新潟市で開催の「水と土の芸術祭」に台湾の王文志さんが出展

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王文志「新潟織夢-Dream of Niigata-」(撮影:中村脩)
王文志「新潟織夢-Dream of Niigata-」(撮影:中村脩)

新潟で7月18日~10月12日の期間開催する「水と土の芸術祭2015」のアートプロジェクト部門に台湾の芸術家、王文志(ワン・ウェンヂー)さんの作品「新潟織夢-Dream of Niigata-」が展示される。展示場所は新潟市中央区・万代橋近くの万代島緑地。王さんの今回の作品は高さ10メートル、床面は幅40メートル、15メートルの楕円(だえん)形の竹と牡蠣殻による巨大なアート。自身の作品としては過去最大規模となる。東日本大震災からの復興を願い、台湾で再生の象徴とされるカキの殻を壁面などに吊した作品だ。王さんはこれまで、アジア、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアなど、数多くの大型パブリックアート作を世界各地で展示しており、イタリアのヴェネツィアで1895年から開催されている現代美術の国際美術展覧会「ヴェネツィア・ビエンナーレ」の2001年台湾代表を務めた実績をもつ。水と土の芸術祭は2009年より開催され今回で3回目。今年は水と土の象徴である「潟」を中心に、市内各所で作品が展示され、パフォーマンス、ワークショップ、シンポジウムなど様々なプログラムを展開する模様。新潟市全域が芸術に染まる。

「新潟織夢-Dream of Niigata-」外観(撮影:中村脩)
「新潟織夢-Dream of Niigata-」外観(撮影:中村脩)

問い合わせ→水と土の芸術祭実行委員会事務局:025-226-2624

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