若手台湾ショートムービー監督らの映画祭、若者100人集まる

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TJL(台日友好連盟)は8月20日、東京C-Loungeで台湾の新進気鋭監督たちを集めたショートムービー映画祭「新鋭電影展-New Generation Film Festival」を開催した。当日は、日本と台湾の若者100人が集まるなか、台湾から、「ヴィーナスの逆襲」の顧明祥(Sean Ku)監督、「在場的質量」の陳詩涵(Chen Shihhan)監督、「東京コロコロ」の宋叡(Dean Sung)監督が参加し、各作品の上映とトークイベントを行った。
イベント主催者の吳廷中(David Wu)はイベント開催について「ここ数年多くの映像制作者が日本で台湾のショートムービーが広まっています、そこで、TJLも力になりたいと思い、これから定期的に『新鋭電影展-New Generation Film Festival』を開くことにしました。台湾オリジナルのショートムービーを流し、日本に住んでいる台湾人や日本人のみなさんに映画を通して台湾の文化や言語、映画製作者の考え方を知っていただけたらと思います」と思いを語っている。
トークイベントでは、顧監督から台湾映画の未来について「今後もこのようなイベントを通して両国間の架け橋となれればいいと思う」とコメントがあったほか、陳監督からは、「この作品は私にとって一種のヒーリングとして作りました」と自分の作品や台湾映画について語られた。なお、宋監督は「今回参加できてとても楽しかった。今後もさらに多くの作品を出していきたい」と、集まった日本と台湾の若者達へのメッセージを贈った。
会場に集まった若者達からは、「台湾人が実際に日本で苦闘している姿をリアルサイズで体感できた」といった感想が多く、有意義なイベントとなった。