台湾在日福岡留学生会、盛大に忘年会

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福岡に住む台湾人留学生ネットワークが、12月6日、福岡市内の飲食店で「忘年会」を開催し、約200人が出席した。台湾在日福岡留学生会は、台湾からの留学生を様々な形で支援しており、留学生にとっては海外生活においての精神的な支柱としての役割も果たしている。台湾在日福岡留学生会の林紀全会長が「関係者の皆様のおかげで任務を果たすことができました。ご尽力に感謝します」と挨拶した。日台交流の活性化もあり、出席者の数も年々増加傾向だ。

来賓として招かれた台北駐福岡経済文化弁事処の戎義俊処長は、林紀全会長の会長としての仕事ぶりを高く評価、「サービス精神と、仕事ぶりには感服した」と述べた。また、10月上旬から九州国立博物館で開催されていた台北國立故宮博物院展について「展示会には25万6千人もの来場者があった。東京よりも4週間も短い開催期間で、この数字は非常に大きく、上出来だ。九州各界の皆様のご尽力があってのこと」と感謝を言葉にした。さらに「今年の1月から9月までの間に台湾の九州を訪れた観光客が16万人を超え、昨年よりも25%増えている。年間26万人が訪れる北海道や、24万人が訪れる沖縄に比べると物足りなさもあるが、はじめて、九州の台湾からの観光客が20万人超えるというのは画期的なこと。故宮の展示会や円安によって、台湾から九州への観光客が増え、博多や天神でも台湾の観光客をよく見かけるようになった。今後も台湾と九州の関係、そして留学生もより一層の発展遂げていくことを確信している」と期待感を口にした。山口県日台交流協会の重冨剛克会長は「台湾からの留学生の夢、目的が叶うことを祈念している」と激励した。

乾杯の発声は、博多祇園山笠土居流おっしょい会の嶋田正明氏で、「福岡の山笠を経験した留学生が卒業し、社会を担い、発展していくことが嬉しくてたまらない」と語った。恒例の抽選会では、参加企業から商品券、食事券などの豪華な景品が参加企業から提供され、会場は拍手と歓声に包まれた。

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