第10回全国理美容学校メイクアップ選手権大会が盛大に開催

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最優秀賞 エントリーNO 33番 国際文化理容美容専門学校 横溝梨沙さん (右)とモデル
最優秀賞エントリーNO33番
国際文化理容美容専門学校横溝梨沙さん(右)とモデル
参加者全員の記念写真
参加者全員の記念写真

一般社団法人日本メイクアップ連盟が主催した第10回全国理美容学校メイクアップ選手権大会が、9月1日、「ラフォーレミュージアム原宿」で開催された。

同コンテストは今年5月から7月下旬まで北海道から沖縄にいたる全国20都市、21の理美容学校で予選が行われ、その勝者56人(技術者)がこの全国大会に臨んだ。会場は、選手(モデル56人を含め)112人に加え、大会スタッフ、来賓、審査員、学校関係者、マスコミ関係者でいっぱいになった。

今回のテーマは「ドーリー」。選手たちは、これに沿ってヘアースタイル、メイクアップ、ファッションを総合的に創造し「かわいい」を表現した。審査基準・項目は「テクニック」「インパクト」「トータルバランス」の3つだった。競技は一次競技として30分のメイクアップ(施術)、二次競技としてランウェイパフォーマンスが実施された。

ランウェイパフォーマンスを審査(審査員)
ランウェイパフォーマンスを審査(審査員)

審査員は、今、もっとも旬なクリエイターが集った。米原康正氏(中国版ツィッター「微博」のフォロワー数現在155万人)、深澤翠さん(モデル)、雄川裕志氏(株式会社プロシードCMキャスティングディレクター)、鈴木真理子さん(「ゴシック&ロリータバイブル」編集担当)、小川孔一氏(株式会社マイナビ ライフデザイン事業部ジョル編集部・原宿プレス編集部編集長)、寺口昇孝氏(株式会社女性モード社代表取締役社長)、川元賢司氏(株式会社ルネ 代表取締役社長)の6人。

なお、大会では、最優秀賞:1席(賞状・クリスタル・ハリウッドメイクアップツアー4泊6日)、優秀賞:8席(賞状・副賞)、敢闘賞:6席(賞状・副賞)が設けられたほか、今回、特別にジャーナル賞として、スポンサーからそれぞれ「ルネ賞」「JOL賞」「原J賞」「Peach賞」が与えられた。なかでも「原J賞」は、今年11月に発行されるムック「原宿女子~原J」にメジャーデビューできるとあって注目を集めた。

日本メイクアップ連盟代表理事トニータナカ氏
日本メイクアップ連盟代表理事トニータナカ氏

大会は午後1時過ぎに開幕した。主催者を代表して日本メイクアップ連盟代表理事トニータナカ氏は、全国の理美容学校、文部科学省、関係省庁、企業などの協力に感謝の言葉を述べた後、「全国20都市、21の理美容学校から56組112人の皆さんが予選を勝ち抜いてここに集まりました。今回はUストリームで世界にこの模様を配信しますし、最優秀賞にはハリウッド研修旅行が待っています。副賞もたくさん用意しました。日頃の成果を発揮して日本の理美容学校の力、皆さんの力を世界に発信してください」と力を込めた。

続いて、ビデオメッセージ交えて、文部科学大臣下村博文氏、山谷えり子参議院議員、経済産業省商務情報政策局クリエイティブ産業課長・クールジャパン海外戦略室長伊吹英明氏が挨拶した。

米原康正氏(中国版ツィッター「微博」のフォロワー数現在155万人)
米原康正氏(中国版ツィッター「微博」のフォロワー数現在155万人)
メイク施術を行う静岡県美容専門学校竹林香菜子さん(左)
メイク施術を行う静岡県美容専門学校竹林香菜子さん(左)
メイク審査を待つモデル
メイク審査を待つモデル

審査員の紹介を経て午後1時30分、一次競技がスタート。2時から審査が開始された。続いて、2時30分頃から二次競技(ランウエィパフォーマンス)が始まった。終了後、審査員は、集計作業に入り、この間に、LCC「Peach」のスペシャルトーク、米原康正氏と「女性自身」編集長田邊浩司氏のトークが行われた。

敢闘賞の授賞の様子
敢闘賞の授賞の様子
優秀賞の皆さん
優秀賞の皆さん
静岡県美容専門学校竹林香菜子さん
静岡県美容専門学校竹林香菜子さんの作品
東京文化美容専門学校坂本佳奈さんの作品
東京文化美容専門学校坂本佳奈さんの作品

表彰式が始まったのは午後3時25分頃だった。敢闘賞6組(席)、ジャーナル賞4組、優秀賞8組、最優秀賞1組だった。「英字新聞のデザインがポイントです」と語ってくれたエントリーNO40番の竹林香奈菜子さんは静岡県美容専門学校の校内選抜で10組中2組のなかに選ばれて全国大会に臨んだが、賞を逃した。東京文化美容専門学校の坂本佳奈さんも、校内選抜で勝利した4組のなかに入ったが、全国大会では残念な結果に終わった。しかし、ともに輝いていた。

※エントリー名はメイク施術者の名前で登録されており、モデル名は調査中。

■最優秀賞

エントリーNO33番 国際文化理容美容専門学校 横溝梨沙さん

■優秀賞(数字はエントリー番号)

1番  北海道美容専門学校        石川真彩さん

9番  山形美容専門学校         佐々木愛さん

19番 群馬県美容専門学校        中島意紗奈さん

24番 パリ総合美容専門学校       檜山亜紗美さん

28番 東京文化美容専門学校       渡邉真理絵さん

29番 国際文化理容美容専門学校渋谷校  阿部晴花さん

34番 国際文化理容美容専門学校国文寺校 井上知巳さん

36番 国際文化理容美容専門学校国文寺校 髙橋芙裕美さん

■ジャーナル賞

・ルネ賞    45番  中部美容専門学校名古屋校      稲山みなみさん

・JOL原宿賞 20番  群馬県美容専門学校         和田伊真利さん

・原J賞    34番  国際文化理容美容専門学校国分寺校  井上知巳さん

・Peach賞 51番  京都理容美容専修学校        城山今日子さん

■敢闘賞

13番 宇都宮美容専門学校         大塚ありささん

32番 国際文化理容美容専門学校渋谷校   水野谷理子さん

35番 国際文化理容美容専門学校国分寺校  櫻井愛弓さん

46番 中部美容専門学校名古屋校      山本ココロさん

50番 京都理容美容専門学校        小谷愛依さん

56番 専修学校ビューティモードカレッジ  横田沙也加さん