京都華僑総会青年部が祇園散策など主催

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留日京都華僑総会青年部は8月26日、京阪神青年部祇園散策及び納涼床を京都祇園界隈で開催した。京都青年部のメンバーらに加え、大阪、神戸からの参加者があった。古都散策に相応しく「浴衣」を着衣した参加者もおり、文字通り散策ツアーを堪能していた。

参加者は同日の夕刻に京都の南座に集合。花見小路の横にあるフォーエバー現代美術館で「草間彌生・永遠の南瓜展」を見学した。フォーエバー現代美術館は京都・祇園甲部歌舞練場内、八坂倶楽部の畳敷の部屋に作品を展示する美術館で、作品鑑賞後、日本庭園も眺めた。その後、日本各地から多数の観光客で賑わう「縁切り縁結び」で著名な安井金比羅宮を訪れ、青年部のなかには祈願の「形代」を手に握りしめ、碑を通り抜けて祈願する姿も。また、散策の疲れを癒すために、伝統的な京町家が並ぶ新橋通にある甘味どころ「ぎをん小森」で一服し、白川のせせらぎが届く祇園の風情を楽しみながら、足の疲れを癒していた。

夕食では、京都の夏の風物詩の一つ、鴨川納涼床で懇親会を行った。当日は満月の下で、連日の猛暑を吹き飛ばすほど涼しく、楽しいひと時を過ごしていた。京都華僑総会村上智弘部長は「今後も京阪神青年の交流を深めてゆくため、このような企画を続けていきたい」と話していた。