被災後は、家にある全ての家具を固定し、倒れやすいものを高所に置かないように心掛けた。「震災以降、防災に対する意識は高まった」と言う。

 

一方、地震で下層階が崩落し、80人が亡くなった台中市大里区の大型マンション「金巴黎社区」で被災した女性は「住んでいた棟は倒壊こそ免れたが、全ての部屋のドアが開かなくなり、全て壊して外へ出た。マンションのエントランスが倒壊し、塀を乗り越えて敷地外へ避難した」と話す。後になって鉄筋コンクリートの柱の中にドラム缶がつめられていたなど、手抜き工事が倒壊の原因であることが明らかとなった。震度4を観測した台北市で倒壊した東星ビルも同様だ。87人が死亡・行方不明となったこのビルは、倒壊後の調べで、設計不良と建材の強度不足が明らかとなった。

 

6月2日の地震で建物の被害が少なかったのは、1999年の921地震で耐震強度の低い建物が軒並み倒壊し、その後再建された強固な建物が揺れに耐えたことが理由の一つとして挙げられるだろう。この点は、今年4月20日、中国四川省芦山で発生した地震で、2008年5月12日の汶川地震後に再建された建物にも被害が生じたことと対照的である。台中市や南投県など921地震の被災地では震災後、地震によって隆起した逆断層を保存する教育公園が整備された。また、倒壊した廟や傾いた鉄塔がそのまま残されている場所もあり、地震の記憶を後世に伝えている。

 

しかし、台湾全土で防災意識が浸透しているかと言えば、決してそうではないだろう。苗栗市に住む男性は防災に関して「特に何もしていない」と話す。台北市の別の男性も「地震は恐いけれど、家族で話し合う機会もない」と、消極的な態度だ。「熱しやすく冷めやすい」と言われる台湾人の性格。もし別の場所で、同規模の地震が発生した際、被害が最小限に抑えられると言う保証はない。台湾に住む一人一人が、過去の経験から学び、予期せぬ災害に備えることが重要であろう。6月2日の地震で被害が少なかったのは、単なる偶然ではないことを祈りたい。

フィリピン船が台湾漁船襲撃 外交部がフィリピン政府に抗議

taiwannp2 Posted in 台湾 — 総合, 社会事件
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中華民国外交部の発表によると、5月9日午前11時ごろ、台湾船籍の漁船「広大興28号」が鵝鑾鼻(ガランピ)沖で操業中、フィリピン船から突然銃撃された。これにより乗組員一人が死亡。外交部は同日夜、フィリピン政府に対し厳重抗議し、謝罪と賠償を要求した。

 

事件が起きたのは鵝鑾鼻(ガランピ)の東南沖250キロ、北緯20度、東経123度の地点。台湾が主張する中間線である「暫定執法線」の内側で、台湾とフィリピン双方の排他的経済水域(EEZ)の重複海域。乗組員の証言によると、操業中、フィリピン船が広大興28号のおよそ40メートル地点まで接近し突然発砲。銃撃を受けた広大興28号は自力での航行が出来なくなり、台湾人乗組員一人が被弾し死亡した。銃撃は一時間に渡って続けれられたと言う。

 

行政院海岸巡防署からの通報を受けた外交部は、関係当局に対し事件の調査と対応を要請。同日夜7時、フィリピン側がフィリピンの公務船による銃撃を認めたため、王楽生駐フィリピン大使はフィリピン政府に対して厳重抗議を行ない、正式な謝罪と容疑者の逮捕、賠償を要求した。これに対し10日午前、フィリピン駐台大使が遺族に対して見舞いの言葉を述べたとともに、台湾とフィリピン双方の関係当局が協力して事件の調査を行なうことを提案。しかし、攻撃は正当防衛であり、正式謝罪の要求は受け入れられないとした。この対応を受けて台湾側から大きな不満の声が上がっており、問題は長期戦の様相を呈している。

 

台湾の漁業を巡っては、5月10日から「日台漁業取り決め」が正式発行し、宜蘭の漁船が尖閣諸島沖へ出港。マグロ漁を開始した。しかし操業のあり方を決める「日台漁業委員会」は5月7日に第一回会合が行われたものの、具体的な進展は見られていない。尖閣諸島周辺海域において、今回同様の事件が発生するとは考えにくいが、万が一トラブルが発生した場合にどう対処するべきか、検討する必要があるだろう。

中国湖南・張家界で観光バスが転落 台湾人ツアー客ら14人死傷

taiwannp2 Posted in 社会事件
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交通部観光局の発表によると、台湾の旅行会社が主催した中国ツアーに参加していた台湾人らが乗車した観光バスが、道路脇へ転落する事故が発生。この事故で少なくとも3人が死亡、11人が軽症だという。

 

事故は29日午前11時45分頃発生。湖南省長沙から張家界へ走行中、前方で発生した事故を避けようとして道路脇に転落したと言う。この中国ツアーは台湾の旅行会社大手、雄獅旅行社によるもので、張家界、鳳凰古城、九天洞などを8日間でまわるツアー。死亡が確認されたのはツアーコンダクターの女性一人と参加者の女性二人。軽症を負った11人は常徳第一人民病院と常徳第二人民病院に搬送され、治療を受けている。

馬総統、第四原発の建設工事中止は「違憲」

taiwannp7 Posted in 社会事件
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馬英九総統は4月22日、現在建設工事段階にある第四原発の建設中止を求める国内主要環境保護団体と面会した。馬総統は「総統に就任以来、エネルギー問題に精一杯尽くしてきた。製造業においてはエネルギーの節約の具体的成果も出ている。自分が行ったエネルギー政策は各方面から好評を博している」と就任以来、原発を含めたエネルギー政策の効果を強調した。

面会した環境保護団体は、反核を求める陳述書を馬総統に手渡し、「政府は直ちに第四原発の建設工事を中止してほしい。また、同原発に対する国民投票(現在、国民投票を行う動きが加速している)は必要ない。なぜならばそれは税金の無駄遣いになるからだ」と原発に対する反対を表明した。

これに対し馬総統は「2000年(民進党、陳水扁総統時代)に当時の政府は第四原発の工事を一時中断したことがある。でも、立法院(国会に相当)では、行政院(内閣)の憲法に違反するとし、当時の最高裁裁判官(最高裁)では、違憲との判決が出ている」と反論。

馬総統は続けて「第四原発の予算はすでに行政院を通過しており、今、建設工事を中断することは出来ない。もし、特別な事情があれば立法院の同意を得なければならない」と理由を説明した。 環境保護団体と同席した一般市民団体に対する馬総統意見は食い違いが生じた。

民間環境保護団体は「政府は『核は安全、だから国民投票は不要』とした態度だが、投票案は進行中で、多くの国民の希望は立法院は『国民が投票する権利を主張してほしい、めくら判を押さないでほしい』と主張したものの、馬総統から明確な回答はなく、その場は落胆の雰囲気に包まれた。同団体は、「全国のエネルギー会議の開催が急務。時期は早ければ早いほど良い」と主張。また、東部地区の核開発も再検討の必要があり、湿地なら生物の保護の観点から湿地法、海岸法など議題は山ほどあると既存の原発に対する再検討も要求。環境保護団体は「馬総統は1カ月以内に具体的な回答をすべき、政府各部門の回答には納得できない、再度総統の考えを聞きたい」と近いうちに再度総統と面会する機会を求めた。

海外から日赤への震災後の義援金、アメリカと台湾が最高に

taiwannp1 Posted in 日台 ー 交流, 東日本大震災関連
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東日本大震災後、台湾から日本に寄せられた義援金が200億円を超える破格なものだったことは、すでに報道されているが、今回、海外から日本赤十字社に寄せられた義援金を、日赤が国・地域別にまとめたところ、2012年末時点で、アメリカと台湾が同じく29億円を超えて1、2位となったことが判明した。

全体では179カ国・地域から計227億円にのぼった。これは、自治体を通じて被災者支援に使われる。

東日本大震災後、台湾の義援金が話題になってから日台関係は一層、緊密なものになりつつあり、3月11日の追悼式には、駐日・代表処の沈斯淳代表が指名献花に加えられるなど、待遇が見直されたばかり。日赤のデータでも台湾の親日度が証明された恰好だ。

最貧国49カ国のうち30カ国からも計約6億円が集まったという。バングラデシュ、アフガニスタン、ブータン、東ティモール、アフリカなど。

ちなみに、

1位 アメリカ   29.9億円

2位 台湾     29.2億円

3位 タイ     20.5億円

4位 オマーン   10.7億円

5位 中国      9.1億円

6位 アルジェリア  8.3億円

7位 イギリス    7.8億円

8位 ベトナム    7.8億円

9位 香港      7.2億円

10位 フランス    6.1億円

交流協会、台湾のテレビ「三立新聞台」で東北(被災地)の特集番組を放送

taiwannp1 Posted in 東日本大震災関連
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三陸を取材する記者

三陸を取材する記者

交流協会は、東日本大震災が発生してから2年を経過した現在、東北の被災地が着実に復興している現状、及び東北の魅力を紹介する番組を台湾のケーブルテレビチャンネル三立新聞台で放送した。背景には、東日本大震災時に、台湾の国民から寄せられた多額の義援金がある。

番組は「全球Online」という夜の番組。2月18日(第1回目=三陸町)、25日(第2回目=石巻市、釜石市、大追町)、3月4日(第3回目=大船渡市)3月11日(第4回目=福島市)にわたって放送された。女性キャスターが現地を取材しながら、壮絶な津波被害を目の当たりにしながらも、そこで力強く生き抜こうとする日本人を紹介しながら、観光地・物産、産業、文化、自然、日常生活など、豊北の魅力に迫る内容となっている。

※この放送内容を動画にて収録したWebは以下の通り。

http://event.suntravel.com.tw/japan311

但し、放送及び紹介記事は中国語のみ。

ところで、同番組を放送したチャンネルは、ドラマの視聴率が台湾No.1の「三立台湾台」を擁する三立グループ。同グルーブは「三立台湾台」、「三立新聞台」、「三立都会台」、「三立国際台」など4つのチャンネルを持つ。

台湾のテレビは、ケーブルテレビの普及が進み、地上波の再送信チャンネル、衛星放送経由のチャンネル、ケーブルテレビチャンネル合わせて80チャンネル以上が視聴可能となっている(ペイチャンネルも含む)。

台湾の放送局を大まかに分類すると以下のようになる。

【地上波】

■中華電視(台湾の地上波テレビ局)

■台湾電視(台湾の地上波テレビ局)

■中国電視(台湾の地上波テレビ局)

■全民電視(1997年に開局した台湾初の民放地上波テレビ局)

■公共電視(台湾の公共テレビ局)

【ケーブルテレビ】

■東森新聞台(台湾のケーブルテレビ局)

■三立新聞台 (台湾のケーブルテレビ局)ほか。

【衛星放送】

■中天電視(台湾の衛星テレビ局。かつては香港資本だったが、現在『中国時報』系列)

■TVBS(香港TVB系の台湾の衛星テレビ局)

■中央広播電台(台湾の海外放送)ほか。

震災から2年 福島の伝統芸能を伝える記録映画台湾初公開

taiwannp2 Posted in 日台 ー 交流, 東日本大震災関連
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東日本大震災とそれによって発生した福島第一原子力発電所事故から2年。震災で被災した各地の地名は、台湾を含め世界中に知れ渡ることとなった。しかし、原発事故が発生した福島は、事故ばかりがクローズアップされ、そのことに複雑な気持ちを抱く人も多い。そんな中、本来の福島の姿を台湾の人に見てもらいたいとする有志によって、福島を映した写真展と、南会津の伝統芸能を取り上げたドキュメンタリー映画の上映会が行なわれた。

 

会場となった迪化街のギャラリーURS155

会場となった迪化街のギャラリーURS155

 

発起人のリリー池田さんは福島出身。今年一月から台湾に滞在し、至る所で「ノーモア.フクシマ」と書かれた反核の旗を目にした。そのことで「福島イコール被災地、イコール汚染地。原発が有った所だよねと言うレッテルがついてしまった」と感じたと言う。また、台湾人の中には「福島は全域で人が住めなくなっている」と誤解している人もいた。しかし「今でも200万人以上の県民が頑張っている」、「福島の文化や、違った一面も台湾の人に紹介できたら」と思い立ち、友人、知人らに声をかけ、今回のイベントが実現する事となった。

 

このイベントのきっかけとなった「不要再有下一個福島(ノーモアフクシマ)」と書かれた旗

このイベントのきっかけとなった「不要再有下一個福島(ノーモアフクシマ)」と書かれた旗

 

11日に行なわれたイベントでは、いわき市の一般市民が撮影した、現在の日常風景の写真が展示されたほか、「2011年山形国際ドキュメンタリー映画祭」で、「コミュニティーシネマ賞」を受賞したドキュメンタリー映画「檜枝岐歌舞伎やるべぇや」が上映された。この檜枝岐歌舞伎は、人口630人の日本で最も人口が少ない村、福島県檜枝岐(ひのえまた)村に270年に渡って伝承されている伝統芸能で、国の重要有形民俗文化財に指定されている。この映画は伝統芸能伝承の一環として、地元の中学生が文化祭で檜枝岐歌舞伎を演じるまでの様子が描写されている。

 

発起人のリリー池田さん(左)と邱翊さん

発起人のリリー池田さん(左)と邱翊さん

 

「檜枝岐歌舞伎やるべぇや」の安孫子亘監督は「撮影に入ったのは2009年。震災とは全く関係無く、福島の自然そして文化を撮っていこうと撮影に入っていった」と話す。しかし安孫子監督は、この映画の重要性について、「震災によって、多くの人命や財産が失われたなかで、復興に向けて、その人達が立ち上がろうとしたの(きっかけ)が伝統文化」、「コミュニティーを支えているのが、一つの頼りが、村の祭りであったり、そう言った伝統行事なんです」と、被災地の復興に伝統文化が大きな役割を果たしている事を指摘する。今回の台湾での公開は無償で引き受けたと言い、映画を通して「かけがえのない故郷を知ってもらいたい」と語った。

 

安孫子亘監督。着ている法被は、映画にも登場する桧枝岐歌舞伎の花駒座星長一座長からお借りしてきたもの

安孫子亘監督。着ている法被は、映画にも登場する桧枝岐歌舞伎の花駒座星長一座長からお借りしてきたもの

 

映画上映の直前には、会場となったギャラリーURS155の中庭で、キャンドルが灯された。暖かな空間の中での映画上映会には、40人を越える観客が訪れ、立ち見が出る程の盛況振りとなった。インターネットでこのイベントを知ったと言う20代の女性は「今、福島と言えば、原発問題のイメージ。でも現地の人たちがどう向き合って、将来に向けてどのように取り組んでいるか知る事ができない。このドキュメンタリーを見て、伝統文化の継承活動を知ることができた」、「以前の福島を知ることができたし、これからの福島も、この様にあって欲しい」と感想を語った。また別の女性は、前日に淡水で行なわれた東日本大震災関連イベントも訪れたと言い「(被災地が)未来に向けて、どのように進んでいくべきか興味があった。実際に見てみて、とても感動した。復興できる事を信じている」と話してくれた。

 

会場の中庭では、キャンドルが灯された

会場の中庭では、キャンドルが灯された

現在も震災報道に多くの紙面が割かされている福島民報も、安孫子監督が持参したもの

現在も震災報道に多くの紙面が割かされている福島民報も、安孫子監督が持参したもの

多くの観客が集まった会場

多くの観客が集まった会場

 

安孫子監督は現在も福島に関係するドキュメンタリー映画を制作しており、今年の山形国際ドキュメンタリー映画祭に出品する予定だ。また、今回の訪台で、台湾の魅力も感じたと言い、台湾での上映にも前向きな姿勢を覗かせた。

駐日代表受邀參加 紀念311獻花

taiwannp9 Posted in 日台 ー 総合, 東日本大震災関連
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台北駐日本經濟文化代表處沈斯淳代表應日本政府邀請,於3月11日下午出席在東京國立劇場舉行的第二屆「東日本大震災」追悼儀式,代表政府與人民向311大地震罹難者及家屬表達悼念與慰問之意。

 由於去年3月11日「東日本大震災」的追悼儀式上,當時台灣並未被安排唱名獻花,代表出席的駐日副代表羅坤燦也僅被安排坐在民間企業與組織的「一般出席者」席位,因而備受日本與論批評、遭到日本國會抨擊,當時的日本首相野田佳彥在參議院預算委員會上則為此道歉,坦承此事有疏失,因而今年在311地震屆滿2年之際,駐日辦事處便獲得日本政府邀請,並表示會將台灣加入獻花唱名名單,與其他外交使節團一同坐在貴賓席。

 追悼儀式由日本首相安倍晉三主持,日本天皇伉儷出席,日本內閣閣員、國會議員、各國駐日使節及各界代表共千餘人與會參加,場面莊嚴肅穆。日本政府於今年的追悼儀式中感謝各國對東日本大震災的關懷與協助,並安排「唱名獻花」,沈斯淳代表與各國使節均獲邀向311大震災不幸罹難者獻花致意。

 台日雙方國民感情深厚,近年來透過多項交流與合作,使得雙方關係變得更加密切,未來可望在此一基礎上繼續加強雙邊交流互動。

中華民國紅十字會311日本賑災款項 預算執行率達96﹒6%

taiwannp9 Posted in 日台 ー 交流, 東日本大震災関連
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日本311大地震屆滿兩周年,災區重建仍在持續進行中,中華民國紅十字會日前公布最新的重建進度,除了福島縣相馬市馬場野公營老人住宅於去年8月完工,岩手縣山田町大澤保育園將於3月21日舉行啟用典禮,並在當地為組合屋民眾舉辦「重生希望‧生命勇氣關懷音樂會」,將結合台灣及日本災區的音樂家,傳達台灣對311受災民眾的持續關懷。另外大槌町兩個地區,91戶災害公營住宅則預計於今年夏秋之際竣工,至於福島縣相馬市南戶崎、狐穴井兩地共22戶公營老人住宅,也預估將於4月中完工。紅十字會六大硬體重建計畫中,除了宮城縣南三陸町、氣仙沼市及岩手縣大槌町公營住宅等,預計於2015年底前完工外,其餘計畫皆可望於2013年底前完成。

岩手縣吉里吉里臨時保育園現況,已增列為紅十字會的援建項目之一

岩手縣吉里吉里臨時保育園現況,已增列為紅十字會的援建項目之一

第一棟完工的相馬市長屋

第一棟完工的相馬市長屋

 中華民國紅十字會表示:會內包括311日本賑災專案緊急賑濟款,及6個市町長程重建計畫預算皆全數撥付給日本赤十字社,而截至今年2月28日止,紅十字會勸募加計利息總收入為新台幣25億7761萬4844元,總支出為24億9004萬5475元,預算執行率達96﹒6%,因匯率等因素產生的餘款,則已經和日本赤十字社協調,將投入包括像是吉里吉里保育園重建,以及日本赤十字社執行的整體復原重建計畫等,並將用於支持岩手線赤十字社進行為期3年的心理支持計畫,結合專業心理諮商師,協助災區居民及長者走出組合屋、擴大社交圈。

中華民國紅十字會與日本赤十字會人員一同訪視組合屋居民

中華民國紅十字會與日本赤十字會人員一同訪視組合屋居民

組合屋區民眾

組合屋區民眾

 日本311大地震後,如何妥善分配、利用適合的土地是重建時必須面臨的挑戰,包括營建人力不足及建築成本上漲等,勢必也將隨著重建工作的推進接踵而來。日本災區的重建還需要更多的政府機構、慈善團體和民眾的長期關注與支持。

原発反対派が大規模デモ 原発建設を巡って揺れる台湾

taiwannp2 Posted in 台湾 — 総合, 東日本大震災関連
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東日本大震災によって発生した津波による被害と、福島第一原子力発電所事故から二年。3月11日直前の3月9日と10日にかけて、台北では原発反対派による大規模デモが行なわれた。震災当時、どの国よりも早く、暖かい支援の手を差し伸べてくれた台湾。その台湾が今、原発廃止、建設中止を巡って大きく揺れている。

 

現在台湾には原発三ヶ所、原子炉六基があり、3月9日現在、定期点検中の第二原発二号炉以外全てが稼動中である。また現在、新北市貢寮区では龍門原発と呼ばれる第四原発の建設工事が行なわれている。しかし、台湾は日本と同様地震大国であり、第一原発と第二原発の中間地点である新北市金山には、陽明山から北東に伸びる活断層が存在している事から、福島第一原発事故以降、その安全性に疑問の声が上がっている。

 

また、屏東県墾丁にある第三原発以外の原発は全て新北市の太平洋側に位置しているばかりか、第二原発に至っては、原発から半径30km以内の地域に台北市の全域が含まれている。万が一大規模な事故が発生した場合、台湾最大の人口密集地である台北市、新北市、基隆市などの台北大都市圏、そして台湾全体の政治、経済、産業、生活に甚大な影響を及ぼす可能性がある。

 

また、一部メディアによって、台東沖の蘭嶼島にある放射性廃棄物保存場で廃棄物のずさん管理と、それに伴う放射能漏れの可能性が指摘された。台湾電力(台電)側は環境への影響はないとしているが、真実を隠蔽しているのではないかと言う疑問の声はぬぐい切れていない。また、そもそも台湾の電力供給は既に安定しており、新しい原発を建設する必要もないと言うデータも存在している。

 

高まる反原発の声を受け、2月25日、江宜樺行政院長は第四原発建設続行の是非を問う国民投票を早ければ7月にも行なうことを決定。また、大規模デモの実施に先駆けて、女優のリン・チーリン(林志玲)やグイ・ルンメイ(桂綸鎂)、アイドルグループS.H.EのEllaなどが支持を表明したほか、かねてより原発反対を訴えていた台湾の最大野党民進党もデモへの支持と参加を表明した。原発問題に政治思想も入り混じり、様相は複雑化している。

 

9日には台北のほか、台中、高雄、台東でもデモが行なわれた。最大規模のデモが行なわれた台北では、支持や協力を表明した団体は環境保護団体や婦人会、学生団体、企業団体など、正式申請をしているだけでも100団体を超えた。集合場所となった総督府前のケタガラン通り(凱道)には、午後3時の行進開始前には多くの参加者がつめかけた。支持団体や学生団体のグループのほか、家族連れやカップル、お年寄りなども見受けられ、原発問題への関心の高さを伺わせた。

 

一家四人で参加した家族は「原発は要らない」と訴える

一家四人で参加した家族は「原発は要らない」と訴える

「ノーモア福島」の旗を掲げる政治大学の学生グループ

「ノーモア福島」の旗を掲げる政治大学の学生グループ

祖父母と一緒にデモに参加した男の子

祖父母と一緒にデモに参加した男の子

実家が第一原発と第二原発に近い新北市金山だと言う男子大学生は「小さい頃は原子力がどんなものか知らなかったけど、物心ついてからは、いつも安全に対する不安があった。原発は要らない」と話し、国民投票については「選挙権が有るから絶対に投票する。自分の意見を言う大事な機会だ」と語った。また、小学生の子供2人と一緒にデモに参加した30代の夫婦は、「第四原発建設の費用がかかり過ぎている」と第四原発建設中止を訴えた上で、それに伴って電気代が値上げされる可能性が有る事については「それは仕方がない。全ては子供たちの未来のため」と話した。

 

景福門を進むデモ隊

景福門を進むデモ隊

防護服に身を包んだ参加者

防護服に身を包んだ参加者

デモ隊は多くの観光客が集まる中正記念堂も通過した

デモ隊は多くの観光客が集まる中正記念堂も通過した

 

赤ちゃんを抱きながらデモ行進に参加した30代の男性は「東日本大震災は、原発問題を考えるきっかけになった」と話し、福島第一原発事故の発生が、原発の危険性を改めて認識させた事を語った。髪の毛を反核マークの形に刈り取った20代女性は「デモに参加するのは当然。行動して、声をあげる事が重要。パソコンの前で座っているだけじゃいけないと思う」と話し、「原発は事故が一度起きてしまうと、その影響範囲は広く、(汚染は)なくならない」と原発廃絶を訴えた。職業軍人の20代女性は「原発はない方がいい。でも、資源がない台湾で、どうしていくのかは難しい問題」と語り、原発廃絶の難しさを語った。

 

沿道のファーストフード店からも声援が送られた

沿道のファーストフード店からも声援が送られた

海南路を進むデモ隊。主催者側の発表では10万人が参加した

海南路を進むデモ隊。主催者側の発表によると10万人が参加した

核マークの髪型で注目を集めた女性。昨日の夜に切ったと言う

核マークの髪型で注目を集めた女性。昨日の夜に切ったと言う

 

デモ行進には、原発推進派の立法議員のリストがを掲げ、罷免しようと訴えるグループもいたほか、防護服に身を包んだ参加者もいた。主催者側の発表によると、台北では10万人、高雄7万人、台中3万人、台東2000人の参加者がいたという。台北ではこの後9日夜から10日早朝にかけて、凱道で座り込み抗議を行なう。

 

原発に対して、国民がどの様な決断を下すのか、今後も動向を注意深く見守る必要がありそうだ。