張仁久氏が台北駐日経済文化代表処の副代表に

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副代表への就任が決まった張仁久氏
副代表への就任が決まった張仁久氏

大使館にあたる台北駐日経済文化代表処(以下:代表処)の陳調和副代表が7月中に定年退職となる事などを受けて、総統府は7月15日、新たな海外駐在人事名簿を公布。日本の代表処の新たな副代表に、現在、同処大阪弁事処の処長を務める張仁久氏を指名した。代表処関係筋によると、張氏は今年の9月に就任する見通し。

張氏は、1961年1月25日、日本大阪市生まれ。1984年に国立台湾大学政治学科卒業後、1985年から1987年まで日本の国立東京大学法学部国際法專攻。1987年に外交部(外務省)に入省し、同処で秘書官などを歴任。駐大阪弁事処でも2001年から3年半、副処長を務めるなど日本畑を中心に歩み、2013年に国家安全会議副秘書長室主任、2015年に亜東関係協会秘書長を経て、今年の1月から同処大阪弁事処の処長を務めている。