囲碁女流棋士・謝依旻が台湾を代表し復興支援リレーに参加

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謝依旻さんが「未来への道1000キロ縦断リレー」に参加
謝依旻さんが「未来への道1000キロ縦断リレー」に参加

東京都と東京都スポーツ文化事業団により開催された「未来への道1000キロ縦断リレー」に台湾出身の囲碁女流棋士・謝依旻さんが最終区間のゲストランナーとして参加し、8月7日、ロンドン五輪卓球女子団体銀メダルの石川佳純選手やEXILEのTETSUYAさん、ファッションモデルの長谷川理恵さんらゲストランナーのほか、市民ランナー約100人と共に有明からお台場までの約1・7キロを走り完走した。主催者である東京都知事・舛添要一氏はランナーを拍手で出迎え青森から繋がれたタスキをゲストランナーから受け取った。

ゴールの瞬間
ゴールの瞬間
ゴール直後の謝依旻さん
ゴール直後の謝依旻さん

ゴール後、お台場のシンボルプロムナード公園内の出会い橋にてグランドゴール式が行われ、謝さんと同じ台湾・苗栗出身の台北駐日経済文化代表処・徐瑞湖副代表も駆け付け「お疲れ様」とねぎらいの言葉をかけた。

いわて親善大使でもある謝さんはこのほど、東日本大震災時に多大な義援金を寄付してくれた台湾の代表として参加し、「東日本大震災から3年たった今でも大変な思いをしている人が沢山いらっしゃると思いますが、微力ながらも復興支援できたらと思い今回このマラソンに参加しました」とコメント。また、「囲碁は1局10時間以上かかる時もあり、体力が必要ですので、マラソンと通じるところがあります。囲碁の研究会でも1年に1度マラソン大会を開催しています。今年、日程が合えばホノルルマラソンにも出たいと考えているので、これからもマラソンは続けて行きたい」と述べた。謝さんはゴール後、中国語がペラペラだという石川選手と、日本語と中国語を交えつつ仲良く会話を交わしたという。

仲良く会話する3人。左から石川佳純選手、謝依旻女流棋士、台北駐日経済文化代表処・徐瑞湖副代表
仲良く会話する3人。左から石川佳純選手、謝依旻女流棋士、台北駐日経済文化代表処・徐瑞湖副代表

同リレーは東日本大震災の風化を防止し、全国と被災地の絆を深めるために企画され、7月24日から15日間かけて青森から東京まで東日本大震災の被災地(ランニング104区間、ふれあいランニング10区間、自転車51区間)をランニングと自転車で繋いだ。各区間では該当エリアと所縁のある著名人やスポーツ選手が各日の第1区間に参加した(シドニー五輪金メダリスト・高橋尚子選手、タレント・野々村真、お笑い芸人・小島よしお、グラビアアイドル・小松彩夏など)。全参加ランナー数は計900人、最年少は0歳5か月、最年長は82歳だった。

囲碁女流棋士・謝依旻さんと卓球の石川佳純選手
囲碁女流棋士・謝依旻さんと卓球の石川佳純選手

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