【福岡訊】台湾高速鉄道(台湾高鉄)の新型車両「N700ST」の完成を祝う歓迎晩餐会が7月29日、福岡市内で開催され、台湾と日本の政財界関係者約300人が出席した。
台湾側から、台湾高速鉄道の史哲会長、台湾交通部の陳世凱部長、立法院交通委員会の林俊憲、黄健豪両召集委員ら11人の立法委員が出席。日本側からは、自民党の小里泰弘衆議院議員、日本維新の会の片山大介参議院議員をはじめ20人を超える国会議員のほか、JR東海の金子慎会長、日立製作所のマリーノCEOらも参加した。
前日に熊本県で大規模地震が発生したことを受け、会場ではアルコール類の提供を取りやめ、来賓全員が熊本へお見舞いの言葉を述べた。
陳世凱部長は「N700STは日台鉄道協力の新たな節目」と述べるとともに、熊本地震の被災者へ哀悼とお見舞いの意を表し「自身の給与1か月分を義援金として寄付します」と表明した。
台北駐日経済文化代表処の李逸洋代表は、熊本地震への支援として250万円を私的に寄付し「台湾と日本は苦難の時に支え合う運命共同体である」と述べた。さらに、東日本大震災、能登半島地震での台湾からの支援及び新型コロナ禍での日本からの420万回分のワクチンの提供に触れ「台湾国民は日本の友情を決して忘れない」と語った。また、経済、半導体、観光、文化、教育、地方交流など幅広い分野で日台関係は過去最高水準に達しているとし「これらは日台双方の国会議員や関係者の努力の成果であり、代表処としても引き続き日台関係のさらなる発展に尽力したい」と述べた。
史哲会長は、台湾高速鉄道が熊本地震の復興支援として2000万円を寄付することを発表し「N700STは日台鉄道産業協力の新たな出発点となる」と強調した。 また、林俊憲、黄健豪両立法委員も、立法院議員有志とともに給与1か月分を寄付することを表明し、熊本の一日も早い復興と、今後の日台鉄道協力のさらなる発展に期待を寄せた。

2026.07.30























































