ライチ種飛ばし大会を通じて台湾農産品をPR

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台湾を愛する会(愛台灣會)は6月20日、21日、東京・上野恩賜公園噴水広場にて日台交流イベント「日台食文化交流」を開催し、2日間で約4万人が来場した。

同イベントのメーンは台湾産ライチを食べて残った種を飛ばし、飛距離を競う「台湾ライチの種飛ばし大会」だ。同会の岡田誠代表理事によると、同イベントは3年計画で行われており、1回目は昨年6月に聖天宮(埼玉県坂戸市塚越)にて試験的に実施され、1回目の反省点を踏まえて今年に本格的に開催。来年も同時期に開催し、ライチ種飛ばしのギネス記録を申請する予定だという。

「台湾ライチの種飛ばし大会」の様子
「台湾ライチの種飛ばし大会」の様子

同大会はメンズ、レディース、ジュニアに分かれて競い、各上位入賞者には黒葉ライチが贈られ、総合優勝者には台湾への往復航空券も贈られた。今年の最長飛距離は昨年総合優勝者(男性)の13m75cmをはるかに超える、18m91cm(男性)となった。同大会に参加した日本人男性は「思ったより飛ばなくて悔しかった」や、「生のライチの新鮮さ、そして美味しさにはびっくりしました」などの声があった。

岡田代表理事は、「同大会は、日本ではまだ馴染みのない台湾生ライチなどの台湾農産物PRと輸入量の促進のために行っています。台湾ライチの少しでも台湾農家を応援したい気持ちからです。同大会でライチを食べる機会を提供し、楽しみながら台湾農産物を日本の方々に知って頂けたら嬉しいですね」と語る。同イベントでは台湾ライチPRのため、同大会開催のほか、生ライチの即売が行われた。岡田代表理事によると、生ライチは販売から約1時間で完売となるほどの人気振りだったという。

生ライチの即売は販売から約1時間で完売となるほどの人気振りだった
生ライチの即売は販売から約1時間で完売となるほどの人気振りだった

また、同イベントのテーマは「台湾の食文化」となっており、台湾料理の屋台、台湾ライチの即売、愛玉子(オーギョーチー)のデザート体験、八宝冰(台湾かき氷)の材料を使って箸つかみタイムアタックなど“食”に焦点をあてたブースが設置され、充実した内容となった。

来場者による人気フルーツ投票のブースも!
来場者による人気フルーツ投票のブースも!

特に人気があったのは台湾料理の屋台で、1日目は200人の行列が5時間続くほどの大盛況だった。

台湾料理ブースには長い行列が!
台湾料理ブースには長い行列が!

同イベントに参加した台湾人留学生の女性は「このような台湾のイベントが日本で行われ、台湾料理のブースに行列が出来ているのを見てとても嬉しかった。日本の方々にもっと台湾の良さを知ってもらいたいです」と話していた。

ステージでは日台双方の演目が行われた
ステージでは日台双方の演目が行われた

-台湾を愛する会とは-

2010年より食をテーマに台湾好きの日本人を中心にSNSを使い、台湾料理店の宣伝及び台湾好き日本人の交流を目的とし、台湾料理食べ歩きラリーなどを実施している団体。

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