トヨタ、台湾で「カムリHV」生産・販売開始

0

 
 トヨタ自動車は15日、台湾の生産子会社「国瑞汽車股份有限公司」(以下、国瑞)の観音工場(年産能力6.5万台)で、「カムリ」のハイブリッド車(HV)「カムリHV」の生産を開始した。台湾でのHVの生産は初めてで、海外生産拠点としては7番目。
 
 カムリHVの生産開始にあたり、国瑞の星野総経理は「最先端技術を駆使しているカムリHVの生産を、ここ観音工場で開始できることを誇らしく思う。台湾では環境や省エネルギーへの関心が年々高まっており、一台でも多く、我々のHVをお客様にお届けしていきたい」と語った。
 
 また、16日には販売を開始し、販売価格は円換算で約275万円~360万円。年間生産・販売台数は7000台を計画している。なお、HVでない普通の「カムリ」はこれまでも台湾で生産販売している。
 
 トヨタは環境への対応を経営の最重要課題のひとつと位置付け、HVをはじめとする環境対応車の普及に向けて積極的に取り組んでおり、昨年末にはHVの世界累計販売台数が約360万台に達した。
 

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here