台日蔵書票特別展、日台の深い繋がり伝える

taiwannp10 Posted in 文化・教育, 日台交流
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台日蔵書票特別展「南島風情のスタイル」が6月10日、台湾文化センターで開幕し、国立台湾文学館に寄贈されている全43点の蔵書票が展示されている。台湾文化センターの朱文清センター長によると、蔵書票をテーマにした展示会が同文学館で開催された際、蔵書票には日台の歴史的な深い繋がりがある事を知り、日台文化交流の一環として同展を日本で紹介すべきだと考え、同展開催に至ったという。

関係者らで記念撮影

蔵書票とは、本の見返し部分に貼って、その本の持ち主を明らかにするための小紙片であり、版画技法で制作される美術品でもある。もともと台湾では蔵書票文化が盛んではなかったが、日本統治時代に、日本の小説家である西川満が台湾で創刊した自身の雑誌で蔵書票をのせるなどし、台湾の蔵書票文化を切り開いていった。この頃から日本と台湾は文学や美術においての交流があり、西川満は近代の日台文芸において重要な人物ともいえる。

西川満所有の作品の展示

なお、西川満の所有していた作品は歴史的に価値が高い蔵書票と言われており、同展では6点の展示が叶っている。そのほか、台湾の風景シリーズや歴史民俗シリーズなど、台湾の歴史的背景や、普段の生活が映し出された蔵書票が展示されており、朱センター長は「台湾で生活している人ならこれを見れば、生活の風景が浮かんでくるであろう」と語った。

開催初日には同所で開会式が行われ、朱センター長、台北駐日経済文化代表処の郭仲煕副代表、国立台湾文学館の廖振富館長、日本書票協会の内田市五郎会長、さらに版画家としても有名な台湾書票協会の潘元石会長らが出席した。

国立台湾文学館の廖振富館長による像書票の歴史についての説明

廖館長は、「日本と台湾の文化が密接な関係にある中、このように同館に寄贈されている作品を日本で正式に展示する事ができて嬉しく思う」とし、「日台の芸術においての交流をさらに発展させ、お互いを知ってもらう事が同展の一番の目的である」と話した。

版画家でもある潘元石会長、日本語で挨拶

なお、同展は9月4日まで開催している。

台湾の歴史や民族を感じる蔵書票が43点展示されている

(2017/6/12)

生於台灣長於日語 作家溫又柔談夾縫間的創作

taiwannp6 Posted in 中文, 文化・教育, 華僑 ー 関西
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作家溫又柔

2009年以「好去好來歌」獲得昂文學獎佳作,2015年以「台湾生まれ日本語育ち」獲得日本隨筆作家俱樂部獎的旅日作家溫又柔6月4日應邀到中華民國留日神戶華僑總會會館,以「生於台灣長於日語」為題演講,吸引50多位僑胞、留學生、日本民眾到場。

溫又柔在神戶華僑總會青年部成員葉翔太介紹下微笑出場。她首先以日中台三語問候到場聽眾,隨後以堅定、清朗的音調朗讀「我的特權」一文,說明自己出生台灣、在日本成長,在兩個國家、國籍、日中台三種語言之間來去、苦惱、疑惑、猶豫、困擾,決心書寫屬於自己的日本、屬於自己的台灣,不為日本人也不為台灣人、更不是為了什麼促進台日友好文化親善交流,為了曾經被日本人緊抱的日語和台灣人佔有的中國語彈開、迷失落腳之地而懸吊半空、呼吸困難的自己,屬於哪一方卻又不屬於哪一方,她決心書寫那個夾縫,在夾縫中來去創作,將她被授予的特權發揮到最大極限。

溫又柔(右)與大阪大學教授宮原曉對談

演講會場

一個多小時的演講中,溫又柔談自己的成長環境因3歲隨父母來日而有了「切斷」,也提到大學時代與日本同學一同前往上海留學,在西安拿出中華民國護照時,被擔任翻譯的女性一句話「沒有這樣的國家」而感到被排除的孤獨、受傷,也大概是在這個時期,興起想寫屬於自己的小說的念頭。持有中華民國護照的她,到了台灣資料上是「回國」,但是中國語卻無法說得像普通台灣人一樣,有人說「你這個人會知道什麼台灣」、「你完全不了解真的台灣」,在日本成長、受教育,卻以外國人被看待,她認為唯獨日語,日語在回到日本時等待著她,也包容了她。日語中有中國語和台語的狀況對她而言才是母語,這樣的念頭漸漸高昂了之後,她開始思索如何將這樣的心情寫成小說。她坦承自己的想法很簡單,為什麼自己不是日本人卻活在日語當中?是台灣人卻被授予日語,以日語而活;台灣人是指誰?日語又屬於誰?她說滿腦子想的都是這些事,想以這些主題來書寫。置身於因成長環境帶來的差異中,她認為自己以一個創作者而言,擁有得天獨厚的特權,正因為執著於文學,她能夠藉由書寫,將自己所看到的景色給看不到的人看,讀者因為她的文字而看到以前沒有看到、但確實存在的事物,因此而感到豐饒的話,她認為身為小說家非常幸福。最後她告訴聽眾,為了讓下一代也能堂堂說出自己的語言,以一個作家將繼續表達言論的自由,非關政治性的主張,而是訴求一個人能堂堂地活著的最低限度、即使用自己的語言,希望像自己一樣,成長背景中擁有各種語言的孩子們能明白用自己的語言說自己的話是件很棒的事。

不少讀者帶書前來讓溫又柔簽名留念

溫又柔與左起神戶華僑總會會長陸超、青年部副部長潘宇、日台若手交流會代表加藤秀彥、青年部會員葉翔太、大阪大學教授宮原曉、神戶大學台灣留學生會會長黃柏瀧合影

神戶華僑總會會長陸超、青年部副部長潘宇、會員葉翔太都在會中分享了自身成長過程中感受到的差異及語言所帶來的衝擊。演講結束後的問答時間,與會民眾亦相當踴躍地提出各種問題及看法。有人認為溫又柔能寫出唯獨她才能表達的內容,對今後的作品比表示期待,也有人問及她對海外母語承繼的看法。溫又柔不諱言說,小時候媽媽中台語交雜、加上奇怪的日語讓她覺得非常害羞,學習日語的同時也貶低母親的語言,相信現在的日本也常會陷入這樣的氣氛中,但是,現在想來,如果當時有人能對自己說「一起學學媽媽的母語」或是「你媽媽不奇怪、像你媽媽這樣的說法也是有的」,那孩子心裡就會輕鬆多了。

 

策畫此次演講的葉翔太表示,第一次看溫又柔的著作,震驚於和自己的感受完全一樣,在日本台灣人的成長過程裡,一直碰到有邦交無邦交的一些因素,以及日本的外交方針,台灣人很難在日本表達自己的意見,也容易變成政治因素,可是溫又柔的著作中即使提及這些部分,描述卻是非常溫柔,希望藉由她的演講,可以讓會員們從同樣的尷尬際遇中得到慰藉。神戶大學留學生劉靈均認為溫又柔的演講鼓勵了各種各樣的人去講自己的歷史,找出真正的自己,他認為溫又柔的書不僅是她自身的心路歷程,同時也有歷史的價值。特地從名古屋來的日台若手交流會代表加藤秀彥表示,很難得能聽到住在日本的台灣人的想法,透過語言該如何與人相處等等..初次耳聞的內容很多,獲益良多。

(2017/06/06  23:09)

観光サミット晩餐会が過去最多の数で盛大に開催!

taiwannp10 Posted in 政治, 文化・教育, 経済, 観光・美食
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「日台観光サミットin四国」に先立ち5月31日、香川県浜田恵造知事と高松市大西秀人市長主催の歓迎晩餐会がJRホテルクレメント高松で行われ、台湾からは台湾交通部観光局の周永暉局長、台湾観光協会の葉菊蘭会長のほか、観光関係者ら過去最多である約90人が参加した。

県知事らと記念撮影

葉会長は来賓のあいさつで、松山市と台北市が2014年10月、香川県と桃園市が2016年7月、高松市と基隆市2017年5月にすでに友好協定を提携している事に言及したほか、2013年3月に高松空港から桃園空港直行便が就航してより、毎日大勢の台湾人が四国を訪れており、近年交流が盛んであると話した。今では台湾人が新しく行きたい観光地として四国が含まれているとの事。しかし、年間約480万人の台湾観光客が日本に来ている一方、日本から台湾に行く観光客は約180万人と少なく、葉会長は「同サミットで、我々が直面している観光における課題をシェアし一緒に解決し、双方地方間での観光や経済面の交流を促進していきたい」と強調した。また、客家文化が味わえる台東県や、島から島へと渡りながら観光する澎湖などの観光地についても触れ、「台湾には掘れば掘るほど魅力がたくさんあるので、旅行会社と力を合わせていきたい」と話した。

記念撮影、左から台湾交通部観光局周永暉局長、台湾観光協会葉菊蘭会長、香川県浜田恵造知事、代表処謝長廷代表

なお、来賓として参加していた駐日経済文化代表処の謝長廷代表は鏡開きをしたほか、浜田知事と記念品交換を行った。

鏡開きをする謝長廷代表(右6)

また、来年2018年の同サミットはすでに台湾の台中市での開催が決定しており、これに際し、台中市の林佳龍市長も同晩餐会に参加した。林市長は台湾記者団らのインタビューに対し、「2018年に行われるフローラ世界博覧会(以下:花博)を誘致しに四国に来た。現在日本人が台湾に旅行に行くとしても台北か高雄が大半であるため、観光客数を伸ばすためにも花博のほか、高美湿地や谷関温泉などにも来てほしい。来年観光客増加を見越して飛行機も増便できるようにしていきたい」とコメントした。

高松市大西市長と団らんする台中市林市長

なお、同晩餐会冒頭には、主催である浜田知事が「同サミットにおいて日本と台湾双方向龍拡大を目指し、今後は高松空港と台湾の直行便のようなさまざまなルートを取り入れ、台湾から四国、四国から台湾の観光客を増やしていきたい」と述べたほか、高知県の尾崎正直知事、徳島県の飯泉嘉門知事、愛媛県の上甲俊史副知事が自県のPRを行った。

晩餐会の様子、過去最多数で開催

一方同晩餐会途中では、和太鼓集団と蝶の会による香川の伝統的芸も披露され、台湾一行は香川の文化に触れたり、日本の観光関係者らとの団らんを楽しんだ。

 

蝶の会による「こんぴら船々踊り」を披露

 

(2017/6/1)

「長谷川ホテル&リゾート」と「台北城市科技大学」が産学連携

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協定締結式にて。長谷川ホテル&リゾートの阿部夏樹社長 (左)と台北城市科技大学の連信仲校長

日本の企業「長谷川ホテル&リゾート」(阿部夏樹社長)と台湾の大学「台北城市科技大学」(連信仲校長)は5月24日、同社錢妙玲顧問の協力の下、同大学内でインターンシップ(以下:インターン)生の受け入れに関する産学連携協定を締結した。台湾の学生を受け入れて日本の文化を知見させる機会を設け、日台の架け橋になりたいとの同社の思いから締結が実現された。さらに阿部社長は近い将来海外進出も視野に入れており、20年の東京五輪までに今後30の宿泊施設の新設を目標とし、外国人観光客の受け入れに備える構え。また、学生側も日本で実際に働き経験を積む事ができるため、相乗効果も狙えるとしている。

左から長谷川ホテル&リゾートの錢妙玲顧問、 台北城市科技大学の董事長・鄭逢時氏、長谷川ホテル&リゾートの阿部夏樹社長、台北城市科技大学の連信仲校長、應用外語系主任の管美燕氏

なお、同社は過去に台湾人1人を日本現地採用しているが、インターン生の受け入れは初めて。すでに今年の7月より4人のインターン生の受け入れが決まっているほか、今年卒業予定の同学生2人を、正社員として採用決定している事も明らかにした。

同締結により、同学生は日本で1年間インターンを行うと同時に単位も取得する事もできるため、通常通り4年間で卒業が可能となる。また必要書類を同社に提出する事で特定活動ビザを取得できるとしている。

同社によると、今後事業拡大をしていく上、今後もインターンの受け入れを展開し、将来的には正社員として採用後、ホテルの支配人となる人材を育てていきたいとしている。

一方同大学の連校長は締結式で、近年学校側では学生が海外へインターンに行く事を推進しており、同締結により学生が同社ホテルで実習を行う事で、スキルを磨き、視野が広がる機会となれば良いとコメントした。また、応用外国語学科の管美燕主任は、「日本のオリンピックに向け、中国語、英語、日本語を話せる人材構築に力を入れており、同締結後は英語学科など日本語学科以外の学生も日本のインターンに参加できるようにしていきたい」と話した。

長谷川飯店集團與台北科技城市大學產學合作 學生來日實習拓展技能

taiwannp10 Posted in 中文, 文化・教育, 日台 ー 交流, 日台交流
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日本長谷川飯店集團和台北城市科技大學於5月24日在校內簽定產學合作協定,將提供該校學生赴日實習的機會。預計今年7月將有4位學生前往長谷川系列飯店實習,並已有兩位畢業生通過就職考核,將成為正式員工。

左起 長谷川飯店集團阿部夏樹社長 城市大學校長連信仲簽訂產學合作協定

此次產學合作協定的簽訂是透過長谷川飯店集團顧問錢妙玲推薦,雙方希望藉由實習提供台灣學生了解日本文化的機會,成為台日交流的橋樑,同時為因應2020年東京奧運舉行所帶來的觀光人潮,長谷川飯店集團將設立30家飯店,朝向國際化經營。

長谷川飯店集團曾透過現地採用的方式錄取過一位台灣員工,這次簽訂產學合作協定,為首次提供台灣學生實習機會。實習生將在日本實習一年,未來若能錄取成為正式員工,長谷川飯店集團希望將其培訓成為飯店經理人。

台北城市科技大學校長連信仲表示,近年校方推動海外實習,希望雙方合作讓學生到日本飯店實習,藉此增益技能並開拓眼界,對未來就業更有幫助。台北城市科技大學應用外語系主任管美燕表示,為迎接2020年東京奧運,需要具備中、英和日語等雙外語能力人才,透過這次產學合作的機會,不只日語專長的學生可赴日實習,英語專長學生也同樣有機會體驗日本職場。

〈2017/05/29/09:46〉

左起 台灣新聞社主錢妙玲顧問 城市大學董事長鄭逢時 長谷川飯店集團阿部夏樹社長 城市大學校長連信仲 應用外語系主任管美燕合照

大阪中華學校106年全體會議 新理事長連茂雄6月上任

taiwannp6 Posted in 中文, 文化・教育, 華僑 ー 関西
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會議中針對各種議題熱烈討論

大阪中華學校5月26日在中華料理大東洋舉辦106年理監事暨評議員全體會議,臨時動議中針對幼稚班招生狀況及高中部設置等問題熱烈交換意見,理事長代行洪勝信發表,理事會通過決議,下月起副理事長連茂雄接任理事長一職。

駐大阪辦事處僑務組長黃水益(右1)代表陳訓養處長出席。

駐大阪辦事處處長陳訓養因公務不克出席,由僑務組長黃水益代表問候致意。黃水益感謝在座各位為僑教及僑校的永續經營,不惜犧牲寶貴時間,會議的結果駐館將盡全力配合、協助。

校長陳雪霞做校務報告

校長陳雪霞在校務報告中說明,本年度有兩位教育部華語文外派教師蒞校,為期一年,目標強化華語文教學及華語文檢定,另有兩位替代役教師協助低年級多人數班級、支援安親班,為增強學生體能活動,聘任體育專攻教師,並繼續與國內大專院校華語文教師合作,提升學生華語能力,透過夏令營、暑期班、中文營等活動,提供國內華語文教師海外授課平台。

理事長代行洪勝信說明,5月8日在大阪中華學校舉行理監事會議,會中副理事長連茂雄經全場一致贊成,升任理事長一職,6月4日正式上任;關於來是否設置高中部,由於學校遷徙問題尚未定案,日前返國參加僑務論壇時,僑委會提到歡迎僑生或外籍生前往台灣升學、留學,大阪中華學校目前雖無高中部,中學畢業即有管道前往台灣留學。校長陳雪霞亦補充說明,近來多位在日本高中畢業的校友特地返校申請前往台灣留學的推薦書,目前已順利在台灣的大學就讀,過著精采多姿的留學生活,希望大家瞭解即使從大阪中華學校中學部畢業,未來升學也毫無問題,請家長大可放心。

會中發表,下月起副理事長連茂雄升任新理事長。

下月即將上任的新理事長連茂雄表示,參加理事會大約有25年時間,過去學校曾有過經濟狀況很不好的時期,但在15年前 理事會經營不動產後,學校財務漸漸好轉,希望今後能夠再繼續發展。他說「目前學校可能要換一個比較大的地方,如果換成的話 ,將來也可以辦高中 ,有更多的發展。現在接下這個任務,其實是一個很大的任務,換校之事,責任重大,希望大家互相協力,讓學校能夠永續發展。」

校長陳雪霞認為連理事長長年來擔任副理事長協助學校各項業務,對校務極為熟悉,台灣師範大學畢業後來日,在關西學院大學專攻教育心理學,不僅是教育出身,曾任職銀行的他對財務也非常清楚,為人通達圓融,對學校的經營亦有獨到的見解,可謂理事長的不二人選,期待在連理事長的帶領下,全體教職員同心合力,去年剛慶祝創校70周年的大阪中華學校一定能有非常光明的願景,迎向100年。

(2017/05/28   08:26)

日本舞踊とパントマイムで八田與一夫妻の愛を表現

taiwannp1 Posted in 文化・教育, 日台交流
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八田與一・外代樹夫人へ捧ぐ追悼公演「生命の水」が5月27日、新宿のスタジオエヴァで行われた。同公演は、日本統治時代の台湾・台南市で烏山頭ダムと灌漑施設、嘉南大圳の建設に貢献した日本人技師・八田與一氏の5月8日の命日に合わせて企画されたもの。主催は一般社団法人月のしらべ、外代樹夫人役を月妃女さん(日本舞踊家)、八田氏役を鈴木政彦さん(パントマイミスト)が演じた。なお、台湾文化センターの朱文清センター長夫妻も駆けつけ鑑賞した。

外代樹夫人を演じた月妃女さん(右)と、八田氏を演じた鈴木政彦さん(左)

「解説しなくても、台詞が無くても、耳が聞こえなくても、国籍をこえてどなたにも豊かにイメージして頂けるような舞台を」という月妃女さんの思いから、同公演は日本舞踊とパントマイムのみを用いて、セリフなしで八田氏と外代樹夫人の一途な愛が表現された。月妃女さんが日本舞踊とパントマイムをコラボレーションさせた舞台を手がけたのはこれが初めて。言葉はないものの、両者の表情や所作からは当時の八田夫妻が蘇ったかのように感じられる場面が幾度か見受けられた。

妊娠を喜ぶシーン(写真撮影:柴田正継)

月妃女さんによると、良く台湾に通っている日本人建築家から八田夫妻の話を聞き知り、夫妻について調べるうちに外代樹夫人の夫、子供、故郷、台湾に対する純粋な愛に感銘し、外代樹夫人に焦点を当て、同舞台を企画したという。「夫を亡くした終戦後、故郷へ戻らず夫が完成させたダムに身を沈めるという選択をした外代樹夫人。子供がいながらとったこの選択を『子供を捨てた母親』と思われていては死んでも死にきれない苦しみだと思う。私は誇りに思うべく純粋な愛の塊のような方という事を、演じる事で皆さんにお伝えしたかった」(月妃女さん)。

天で再開し、地を見下ろしながら寄り添う二人(写真撮影:柴田正継)

また、月妃女さんは台南市の頼清徳市長とも面識があり、台南で毎年行われる八田氏慰霊祭に合わせ日本舞踊を舞うという話も持ち上がっていたという。月妃女さんは、「今回は残念ながら台南で公演する事は出来ず、日本での公演になったけれど、是非来年はこの公演を台南でもお披露目したい」と今後への期待を語った。

なお、同公演のチケット代3000円の内の500円は、八田與一・外代樹夫人・ダム工事で命をおとした人々の慰霊の為に「嘉南農田水利会」へ寄付される。

(2017/05/27 )

横浜静岡地区の僑務委員、「新南向政策」協力で一致

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「106年度 横浜静岡地区僑務座談会」が4月17日、横浜大飯店で開催され、議題に基づき討論を行ったほか、僑務委員ら華橋の要望も聴取された。同会には、横浜及び静岡地区の中華民国僑務委員、各僑民団体の主要幹部、青年代表らが出席した。

同座談会では、テーマを2つに絞って協議が行われた。1つ目は、台湾政府が進める「新南向政策」に対し、日本の華僑はどのように協力をしていくか、2つ目は、現在2020年の完成を目指す横浜中華学院新校舎の建設問題についてだ。

まず、東南アジア諸国連合(ASEAN)、南アジア、オーストラリアおよびニュージーランドなどの国々との関係を全方位的に発展させ、地域の交流発展と協力を促進する事を目指す「新南向政策」については、台北駐日経済文化代表処横浜分処の粘信士処長から、日本の華僑らが持つ全世界華人ネットワーク、人脈を十分に利用し、日本の企業らと共に東南アジアへ進出する台湾企業などの支援や援助をして欲しい事を説明。出席者への協力と理解を求め、最後はサインをもって、全員一致で協力への意向を示した。

台北駐日経済文化代表処横浜分処の粘信士処長は「新南向政策」に対し架橋らからの協力を求めた

 

横浜中華学院、新校舎建設で基本案見直し

また、横浜中華学院新校舎の建設については、同校の馮彦國校長と陳廣佳理事から説明が行われた。馮校長によると、近年、両親が日本人であっても中国語を勉強させたい学生の親が増えている事などの理由から、生徒数が年々増加しており、それにより校舎が狭すぎるとの声も多くあがっていたが、今年に入りますます問題視されるようになってきたという。これを受け、2020年の完成を目指している新校舎の施工だが、現在になって、近隣の約280坪の水道局跡地を賃借出来る可能性が浮上した。陳理事は、もし、賃借出来た場合には、そこに保育園と幼稚園が一緒になった認定総合こども園の設立を考案している事を説明。認定こども園は政府からの交付金がでる為、低コストでの設立が可能である。そして、認定こども園設立が現実となった際には、現在新校舎の建て直しをする場所に小学部、中学部、高中部のみ設置する事になり、従来の計画していた6階建て校舎を1階減らし5階建てにする事で約4億6千万円のコストダウンが考えられるため、現在は同案を視野にいれ、再度基本計画の見直しをしているという。

新校舎の建設について説明する、横浜中華学院の馮彦國校長

さらに馮校長は、新校舎の建て直しのみならず、日本人で同校に通う親達も一緒に中国語を学べるようなテキスト等々も考案し、全体的な改革を目指したいと、更なる目標も提示した。これに対し僑務委員の鄭尊仁氏は、「電子テキストを製作し画面に触れただけで中国語の発音が流れるなど、最新の技術をとりいれてはどうか」とアドバイスをしたほか、横浜静岡地区の華僑らに対しては、「資金面の支援のみでなく、自らの持つ知識を学校側に提案するなど、協力していこう」と呼びかけた。

(2017/04/18)

福岡の官民協働型スタートアップ支援施設に台湾からも参加

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福岡市の中心街・天神地区の中心にある旧大名小学校跡地にベンチャーの起業を支援する「福岡グロース・ネクスト:FUKUOKA growth next」が4月12日にオープンし、台湾の産学官協働グループ「青創基地:Taiwan Startup Hub」の中心メンバーが同所を訪れてエールを送った。

「福岡グロース・ネクスト」は同小学校跡地を世界に飛躍できるベンチャー企業のスタートアップ拠点にすることを目指しており、施設内には入居企業とそれをサポートする事務局(スタートアップカフェ)に加えて、共同ワーキングスペース、イベントスペース、喫茶店、スタンディングバー、3次元プリンターを備えたDIYスタジオもある。

スタートアップカフェには、様々な相談の一次窓口になるコンシェルジュが常駐するほか、木曜日には弁護士、税理士、司法書士、行政書士や銀行担当者が詰めてベンチャー企業の誕生・成長・成熟に必要な相談のワンストップサービスを行う。

「福岡グロース・ネクスト」がオープンした旧大名小学校跡地

教室がベンチャー企業のオフィスや事務局に

青創基地の関係者の「福岡グロース・ネクスト」訪問のきっかけは、昨年2月に福岡市と台北市が両者のベンチャー企業のスタートアップの海外展開について相互に支援する覚書を締結した際に高島宗一郎市長が青創基地を訪れ、協力を呼びかけた事。そこで高島市長は経済特区の運用で可能となったスタートアップビザの発行や、福岡に進出するスタートアップ企業のオフィス家賃や従業員の給与を支援するなどのスキームをアピールし、更に日本の投資ファンドとスタートアップ企業とのマッチング機会の提供を表明した。

台北市・柯文哲市長と福岡市・高島宗一郎市長の間で交わされた覚書

これを受けて、台湾からの第一号ベンチャーとして、スマートフォンを使ったゴルフ場管理アプリを開発したGolface社が「福岡グロース・ネクスト」に入居した。同社は開発したアプリを九州のゴルフ場に売り込む傍ら、入居スペースを台湾のベンチャー企業に開放し、日本への進出を促したいとしている。

Golface社の福岡進出を手助けし、今回の「福岡グロース・ネクスト」オープンに合わせて来日した青創基地の関係者は、ベンチャー企業にとって誕生から成長・成熟までのワンストップサービスを受けられることの魅力。福岡の成長力と新しいものを受け入れる人々の高い包容力が台湾ベンチャーの持つ技術力を開花させてくれる可能性に期待を寄せるとともに、福岡の企業が台湾のベンチャー支援拠点である青創基地を利用してグローバル企業に育つことなど、両拠点の連携を大いに進めたいと述べた。

スタートアップカフェで夢を語る台湾・青創基地の関係者たち 左から、李達生・青創基地、林伯恒・国立交通大学、鄭淵仁・日出點創の皆さん。(右端は日本側協力者、林紀全氏)

最後に5月30日から6月1日までの3日間台北で開催される COMPUTEX TAIPEI 2017 – InnoVEX にスタートアップを目指すアジアの多くのベンチャーが出展することを紹介し、福岡のベンチャー企業にもぜひ参加して交流してもらいたいと締めくくった。

李素貞さん個展ついに開幕!

taiwannp10 Posted in 文化・教育
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李素貞さんの創作油絵個展「一人の母親が描いた台湾」が4月5日、東京芸術劇場5階ギャラリー1で開幕した。会場には李さんの作品71点が展示されている。構成ごとに部屋が分かれており、まるで迷路のような会場の造りには、次の部屋への想像や期待が膨らみ、作品は元より、会場の雰囲気も楽しむ事ができる。この特殊な工夫は、同展主催者であるフリージアグループの佐々木ベジ会長の発案だという。

展示会の様子

李さんは同展開催に当たり、「5年前に父が話してくれた70年以上も前の台湾の苦難の過去を、今度は自分が引き継ぎ、絵を通して多くの人に伝える義務がある。一人の母として、過去に長年体験してきた台湾人の恐怖や不安を日本人に伝えたい」と同展の主旨について話したほか、「まさか東京で自分の個展が開かれるとは思いもせず、本当に光栄である」とコメントした。

作品の紹介をする李さん

 

なお、同展開幕に際し同日、同会場にてレセプションが開催された。主催者の佐々木会長は、「敗戦後の暗い時代を絵としてしっかり残し、絵を通じて体感し、想いを共有する貴重な活動を行っているのが李さんのすばらしさである。政治的要素はあるが、自分の想いを素直に絵に描く『一人の乙女』という事を忘れないでほしい」とコメントしたほか、「アジアの中で、人権と自由を自力で勝ち取った国は台湾とインドだけであり、台湾はアジアの宝である」と強調した。

記念撮影左から佐々木会長、許前前代表夫妻、芳枝夫人、李さん夫妻、朱センター長

また、来賓として、台北駐日経済文化代表処(以下:代表処)謝長廷代表の芳枝夫人、台湾文化センターの朱文清センター長夫妻、さらには代表処の許世楷前前代表や李さんの親戚でもある台湾民視テレビ局の田再庭名誉会長のほか、多くの国会議員らも出席し、同展を祝した。芳枝夫人は、「李さんは一人の台湾の母親として台湾人の心の声を描いており、李さんの作品は生命力、情熱、哀愁が満ち溢れていて感銘を受けた」とコメントした。また、日台議員連盟の顧問で、日台のより親密な国際関係構築のため、会場の手配等同展開催に携わった東京都の内田茂都議会議員は、「まさに台湾の国を愛し、そこに生まれ育った事を誇りに思った李さんだからこそ、この報いられない想いを描く事ができたのではないかと思う。同展を通じて日台交流の大きな礎となり、今後も素晴らしい交流ができる事を願っている」と話した。

田名誉顧問流暢な日本語であいさつ

なお、同展は9日まで開催予定であり、李さんの油絵のほか、書道家である李さんの夫の書道の作品も展示されている。

李さん夫妻記念撮影

 

(2017/4/6)