25分の1の台北101が東武ワールドスクウェアに!

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台北101ビルの模型が、東武ワールドスクウェアで10月4日から公開される(写真提供:東武ワールドスクウェア)
台北101ビルの模型が、東武ワールドスクウェアで10月4日から公開される(写真提供:東武ワールドスクウェア)

世界2番目の高さを誇る台北市のランドマークタワーである台北101ビルの模型が、世界の有名建築物を展示するテーマパーク「東武ワールドスクウェア(栃木県日光市)」に2015年10月4日から公開されることがわかった。模型は25分の1サイズで、7階建てに相当する約21メートルで設置され、26メートルの東京スカイツリーに次ぐ高さとなる予定だ。また、台北101は東京スカイツリーと友好関係を締結している関係で、園内では両ビルが互いに見渡せるような位置に建つという。

東武ワールドスクウェアの宮原弘社長及び台北101の宋文琪董事長(写真提供:東武ワールドスクウェア)
東武ワールドスクウェアの宮原弘社長及び台北101の宋文琪董事長(写真提供:東武ワールドスクウェア)

台北101で13日に行われた記者会見には、同スクウェアの宮原弘社長及び台北101の宋文琪董事長、日本の対台湾窓口機関である交流協会の沼田幹夫代表、台湾観光局の蔡明玲主任秘書が出席。台北101公式キャラクターの「ダンパーベイビー」や、台湾の人気双子姉妹の「左左右右」もゲスト出演した。

ゲスト出演した台湾の人気双子姉妹「左左右右」(写真提供:東武ワールドスクウェア)
ゲスト出演した台湾の人気双子姉妹「左左右右」(写真提供:東武ワールドスクウェア)

同スクウェアは、同展示が台湾と日光市のさらなる観光友好促進と地域の活性化につながればとしている。宮原社長は記者会見で、多くの来園者から「なぜ台北101の展示が無いのか」と尋ねる声が上がっていたことを明かし、「我々の働きかけと台湾交通部観光局及び交流協会の協力によって今回のコラボレーションが実現した」と述べた。また、台北101の宋董事長は、同スクェアに対し感謝を述べたほか、多くの人がミニチュアの台北101を見に行ってくれるよう希望した。

東武ワールドスクウェアの宮原弘社長(写真提供:東武ワールドスクウェア)
東武ワールドスクウェアの宮原弘社長(写真提供:東武ワールドスクウェア)

同スクウェアには世界の著名な建築物や遺跡の25分の1スケールのミニチュア102点が展示されており、そのうち45点は世界遺産のミニチュア。台湾関連の模型としては、台湾の南端高雄市左営区にある蓮池潭に浮かぶ一対の七重の塔「龍虎塔」が1993年の同スクウェアオープン当初から設置されている。同スクウェアの広報によると、文化的でインパクトのある見た目が選定の決め手になったという。龍虎塔は現在、リニューアル制作中で、今年の4月24日にお披露目予定だ。

高雄の龍虎塔(写真提供:台湾観光局)
高雄の龍虎塔(写真提供:台湾観光局)

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