江口克彦氏が「外交之友奨章」、大田一博氏が「二等華光専業奨章」受賞

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参議院議員、PHP総合研究所社長等を歴任し、現在は株式会社江口オフィスの代表取締役を務める江口克彦氏と、輝生医院院長で日本李登輝友の会理事を務める大田一博(王輝生)氏が2月18日、長年の日台交流に貢献したことを評価され、台湾僑務委員会からそれぞれ「外交之友奨章」、「二等華光専業奨章」を授与された。

左より江口克彦氏、呉新興委員長、大田一博氏

授与式は京都市東山区のウェスティン都ホテル京都で執り行われ、関係者ら約50名が集まった。江口氏と大田氏は来日した僑務委員会の呉新興委員長よりメダルと賞状が手渡された。

江口克彦氏
大田一博氏

江口氏は授与式のなかで「昨年12月に台湾行政院の院長とお会いしてお話した際に、台湾の方々が日本と力を合わせなければいけないという思いを強く持っておられることを伺い強い感銘を受けました。昨今のアジア情勢や台湾国内の変化を踏まえると、私たちは新しい日本と台湾の関係を考えていく必要があると思います。私は現在、李登輝基金会の最高顧問、日本事務所代表を勤めておりますが、今後も日台の関係強化に邁進したいと思っています」と述べた。

大田氏は「自身が生まれた国から評価いただき大変嬉しく思います。江口先生にはかつて李登輝元総統の査証発給よりお世話になり、現在まで台日交流に多大なご尽力をいただいています。日本に住む台湾人の立場より、日本人が台湾人の親日の心を受け止めていただけることを強く願っています。また、(私のように)日本に住む台湾人も、台日関係が深くなるよう努めていただきたいと思っています」とコメントした。

授賞式のあとは茶話会となり、出席者同士が和やかに懇談した。