まるで台湾!大阪中華学校で春節祭開催

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 台湾の旧正月を祝して行われる毎年の恒例行事「台湾春節祭」が2月5日、大阪中華学校で行われた。主催は中華民国留日大阪中華総会。同イベントは今年で17回目。会場には生憎の雨にも関わらず、台湾の雰囲気や美食を求めて多くの来場者で賑わった。

大阪中華学校で春節祭を開催

大阪中華学校で春節祭を開催

 大阪中華学校の校庭で行われている同イベントでは、円を書くように在日台湾華僑団体や台湾料理店の露店が並んでおり、牛肉麵、魯肉飯、蔥油餅、香腸、皮蛋、茶葉蛋、肉粽、豆花など台湾に行かなければ食べられないような料理が販売された。来場者も、「毎年台湾グルメが食べられる事をとても楽しみにして来ています」、「台湾で食べたような本場の味の台湾料理が頂けるので、まるで台湾に来たみたいで嬉しい」など、大満足の様子が伺えた。

お茶で煮て作る茶葉蛋も販売

お茶で煮て作る茶葉蛋も販売

台湾で旧正月に食べられる年糕(もち)

台湾で旧正月に食べられる年糕(もち)

 また、舞台上では台湾からやってきた伝統雑技の団体パフォーマンスの他、獅子舞の練り歩き、二胡演奏、民族舞踊披露などが行われ、来場者は台湾文化への理解も深めた。

舞台での伝統舞踊のパフォーマンス

舞台での伝統舞踊のパフォーマンス

伝統雑技の演目では福を撒く意味を込め飴を配った

伝統雑技の演目では福を撒く意味を込め飴を配った

 

紹興酒で鏡開き!

 

 当日行われた開会式には、この日のために台湾から来日していた台湾僑務委員会の呉新興委員長のほか、主催者である中華民国留日大阪中華総会の洪里勝信会長を始め、台北駐大阪経済文化代表処の陳訓養処長、台北駐日経済文化代表処(以下:代表処)の張仁久副代表、同じく代表処僑務部の王東生部長、日本中華連合総会の毛友次会長、大阪市浪速区の玉置堅司区長など来賓が多数出席し、紹興酒で鏡開きを行い、春節を祝った。なお、鏡開きに使用された紹興酒は、振る舞い酒として無料で配られた。

紹興酒で鏡開き

紹興酒で鏡開き

 開会式に登壇し挨拶した洪里会長は、「同イベントは今年で17回目で、今では大阪中華学校卒業生の同窓会の場にもなっている。大阪に在住する華僑らも多く来場して頂いているし、浪速区の地域の皆様方にも沢山来て頂いた。是非楽しんで頂きたい」とし、来場者を歓迎した。

中華民国留日大阪中華総会の洪里勝信会長

中華民国留日大阪中華総会の洪里勝信会長

 また、今年初めて同イベントに参加した呉委員長は、「このようなイベントは台湾の華人における新年の雰囲気を日本の社会にお伝えする良い機会だと思う。国と国の文化交流は意義がある。また、佛光山などのブースも設けられていたが、このような台湾の宗教文化を伝える事もとても大切であると感じた」と述べた。

台湾僑務委員会の呉新興委員長

台湾僑務委員会の呉新興委員長

 呉委員長は開会式後、1つ1つ各ブースに挨拶に廻ったほか、獅子舞のパフォーマンスの際は、獅子舞に紅包(赤い封筒に入ったお年玉の意)を渡すなど、大阪地区の華僑らを激励した。

呉委員長はブースを廻り、華僑らと交流した

呉委員長はブースを廻り、華僑らと交流した

獅子舞に紅包を渡す呉委員長

獅子舞に紅包を渡す呉委員長

 

 

 

 

台日環境教育推廣 名產大研究團隊獲環境大臣表彰

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2016年9月在苗栗縣大同高中向學生解釋二氧化碳數據的情況(照片提供:伊藤雅一教授)

2016年9月在苗栗縣大同高中向學生解釋二氧化碳數據的情況(照片提供:伊藤雅一教授)

由名古屋產業大學台日教授和學生所組成的「名古屋產業大學環境教育計畫」研究團隊,榮獲2016年地球溫暖化防止活動環境大臣賞,其中環境教育類共53件計畫角逐,最終7個團隊獲獎,頒獎典禮於12月5日在東京舉行。

其實這個團隊在2014年就曾獲得日本環境共生學會的環境活動賞,在官方和學術方面都獲得了肯定。

環境教育計畫是由名產大教授伊藤雅一領軍,團隊成員包含教授岡村聖、林敬三以及博士生高木祥太和許容瑜等。計畫在2003年便開始啟動,談起開始的原因,團隊代表伊藤雅一表示,2005年《京都議定書》生效後,各國致力於降低二氧化碳濃度,但其實二氧化碳的排放和吸收量是肉眼無法看到的,因此和廠商共同開發測定器,用來測量二氧化碳濃度,以便推廣環境教育。

研究團隊先將研究成果編撰為教材《大家一起來製作CO2地圖~全球暖化與我們的生活》,並開發環境教育支援系統,推廣至日本的中小學和高中並設立測定站,讓學生可以實際測量學校周遭的二氧化碳濃度,以「探求」的方式學習環境課題。

這項成果也於2011年在姐妹校台灣育達科技大學的協助之下,進一步推廣到台灣的中小學和高中,而研究團隊中的兩位台灣成員—教授林敬三和博士生許容瑜,便是計畫在台灣推廣時的主力。除了將教材譯為中文外,林敬三負責計畫台在推廣的協調,許容瑜也擔任校園環境教育中的教學助理。

依研究成果所編撰的教科書,由教授林敬三編譯、博士生許容瑜翻譯為中文,並贈書兩千冊給台灣國中小和高中。(照片提供:林敬三教授)

依研究成果所編撰的教科書,由教授林敬三編譯、博士生許容瑜翻譯為中文,並贈書兩千冊給台灣國中小和高中。(照片提供:林敬三教授)

目前計畫與台灣的主要合作據點在苗栗縣,曾在苗栗縣主辦的環境教育國際研討會中,培訓中小學教師和環境教育志工,也將環境教育課程分批在苗栗21所國中小和高中推廣,其中新英國小便以課程成果參加2015年苗栗縣中小學科展,獲得地球科學組第一名。

14年來,這項環境教育課程已推廣至台灣和日本的112所中小學和高中,約4千3百位學生曾參與課程,同時也有約1千1百位教師和義工參加研習,並在台日兩地設立了26個測定站。

比較起兩地的差異,伊藤雅一和林敬三都提到,在日本推廣時需要和學校個別交涉,再依學校所需內容設計出不同的課程,但是計畫在台灣進行時,因為透過苗栗縣環保局的協助,短時間就能在很多學校裡實行。

對於這次獲得環境省的肯定,伊藤雅一表示會持續將研究成果應用到實務上,為培育人才做出貢獻。林敬三則希望透過教育,台灣可以在30年後成為先進的環保大國。博士生許容瑜說透過這項計畫,讓她實際參與了教學過程並與學生互動,瞭解到推廣環境教育的意義。

研究團隊表示,下一步計劃將台灣的測定據點拓展到嘉義和高雄,藉以瞭解熱帶的二氧化碳濃度,另一方面也和苗栗縣環保局、育達科大和國立聯合大學合作,持續將環境教育課程推廣到其他縣市的學校,今年也將在育達科大設立日本台灣環境教育中心。研究團隊也希望,以台灣的成果作為海外環境教育推廣的範例,持續向亞洲各國邁進。

僑委会春節訪問団、本日公演

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台湾の僑務委員会が106年目の春節を祝して結成した特別文化訪問団が本日3日、浅草公会堂でアジア7ヶ国13地域の巡回公演の日本公演を開催する(18:00〜)。

 同訪問団は毎年僑務委員会によって結成されているもの。毎年台湾を代表する文化的なアーティストらを引き連れアジアを巡回しコンサートを行っている。

今年は、台湾語を用いるバンドの「董事長樂團」、女性歌手の于台煙さん、客家語歌手の黃連煜さん、台湾語歌謡界大御所の文夏さんなどが出演し、台湾の文化促進及び交流を行う。

 これをうけて台北駐日経済文化代表処(以下:代表処)の僑務組みは2日、浅草ビューホテルで日本の華僑団体代表らを招き同訪団の歓迎晩餐会を開催。約50人の華僑代表らが集まり、同訪問団を歓迎し、交流を深めた。

特別文化訪問団を在日華僑らが歓迎

特別文化訪問団を在日華僑らが歓迎

乾杯の様子

乾杯の様子

 当日あいさつした代表処の郭仲熙副代表は、「同公演は昨年の公演の成功を受け、すでに“お決まり”のイベントになった。日本の紅白歌合戦でお正月が来る事を感じられるように、毎年、同訪問団が来日すると台湾のお正月がやってきた事を感じられる」と同訪問団の来日を歓迎。

代表処の郭仲熙副代表

代表処の郭仲熙副代表

 また、同訪問団の責任者である這虎音樂の趙家駒さんは、「私たちは文夏先生と沖縄で公演を行った事がありますが、東京は初めてです。明日は精彩な公演をお見せします」と意欲を語った。

同訪問団の責任者である這虎音樂の趙家駒さん

同訪問団の責任者である這虎音樂の趙家駒さん

華僑らと交流する文夏さん(左)

華僑らと交流する文夏さん(左)

 

(2017/2/3)

ITI研修生、茶の湯に日本の心と文化を学ぶ

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日本での企業研修のために福岡を訪問中の台湾貿易センター国際企業人材育成センター(ITI)の生徒たちが、1月23日に福岡市早良区の西南学院大学・コミュニティセンターの茶室で茶道の体験講習を受け、茶の湯に日本の心と文化を学んだ。

一行を出迎えたのは、「和文化教育・敬水会」のメンバー。敬水会を主宰する志村宗恭先生から畳の間に上がり、着席するまでの作法の指導を受けるところから体験講習が始まった。

 

畳の間に着席するまでの作法の指導

畳の間に着席するまでの作法の指導

 

人数の関係で畳に座る組と椅子に着席する組に分かれた両方の研修生に対して、志村先生はまず、これから伺うそれぞれの研修先で出会う上司、同僚、お客様などとスムーズに接触するために、茶の湯を通じて日本の心と文化を感じ取ってほしいと述べた。

「和の心」を説く志村宗恭先生

「和の心」を説く志村宗恭先生

 

次いで、真っすぐな姿勢で行う呼吸法、礼に始まり礼に終わる茶道におけるお辞儀の仕方、お菓子とお茶のいただき方、周囲の人々への心遣い、飲んだ後の感謝の表現などについて説明した後、実践に移った。

 

初めて畳に座ってお茶をいただく

初めて畳に座ってお茶をいただく

 

 

椅子席でお茶をいただく

椅子席でお茶をいただく

 

実際にお茶をたて、いただく間に茶器やお茶をたてる一連の動作、床の間に飾られた掛け軸とお花の説明をまじえ、今日のこの時は二度とない「一期一会」このひと時に感謝し、大事にしようと呼びかけた。

 

床の間に飾られた2つの掛け軸

床の間に飾られた2つの掛け軸

 

先生方のたてたお茶をいただいた後、和室、椅子席両方で研修生が茶たての実体験を行い、更に茶道への理解を深めた。

 

和室での体験

和室での体験

 

椅子席での体験

椅子席での体験

 

すべての講習終了後、研修生を代表して林芸貞さんから敬水会を代表する志村宗恭先生に感謝の言葉とお礼の記念品が手渡された。

それに対して、志村先生から台湾と日本には共通する温かい心があること。目に見えるものに対する感謝、人に対する感謝、食べ物への感謝、自然に対する敬意などの「心」を台湾と日本が共有して世界中に広めていきたいこと。気持ちが通じる台湾の方々に茶道を教えることはとても嬉しいこと。明日から3週間の研修には今日学んだことがきっと役に立つと信じているので、これを生かして頑張って欲しいとの答礼があり、体験講習を締めくくった。

 

研修生から体験講習の御礼を手渡す

研修生から体験講習の御礼を手渡す

 

集合写真

集合写真

 

台湾「国際企業人材育成センター」の研修生が福岡入り

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台湾貿易センター国際企業人材育成センター(ITI)の日本語プログラム研修生のうち、福岡で実務研修を行う23人が1月22日(日)の11:00過ぎに福岡空港に到着した。

福岡到着

福岡到着

福岡での研修は、日本の企業や団体の現場を体験するために、台湾貿易センター(TITRA)福岡事務所と福岡県が連携して2003年度から実施しているもので、今年が14回目となる。

福岡地方は前夜からの強い寒気に覆われており、出迎えの両事務所の職員に案内されてバスに向かう途中も「寒い、寒い」を口にしながらの移動となった。

寒い中、バスへ移動

寒い中、バスへ移動

市内の景色をゆっくり見る暇もなく、空港から30分足らずでホテルに到着

市内の景色をゆっくり見る暇もなく、空港から30分足らずでホテルに到着

 

ホテルに着いた一行は、さっそくTITRA福岡事務所の池内彩子氏と福岡県商工部の山谷貴章氏並びに3年前に福岡で研修を受け、研修先の会社に就職した葉頴儒氏から研修内容、滞在中の生活、日本の企業のビジネス文化などについてのオリエンテーションを受けた。

 

池内彩子氏は、滞在中のスケジュールを丁寧に説明するとともに、ここにいる皆さんには台湾を代表して福岡に来たのだという気持ちを持ってもらいたいこと。ビジネスの習慣などの違いに戸惑ったり、研修先にお願いしたいことがある場合には、まず自分か山谷氏に相談して欲しいと話した。

 

研修内容を丁寧に説明

研修内容を丁寧に説明

 

山谷貴章氏は、福岡市内での交通機関の利用の仕方や万一アクシデントがあった時の救急連絡の仕方を説明するとともに、日本はいま最も寒い時期だが、企業の事務所や商業施設、飲食店などでは強い暖房をしているところもあるので、簡単に着脱が出来るような服装で体調管理をしてほしいこと。風邪などでせっかくの研修機会をフイにするようなことが無いように注意することを話した。これに対して研修生からは、台湾の冬には寒い日もあるが、基本的に暖房をしていない。この違いに注意したいとの声が聞こえた。

長丁場の生活上の注意も

長丁場の生活上の注意も

 

葉頴儒氏は、3年前の福岡研修の先輩であり、日本のビジネスの第一線にいる者として、研修に当たっての注意事項や心構えを中国語でアドバイスをした。

研修の先輩であり、日本のビジネスの第一線にいる者としてアドバイス

研修の先輩であり、日本のビジネスの第一線にいる者としてアドバイス

話が進むにつれ、翌日からの研修に対する心構えが徐々に固まり、高揚感が伝わってくるオリエンテーションとなった。

生徒たちは、23日の福岡県庁及び台北駐福岡経済文化辦事處への表敬訪問、24日の受入れ企業との交流昼食会を経て、25日(水)から2月17日(金)までの間、九州経済連合会、JR九州、正興電機製作所、RKB毎日放送、西日本新聞社、日本通運、ロイヤルホールディングスなど19ヵ所に分かれて研修するが、その模様については、追ってこのブログでお伝えしたい。

草加高校、3回目の台湾修学旅行に向けてセミナー開催

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台湾の歴史や日本との関係などを話す木田一彦校長

台湾の歴史や日本との関係などを話す木田一彦校長

埼玉県立草加高等学校(校長:木田一彦)は1月23日、同校で1年生の生徒370人を対象に、「第1回臺灣修学旅行セミナー」を行った。講師は、過去10回訪台している木田校長自ら勤め、今までの訪台経験を基に、台湾の歴史と日本との関係について、台湾修学旅行の事例について、台湾と日本との国際交流事業のまとめについてなどを話した。

特に、臺灣と日本との関係においては、烏山頭水庫を建設した技師・八田與一氏の功績について、力を入れて、説明したほか、台北市内のグループ別見学等をする場合、台北市内の地下鉄のトークンや一日乗車券も紹介しながら、國立故宮博物院や総統府、忠烈祠、中正紀念堂、台北101、龍山寺等の説明も行った。

草加高校は、平成25年度から埼玉県東部地区の県立高校で初めて、台湾修学旅行を実施しており、本年11月で3回目の予定で準備を行っている。平成21年度に埼玉県立志木高等学校が、埼玉県立高校で初の海外修学旅行を臺灣で実施。それ以後、毎年3~5校程度、台湾への修学旅行を埼玉県立高校が実施している。

木田校長は、「生徒は初めて海外に渡航する生徒が多い。その渡航先が台湾です。校長としても、4泊5日が有意義な修学旅行になるよう期待しています」と語った。

生徒らは熱心に耳を傾けた

生徒らは熱心に耳を傾けた

「台湾ナローゲージ」海を渡り日本へ

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「巡回車111号」の前でアジア太平洋遺産&鉄道観光機関の謝明勲副代表(左)と高雄市立歴史博物館楊仙妃館長(右)が記念撮影

「巡回車111号」の前で記念撮影するアジア太平洋遺産&鉄道観光機関の謝明勲副代表(左)と高雄市立歴史博物館楊仙妃館長(右)

台湾の鉄道歴史を再現した特別企画「ナローゲージ王国・台湾の軽便鉄道展」が1月18日より3月13日まで、原鉄道模型博物館で開催している。

同展は、原鉄道模型博物館と昨年6月30日に開館したハマセン台湾鉄道館(高雄市立歴史博物館運営)が締結した友好議定により開催した。両館が台湾鉄道史を日本人に知ってほしいとの思いで今回の展示会へと繋がった。

同展は、歴史、産業、社会面と三つのテーマから台湾軽便鉄道の発展を紹介している。台湾ナローゲージの普及は日本統治時代より、さとうきびの輸送から始まった。展示の中にある1970年代に作成された「台湾糖業鉄道路線図記録」によると、ナローゲージがどれだけ各地で付随されていたが一目でわかるようになっている。

元高雄市長である謝代表が懐かしむ様子

元高雄市長である謝代表が懐かしむ様子

今回の展示品は全て高雄市より運ばれてきたものであり、台湾の鉄道コレクターによって収集した貴重な展示品も多く展示してある。中でも目玉なのが、原鉄道模型博物館1階外に展示してある「巡回車 111号」である。この展示品は1921年に台湾製糖会社によって製造された列車の一部であり、台湾糖業股份公司協力の元、初の海外出展となった。当時、この列車は標準軸の半分であるため五分車と呼ばれ、さとうきびの運送用、その後学生の通学列車としても使われていた。現在は、糖業鉄道のうち最も古い歴史を持つ動態可能展示型として烏樹林文化園区に置いてある。

 

アジア太平洋遺産&鉄道観光機関謝副代表によって提供された展示品の数々

アジア太平洋遺産&鉄道観光機関謝副代表によって提供された展示品の数々

鉄道を通して日台文化交流発展に期待

開幕初日の18日には、オープニングセレモニーが開催され、原信太郎元館長の妻である原美津子現館長、高雄市立歴史博物館の楊仙妃館長、同展にて数々の展示品を提供したアジア太平洋遺産&鉄道観光機関の謝明勲副代表、台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表らが来賓として出席した。同セレモニーでは開幕を祝したテープカットを行ったほか、各来賓が祝辞の言葉を述べた。

テープカットの様子 左から原鉄道模型博物館の原丈人副館長、原美津子館長、台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表、高雄市立歴史博物館の楊仙妃館長、台湾糖業股份公司の陳秀姫副長、アジア太平洋遺産&鉄道観光機関の謝明勲副代表

 原信太郎元館長の息子である同館の原丈人副館長は、「日本と台湾の関係は、人の交流、文化の交流が深い二つの国であり、鉄道文化を通じて日本と台湾の交流ますます深め、共に発展できる事を期待している」とコメント。

 楊館長は、「鉄道歴史の保存、及び台湾鉄道の発展需要価値を発信するため、2014年に原鉄道模型博物館を視察した際、模型汽車に対する情熱、展示企画の新しさに感激した。この展示会で日本の皆に高雄市独特の鉄道歴史を体験してほしい」と語った。

また、謝代表は、「日台は各分野において盛んに交流を行っている。この展示会を通してもっと多くの日本人に台湾のライフスタイル、鉄道文化を知ってほしい」と祝した。

原鉄道模型博物館での台湾に関する展示会は昨年1月6日開幕の「台湾の鉄道展」に続き、今回で2回目であるが、台湾の博物館と締結しての展示は今回初めてである。美津子館長は、「主人は汽車、電車一途で、自分は何が一番好きか、どうする事が皆のためになるかをよく考えていた。この展示会、そして主人を通じて家庭のあり方をもう一度考えてほしい、汽車、電車を好きになってほしい」と思いを語った。

なお、現在ハマセン台湾鉄道館の2階には鉄道原信太郎さんが作った模型が展示してある。

(2017/1/18)

日本の不妊治療、少子化問題解決の下支えとなるか?台湾の生殖医療

taiwannp12 Posted in 文化・教育, 日台 ー 総合
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急速な「少子・高齢化」が大きい社会問題になっているのは日本も台湾も同じであり、少子化の原因の1つとして、女性の高学歴化や活発な社会進出に伴う晩婚化が挙げられている。女性の結婚年齢が高くなれば、それだけ卵子の活性度が低下し、不妊症へのリスクが高まるからである。

台湾は不妊症対策の一つとして2007年に「人工生殖法」を定めて、活性度の高い卵子提供を受けたり、自分自身の卵子凍結による生殖補助医療を合法化し、人口政策百年回顧與展望(201110)においても「不妊治療に対する人工生殖の発展」をとりあげている。

一方、日本では親子の遺伝的つながりの重視や子供自身の出生情報を知る権利などに関する議論がまとまらず、卵子提供による出産に関する法整備は遅々として進んでいない。そのため、病気による不妊などに限って一部の医療機関が卵子提供治療を実施しているものの、極めて少数例にとどまっている。高額な高度生殖医療費の助成についても「妻の年齢が43歳以下」という条件が2016年に決められるなど制約も多い。

日本産婦人科学会など関係学会の対応も前向きとは言えず、卵子提供を不妊治療に生かすための「NPO法人OD-NET」が立ち上ったものの、治療希望者(レシピエント)に比べて提供者(ドナー)が少なく、現在は新規のレシピエント登録を受け付けられない事態になっている。(同法人のホームページより)

 このような状況の中、日本の不妊症患者に向けて台湾の生殖医療施設「宏孕(ほんじ)ARTクリニック:張宏吉院長」が昨年1218日にホテルニューオータニ博多で卵子提供を中心とする不妊治療の説明会を行い、夫婦同伴者を中心に66人の参加者が集まった。

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詰めかけた大勢の参加者(プライバシー保護のため、写真を加工しています)

 台湾の生殖医療施設が福岡で卵子提供治療の説明会を行うのは、116日の送子鳥医療センター(こうのとり医療センター:頼興華院長)に次いで2施設目であるが、宏孕ARTクリニックにとっては3月の大阪、6月の東京に続いて福岡が3回目の説明会となった。両施設のどの説明会にも予定した以上の人々が詰めかけ、我が国の不妊治療への高いニーズを示すものとなった。

説明会は、張宏吉院長が6年間(2001-2007年)常勤科学者として勤務したニューヨーク大学と同等な先進設備の紹介からスタートし、台湾では20歳代を中心とする若いドナーの登録が多いこと。平均52万台湾ドル(190万円)と米国での治療費の1/21/3という安い費用。初診から妊娠の成否判明までの時間が3ヶ月程度と短いこと。4人の日本人常勤スタッフをそろえている安心感などを説明した。

また、婚姻関係にある夫婦のみが治療を受けられること。患者はドナーの血液型、種族、肌の色だけしか知ることが出来ないこと。生まれる子供の将来の近親結婚を避けるために患者の四親等表がチェックされること。生まれた子供は自分の出自を知る権利は認められないこと。男女の産み分けは禁止されていること。出産に至った患者に卵子を提供したドナーは2度と卵子提供できないことなど、卵子提供治療に関する台湾の法律と手続きが説明された。

次いで日本国内で「タイミング療法、人工授精、体外受精」とステップアップしながら妊娠がかなわず、精神的にも肉体的にも苦しんだ末に同クリニックでの卵子提供治療で子供を授かった2組の患者が子供を抱いて経験を語り、言葉を詰まらせながら「自分たちの幸せを、ここにいる皆様と分かち合いたい」と話した時には、会場に静かな共感の輪が広がった。

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体験を披露したAさん

最後にスピーチに立った張宏吉院長は、大阪、東京、福岡と三ヵ所の説明会を通じて、日本で不妊に苦しみ、治療を望んでいる人が多いことに驚いたと言いながら、米国の生殖医療のトップに立つニューヨーク大学で6年間研究と治療を重ねてきた成果をここにいる人々の苦しみを減らし、家庭に子供のいる幸せをもたらすために使いたいと述べた。

その中で、最高水準の培養室を作った時の周囲とのやり取りにおいて「モノ言わぬ受精卵のために、温度、PH、浸透圧などを母胎と同じ環境にする」というニューヨーク大学精神を譲らなかったことに触れ、最高の技術で、かつ患者さんに時間的、肉体的、経済的に負担を掛けない治療を届けることが出来るとの自信を示した。

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「最高レベルの医療で不妊に苦しむ人々を救いたい」と述べる張宏吉院長

 その後の質疑応答では、同クリニックで治療を受けるにあたっての事前手続き、申し込みから検査・施術・その後のフォローの流れ、妊娠成功率の実績と見込み、必要経費などについて具体的な質問が出され、それに対する丁寧な説明があり、参加者それぞれが自分の事情に合わせた今後の方針を検討する上での参考を得ることが出来たようであった。

日本は不妊治療大国である。2011年には約27万人の人が国内586施設で生殖補助医療(ART治療)を受けている。その中には卵子提供を受けることしか道が残されていない人も多いが、上述のように国内で卵子提供医療を受ける道は非常に狭くハードルも高い。そのため卵子提供医療は高い費用と長い時間を掛けて海外で受けるのが殆どだった。実数は不明だが専門家によると、これまで2,000組以上のカップルが海外に渡航して治療を受けたと推測され、更に厚生労働省研究班(主任研究者・吉村泰典慶応大教授)の調査は「2012年には300400人の子供が卵子提供で生まれていると推計される」としている。

渡航先は主にアメリカで、韓国、タイ、台湾などが続いていたが、韓国は2005年に有償での卵子提供を禁止した。またタイは20157月末の法改正で外国籍患者の治療を規制した。

このような中で、2007年の「人工生殖法」制定後 台湾が渡航先としてクローズアップされ、宏孕ARTクリニックだけでも2012年以降220人の患者を受け入れてきたという。

その他の施設も合わせると台湾において卵子提供医療を受ける日本人患者は相当数に上ると考えられ、高い医療技術と安い費用をテコに「国際医療ツーリズム」の推進に力を入れる台湾は日本の不妊治療、少子化問題の解決を下支えする1つの柱になるかも知れない。

 

京阪神台灣留學生聯合忘年會  兩百人歲末歡聚不寂寞

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京阪神留學生會幹部與來賓合影

京阪神留學生會幹部與來賓合影

擁有50年歷史的京阪神地區台灣留學生聯合忘年會,於12月11日在中華料理「大東洋」盛大舉辦,兩百位留學生、在日就職台灣年輕人齊聚一堂,共度歲末時光。大阪大學教授星野俊也、日本欣華會會長李忠儒、關西台商會青商部長陳相宇等來賓應邀出席,勉勵同學們好好享受留學生活,多多結識朋友。

駐大阪辦事處文教組秘書羅國隆

駐大阪辦事處文教組秘書羅國隆

 

駐大阪辦事處文教秘書羅國隆代表處長陳訓養接受留學生會感謝狀

駐大阪辦事處文教秘書羅國隆代表處長陳訓養接受留學生會感謝狀

 

總召集人陳家瑜代表留學生會頒贈感謝狀給大阪中華總會會長洪勝信表達感謝之意

總召集人陳家瑜代表留學生會頒贈感謝狀給大阪中華總會會長洪勝信表達感謝之意

駐大阪辦事處文教組秘書羅國隆感謝各界對我國留學生的愛護,看到精神飽滿的同學們十分歡喜,年輕人是國家未來的希望,期勉大家努力向學、打好基礎,將來成為台日兩國的橋樑。

大阪中華總會會長洪勝信說,自己在日本出生,父母來自台灣苗栗,大學畢業後曾到台灣留學一年,因此能體會同學們身在異鄉的感受,從父親開始到自己持續支持留學生,盼同學們努力精進,將來發揮語言優勢,像曾經留學京都大學的駐日大使謝長廷一樣,為台日關係盡力,將來若能名垂青史,將是自己最高興的事。

留學生會將每桌以台灣地名標示、相當有創意。

留學生會將每桌以台灣地名標示、相當有創意。

 

留學生許少峰(左)帶動全場演唱「島嶼天光」

留學生許少峰(左)帶動全場演唱「島嶼天光」

 

獎品精彩豐富的摸彩是留學生的最愛

獎品精彩豐富的摸彩是留學生的最愛

 

同學猜拳爭奪加碼機票

同學猜拳爭奪加碼機票

 

大阪中華總會會長洪勝信捐贈多張機票、愛護留學生的心始終如一。

大阪中華總會會長洪勝信捐贈多張機票、愛護留學生的心始終如一。

春捲、花枝丸、雞排、東坡肉、炒米粉等懷念家鄉料理讓異鄉游子笑顏全開,獎品豐富的摸彩活動讓忘年會高潮迭起,最後洪勝信加碼贈送機票,讓同學們驚喜不已。

擔任2016聯合忘年會總召集人的陳家瑜希望大家忘卻煩憂,懷抱新的夢想迎接2017年,江宏傑選手與日本桌球名將福原愛的喜訊象徵友好的台日關係,希望台日關係明年會更好,也希望同學們能藉此機會與平常交流不到的同學好好交流,想留下發展的同學可以向正在日本就職的人聽取意見,增加彼此的聯繫與凝聚力。

(2016/12/12  21:07)

台湾藝術家、東京で“平和”と“反核”のアート展示

taiwannp1 Posted in 文化・教育
台湾藝術家、東京で“平和”と“反核”のアート展示 はコメントを受け付けていません。

上野公園内の東京都美術館で11月26日から開催されている「第5回都美セレクショングループ展」に、台湾の芸術家3人がグループ「∞3(インフィニティー スリー)」を結成し、12月9日より同18日まで、同所のギャラリーBで平和や反核のメッセージが込められた展覧会「無・尽・藏」を開催している。

台湾人芸術家3者による展覧会「無・尽・藏」

台湾人芸術家3者による展覧会「無・尽・藏」

このほど参加している作家は、台湾出身の陶芸家・張義明さん、台湾在住の現代水墨藝術家・若岱さんと曽霆羽さんの3人。都美セレクショングループ展への海外からの出展は同台湾グループが初めてであり、張さんは「同展に外国人として初めて参加出来た事は、台湾人として誇りに思う。今後も藝術を通じて日本と台湾の架け橋となれるように頑張りたい」と意気込んだ。

台湾出身の陶芸家・張義明さん

台湾出身の陶芸家・張義明さん

同展は「生態・能源・永続」をテーマとし、3者がそれぞれ製作した作品を通して、自然の大切さや平和、反核のメッセージを伝えている。張さんがこのほど展示したのは、様々な形の真っ白な陶器で、平和・幸福・希望の光を表現した〈光の種〉シリーズと、赤と白、そして黒の陶器で蝶を模り、淡い虹色の輪の陶器とコラボレーションさせた<心郷花蝶>シリーズだ。「蝶の羽は台湾の梅の花や日本の桜や紅葉などをモチーフにデザインしており、羽には日本語のこんにちはや北京語の你好などの文字も刻んでいる。これは、日本と台湾の友好関係と、世界の平和を願う意味を込めている」(張さん)。張さんのアートは、一般的な“台の上に作品を展示する”という方法でなく、約1200個の陶器の蝶たちを壁に貼り付けたり、上から輪を吊るしたりと、空間全体をデザインするために作品を置いており、生命力が感じる事が出来る展示となっている。

張義明さんの作品

張義明さんの作品

また、曽霆羽さんは、原子力に疑問をうったえる作品を展示。ミニチュア「核廃棄物桶」から始まり、水墨を使用し描いた日常の生活風景を切り取った絵、最後に真っ黒に塗られたパネルが飾られており、原子力が日常生活に及ぼす事柄などを問題提起している。曽さんは、「2011年に日本の福島で発生した原子力事故をきっかけに、考えさせられる事があり、自分に出来る事という中で同作品の製作をした。原子力は必ずしも悪いものとはいえない。今では私達の電気も原子力で作られるなど、とても身近なものになっているのも事実だ。しかし、原子力の使用を続けていった時、将来はどうなってしまうのか…。日本だけでなく、台湾の問題ともなっている反核をテーマにした」と作品について語った。

曽霆羽さんと作品「核廃棄物桶」

曽霆羽さんと作品「核廃棄物桶」

ユーモアも散りばめられた曽霆羽さんの作品には、日本に関する絵もちらほら

ユーモアも散りばめられた曽霆羽さんの作品には、日本に関する絵もちらほら

また、同じく反核をテーマに赤と白と黒の水墨で力強い水墨画を展示した若岱さんは、「日本で発生した原子力事故だが、台湾でもこれはありえる事である。私は芸術家の立場で、反核を訴えて生きたい。大自然はとても大切で、絶対に守らなくてはならないものだ」と話した。

力強い水墨画を展示した若岱さん

力強い水墨画を展示した若岱さん

若岱さんの作品

若岱さんの作品

なお、初日の9日には、展示会場でオープニングセレモニーが行われ、作家3者のほか、台北駐日経済文化代表処の郭仲熙副代表、亜東親善協会の大江康弘会長らが出席し、テープカットや記念撮影を行い、同展の開幕を祝った。中には、台湾から駆けつけたという参観者もいた。(2016/12/09/23:57)

テープカットで開幕を祝した

テープカットで開幕を祝した

作品の説明をうける、台北駐日経済文化代表処の郭仲熙副代表(右)、亜東親善協会の大江康弘会長(右)

作品の説明をうける、台北駐日経済文化代表処の郭仲熙副代表(右3)、亜東親善協会の大江康弘会長(右2)