スカイツリーで台湾観光フェア開催、「台湾に恩返し」

0
スカイツリー台湾フェアのオープニングセレモニーにて

東武タワースカイツリー(本社:東京都墨田区、酒見重範社長、以下:東京スカイツリー)及び台湾観光局/台湾観光協会東京事務所(鄭憶萍所長、以下:台湾観光協会)が共同で取り組んできた日台観光友好交流が今年で5周年となる事を記念し、「東京スカイツリー®・日台観光友好交流5周年台湾観光フェア」が5月17日~20日の期間、東京スカイツリータウン4階 スカイアリーナで開催中だ。

東京スカイツリーで台湾観光フェア

同イベントは東京スカイツリーおよび東武タウンソラマチ(本社:東京都墨田区、社長:狩野伸明)にて運営を行っている東京スカイツリータウンの開業6周年のメーンイベントとしても位置づけられている。

17日に行われたオープニングセレモニーで酒見社長は、「台湾から日本へお越しいただいている観光客の人数は年間400万人近くいらっしゃるが、日本から台湾へ訪れる観光客はその数の半分程度だ。このたびは台湾への恩返しの気持ちで同イベントを開催した。訪れた日本や海外の観光客の方々に台湾の良さを知っていただき、台湾観光のきっかけになれば」と同イベント開催について話した。

東京スカイツリーの酒見重範社長(左)と台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表

また、酒見社長によると、東京スカイツリーを訪れる観光客は中国、アメリカの次に台湾が多いという。今後の台湾フェア開催についてはまだ検討していないとの事だが、「これからも色んな形で台湾と交流を深めて行きたい」(酒見社長)と、台湾との交流に積極的な姿勢をみせていた。

なお、同セレモニーには狩野社長、鄭所長のほか、台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表、台北101タワー運営長の邱健吾氏のほか、東京スカイツリー公式キャラクターのソラカラちゃん、台湾観光局公式キャラクターの喔熊(Oh!Bear)、台北101公式キャラクター ダンパーベイビーも登場し、会場を盛り上げた。

オープニングの獅子舞演舞

 

日本初上陸の台湾グルメも出展

 

同イベント会場には、日本初上陸の台湾グルメや雑貨店など、選りすぐりの台湾関連ブースが出展している。このたび日本初上陸となったのは、台湾で約500店舗展開する代表的な台湾朝食店「拉亞漢堡(ラーヤ―ハンバーガー)」と、台北にある新しいお店の「虎噗食多(ホープストア)」、台湾茶のお店で史跡としても登録されている「紫藤廬(ズートンルー)」など。拉亞漢堡は台湾の朝食では定番とされている蛋餅(卵クレープ)を販売。また、虎噗食多は余計な脂を吸収しないために低温で調理した肉類と自家製フルーツソースで仕上げたハンバーガーを販売している。

日本初上陸の拉亞漢堡(ラーヤ―ハンバーガー)
虎噗食多も今回が日本初上陸

また、既に日本に店舗を持ち、人気を博しているかき氷店の「アイスモンスター」、フルーツティーが有名な「一芳(イーファン)」、台湾豆コーヒーを販売する「DOMOカフェ」も出展しており、来場者の注目を集めていた。

大人気!アイスモンスターのマンゴーかき氷
一芳のフルーツティーは、来場者からの注目度が高かった

DOMOカフェブースでは、まだ店舗で発売していないという魯肉飯と麵線がフードメニューとして販売されている。オーナーの李奇嶽さんによると、今回の反応が良ければ、店舗の定番メニューになる可能性もあるという。

DOMOカフェのブース