オキナワベンチャーマーケット出展台湾企業、去年に比べ倍増

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「オキナワベンチャーマーケット 万国津梁大異業種交流会」会場にて。台湾企業のブースが会場の3分の1を占めていた。
「オキナワベンチャーマーケット 万国津梁大異業種交流会」会場にて。台湾企業のブースが会場の3分の1を占めていた。

沖縄セルラーパーク那覇にて12月3日に開催された「オキナワベンチャーマーケット 万国津梁大異業種交流会」で、出展した台湾企業数が去年の倍以上にのぼった。同会は様々なニーズを持った、アジア、国内、沖縄県内の企業をマッチングさせ、新たなビジネスチャンスの創出を目的として毎年開催している。出展及び入場は無料となっており、今年は沖縄県の企業を中心に218社が出展。そのうち台湾からは53社が出展し、会場の3分の1を台湾企業のブースが占めた。

天光材料科技股份有限公司のソーラーパネル
天光材料科技股份有限公司のソーラーパネル
尖端積層股份有限公司は3D Printingの技術をPR
尖端積層股份有限公司が展示した3D Printing
台湾企業epackageはデザイン性に優れたパッケージをアピールした。
台湾企業epackageはデザイン性に優れたパッケージをアピールした。

出展企業としては、最先端技術を搭載したものづくり分野を始め、サービス、環境、食品、デザインといった幅広い分野から出展されていた。また、亜洲台湾商会連合総会青商会も琉球台湾商工協会と共に出展し、日本の企業らに事業内容などをアピールした。亜洲台湾商会連合総会青商会の莊智強会長は「今後、日本に来る新規の台湾人若手企業家らをサポートすることも我々の役割だ」と述べた。

東京台湾商工会議所メンバーも琉球台湾商工協会の応援に駆け付けた
日本各地の台湾商工会会長及びメンバーも亜洲台湾商会連合総会青商会の応援に駆け付けた

 

同会の運営を担当するOKINAWA J‐Adviser推進部の加藤政貴さんによると、同会第3回開催時には台湾からの出展は7社のみ。翌年の第4回は25社、そして第5回を迎えた今年は53社と、毎年出展する台湾企業は倍増しているという。倍増の理由として加藤さんは「OKINAWA J‐AdviserとITRI(台湾工業技術院)は沖縄と台湾の企業のマッチングを目的にMOUを結んでおり、この関係から参加している企業もある。さらに、台湾の政治大学OBらで創設された中華政大企経管理協会が台湾企業の招聘を行っており、こちらの組織のご尽力により同会に参加する台湾企業は倍増していっている。また、参加した企業の口コミ効果もあるだろう。来年も今年の倍くらいの参加を見込んでいる」と述べた。

また、台湾から参加していた台日照明産業交流促進グループの張上賢リーダーは「日本の大手メーカーの部品などは台湾で生産している事が多い。沖縄と台湾はすぐ隣に位置しているのだから、沖縄は日本本土からものを買うより、台湾から直接買った方が納期も早いし値段も安い」と、沖縄企業と台湾企業がマッチングする上での利点を述べた。

台北駐日経済文化代表処那覇分処の蘇啓誠処長(左1)と台湾貿易センター福岡事務所の林淑恵所長(左2)に商品の説明をする摩士國際顧問有限公司の劉如華CEO(右)
台北駐日経済文化代表処那覇分処の蘇啓誠処長(左1)と台湾貿易センター福岡事務所の林淑恵所長(左2)に商品の説明をする摩士國際顧問有限公司の劉如華CEO(右)
東日本大震災時に台湾政府が被災地に寄付したという、摩士國際顧問有限公司の非常食。
東日本大震災時に台湾政府が被災地に寄付したという、摩士國際顧問有限公司の非常食。

当日は、台北駐日経済文化代表処那覇分処の蘇啓誠処長が商談会にて、台湾企業出展者らに挨拶をして廻った。蘇処長は「出展した企業らからは、台湾で研究開発した新しい技術を、沖縄及び日本に広めていきたいという意気込みを強く感じた。今後、このような機会をビジネスに繋げ、お互いにウィンウィンの関係を築いていってくれることを期待している」と述べた。

会場を視察した台北駐日経済文化代表処那覇分処の蘇啓誠処長(右)と同会に出展していた台湾貿易センター福岡事務所の林淑恵所長(左)
会場を視察した台北駐日経済文化代表処那覇分処の蘇啓誠処長(右)と同会に出展していた台湾貿易センター福岡事務所の林淑恵所長(左)

なお、会場では商談会や60秒間で企業概要をアピールするプレゼンテーションなどが行われたほか、交流を深める懇親会、沖縄の伝統芸能及び地元アイドルユニットなどによるアトラクションも催され、活気ある会となった。

 

 

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