沖銀、台湾カード対応のATMを設置

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「海外発行カード対応ATM」を沖縄県内2カ所に設置

沖縄銀行(玉城義昭頭取、以下:沖銀)は3月6日、台湾の金融機関が発行するクレジットカードやキャッシュカードで即時に日本円が引き出せる「海外発行カード対応ATM(現金自動預払機)」を沖縄県内の沖縄銀行本店営業部とイオン北谷店の2カ所に設置した。

同ATMは、台湾で発行されたクレジットカードやキャッシュカードで「日本円」を即時に引き出す事ができるもの。台湾で発行されたキャッシュカードで即時日本円引き出しができる機能は、沖縄初の取組みだ。使用出来る台湾のカードは臺灣銀行、彰化銀行、華南銀行、新光銀行、玉山銀行、高雄銀行など18銀行。対象の取引は引き出しに限られる。

同サービスは沖縄県のインバウンド対策への支援として実施した。先に海外発行カード対応ATMを行っていた北海道銀行(頭取笹原晶博)との提携により、沖縄地域初の設置となった。沖銀によると、近年、台湾からの観光客は航空路線の拡充やクルーズ船の寄港回数増加に伴い上昇の一途をたどっており、昨年には60万人を超える勢いになっているという。同サービスにより台湾からの観光客による消費拡大を図り、沖縄県の経済発展に繋げたい考えだ。

 

(2017/03/29)