訪日台湾人向け観光サイトが台北にアンテナショップ・カフェを開設

0
台北に⽇本をテーマにしたアンテナショップ「MiCHi cafe」がプレオープン
台北に⽇本をテーマにしたアンテナショップ「MiCHi cafe」がプレオープン

台湾⼈向け⽇本観光情報サイト「ラーチーゴー!⽇本」を運営するジーリーメディアグループ(本社:東京都渋⾕区、代表取締役:吉⽥皓⼀)は1月27日、台北の流⾏発信基地として知られる東区に⽇本をテーマにしたアンテナショップ「MiCHi cafe」をプレオープンさせた。

同店は、⽇本各地の魅⼒を積極的に発信し、⽇本商品の販売促進、台湾⼈観光客増加を目的に開設。2月18日にグランドオープンとなる。

事業としては、⽇本の地域で期間限定販売されている台湾未発売の雑貨や化粧品、⽂具などの「⽇本製品の販売」、チラシやクーポン、サンプリング配布などを用いた「観光情報の発信」、北海道、沖縄など⽇本各地をテーマにしたオリジナル料理と個性的なドリンク、夜間には日本酒の提供をするという新しい「カフェ運営」、⽇台のビジネス活性化・⽂化交流促進を支援した「イベント・セミナー開催」の4つを中⼼に運営していく予定だ。同店で販売する商品は台湾にはまだ流通していない、こだわりの限定品などを取り扱い、他のアンテナショップとの区別化を図る。

同社によると、近年、台湾で商品を販売したいという⽇本企業や、台湾⼈観光客を呼び込みたい⾃治体が増加傾向にあり、⼀⽅の70 万⼈を超える同サイトの台湾人ユーザーからは、サイトで紹介された商品を「台湾で買いたい」という声が上がっていたことを背景に、実店舗のオープンを決定。今後は、同サイトと実店舗が連動し、現地台湾⼈に向けて日本の魅力を様々な形で発信する。

 

北海道との連携で道産品PR

なお、同社はアンテナショップの開設にあわせ、国土交通省北海道開発局と北海道テレビ放送(以下:HTB)と手を組み、北海道産品の情報発信のために放送とウェブのクロスメディア展開を行う。同サイトとHTBの海外向け番組「LOVE HOKKAIDO」が連携し、台湾と北海道双方のテレビ放送及び同サイト記事配信で商品PRを実施する計画だ。

また、同店での北海道産商品の販売も開始。北海道国際輸送プラットホーム推進協議会が北海道食品の輸出拡大や物流活性化を目的に取り組む「HOP1サービス」を利用し、直送された道産品の購入を可能とした。同サービスは、輸出手続きも含まれているため、為替リスク、代金回収リスクも発生しない利点があり、ダンボール1箱から航空輸送出来る

「ラーチーゴー(樂・吃・購)!⽇本」は、台湾⼈向け⽇本観光情報サイトとして2011年にサービスを開始し、現在までに北海道をはじめ、東北、東京、⼤阪、京都、九州、沖縄など11のエリア版を開設。各地域で訪⽇台湾⼈観光客を呼び込みたい店舗や⾃治体・公共交通機関・北海道⽇本ハムファイターズなどのプロ野球球団等と連携し、地元の魅⼒を紹介。台湾⼈ライターが執筆する台湾⼈⽬線の記事が受け、毎⽉70万⼈以上に利⽤されている。

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here