台湾 内閣が総辞職

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 第13代正副総統の就任式を今月20日に控え、陳冲行政院長(首相に相当)率いる現内閣は10日、憲法の規定に従って総辞職した。
 
 今回の総辞職に伴う人事異動はごく小幅にとどまる見通しだが、行政院文化建設委員会(庁)が文化部(省)に昇格、行政院新聞局の廃止に伴う人事異動が予想される。
 
 初代文化部長には、現在の龍應台・文化建設委員会主任委員がそのまま就任する可能性が高く、新聞局長の楊永明氏は、行政院に新設される報道官に就任するのではないかとの見方も出ている。また、外交部長の人選が注目されている。
 
 新内閣は、今年1月の台湾総統選で再選を果たした馬英九総が2期目を迎え、副総統には呉敦義前行政院長が新たに就任する。