台湾台東県、ドライローゼルを通じ台東区長と交流図る

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台湾の台東県はこのほど臺灣新聞社(錢妙玲社主)及び台日文化交流基金(錢妙玲代表理事)主催、上野観光連盟(二木忠男会長)共催の「日本台湾祭り2017」にドライローゼルの試食ブースを出展し、台東県国際発展及計画処の余明勲処長は初日の7月7日、台東区の服部征夫区長と交流を図った。服部区長は台東県のブースを訪れローゼルを味見するなどし、台東県はローゼルをPRする事ができた。

ドライローゼルを試食する台東区の服部征夫区長(右)

服部区長と交流を交わした余処長は、「今年2月の東京マラソンEXPOでも台東のスポーツイベントや観光の宣伝に各界から大きな反響があったが、とりわけ今回の『日本台湾祭り』は、日本と台湾が交流できる一大イベントであり、毎年日本各地や海外から30万人近い観光客が訪れ、台東の知名度向上にはまたとないチャンスだ」と述べた。

台東県国際発展及計画処の余明勲処長(左)は台東のPRをした

なお、同ドライローゼルは、台東県の黄健庭県知事率いる一行が今年5月、日本企業と提携を図ろうと、長野県の南信州菓子工房を訪れ業務提携契約し、同工房がその後すぐに商品開発に着手して完成したもの。

同ブースではドライローゼル試食コーナーのほか、台東のウエブサイトを紹介する「ディスカバー・台東」体験ブースでは、台東の海や山の美しい風景、盛んなアウトドアイベントなどの高画質プロモーションビデオを流し、多くの人が足を止めた。

台東県は、日の出の時刻、先住民族の人口、豊かな自然が残るふたつの島、蘭嶼と緑島、数々の農産物や特産品、日々大空を舞う熱気球、台湾金曲奨受賞のアーティストたち、きれいな空気、果てしなく続く海岸線、そして豊かで多様な地域特有の文化があるとの理由から、台東は多くの「台湾トップ」を誇るとしている。また、世界有数の観光ガイドブック「Lonely Planet」でもアジア10大観光地の一つに選ばれており、日本の皆には、台東ならではの文化、風景、イベントにぜひ感じてほしいとの事。

 

(2017/7/8)