台湾ランタンフェスティバル、来年は桃園で開催

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今年の作品より「心動台中」(写真提供:観光局)
今年の作品より「心動台中」(写真提供:観光局)

年に1度、台湾の旧正月クライマックスである元宵節に合わせて行われる台湾ランタンフェスティバルが、今年は中部の台中にて2月27日から3月15日の期間で行われた。会場となったのは台中(烏日)駅周辺特設会場、台中公園、豊原廟東商店街だ。17日間行われた同フェスティバルには1375万人が来場し盛り上がりを魅せた。今年はちょうど12年前に台中市で同フェスティバルを開催した際に制作し、保存されてきた当時のメインランタン(羊)が12年ぶりに台中公園に設置されたことからも注目を集めていた。

今年の作品より「山海花都」(写真提供:観光局)
今年の作品より「山海花都」(写真提供:観光局)

閉幕を迎え、台中市の林佳龍市長は次回のランタンフェスティバルが桃園市で行われることを発表。伝統のランタンの龍を桃園市の鄭文燦市長に贈呈した。

台湾メディアの報道によると、桃園市は準備に取り掛かる考えを示しており、「多様な文化」と「科学技術の夢」をテーマに、交通の便が良い台湾高速鉄路(新幹線)の桃園駅周辺、緑が溢れる青塘園、桃園青埔球場などでの開催を検討しているという。

 

~元宵節~

中国と台湾の祭日。春節(旧正月)から数えて15日目で、最初の満月の日にあたる。灯籠(とうろう)を飾り、「元宵団子」とよばれる餡(あん)入りだんごを食べる習慣がある。(出典:デジタル大辞泉)

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