台湾―沖縄直航定期貨物船が来月就航

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 沖縄国際海運(OKK、沖縄県石垣市、上勢頭保社長)と新発航運(台湾台東市)は4月25日、台湾の基隆で会合を開き、基隆—那覇間の定期直航貨物船の運航に合意した。これにより、これまで経由地を経ていた那覇から台湾へ約8日間ほどの荷物の到着が、貨物船・大亨(たいきん)だと、28~30時間と大幅に短縮される。
 
初便は5月9日に那覇入りする。八重山の産業まつりの開催に合わせ、新発航運側の関係者が同11日に石垣市を訪れ、正式な契約調印を交わす。

 OKKによると、大亨は基隆を毎週火曜日に出港し、水曜に那覇、木曜に石垣に寄港し、金曜に基隆へ戻る航路が決まっているとのこと。このほか基隆―那覇間だけの航路も検討されている。