【東京訊】アジア最大級の食品見本市「FOODEXJAPAN2026(東京国際食品展)」が3月10日、東京ビッグサイトで開幕した。期間は同13日まで。台湾は過去最大の194社の「台湾館」を出展し、台湾食品の魅力を日本市場にアピールした。
今年は台湾企業の出展申し込みが特に活発で、募集開始からわずか40分で定数に達した。ただ、今年は会場の改修工事中があったため、出展スペースに制限があった。もし工事がなければ、台湾の出展企業数は最大の海外出展団となる可能性もあったという。こうした動向は、台湾の食品業界が東京食品展を重視し、海外販路の開拓に積極的に取り組んでいる裏付けでもある。
開幕前日の同9日には記者会見が行われ、日本の女優矢田亜希子さんが特別ゲストとして登場した。矢田さんは台湾パイナップルを使った照り焼きバーガーや、新竹ビーフンの海鮮サラダ、タロイモのモンブランなどを試食し「とてもおいしい」と笑顔を見せた。矢田さんは「台湾のデザートは本当においしく、日本では見たことのない種類も多いですね。これからも台湾のスイーツをいろいろ探してみたいと思います」と台湾グルメの魅力を称賛した。
外貿協会黃志芳董事長は記者会見の冒頭「東京国際食品展で台湾は51回連続で参加しています。一度も欠席したことはない。台湾は重要な出展国の一つとして認知されています」と挨拶した。統計によると、2025年の台湾の食品輸出総額は43億ドル(約1370億台湾元)で、そのうち日本向け輸出は約7億ドルで「台湾食品の第2位の輸出市場である。同時に、日本は台湾にとって第3位の食品輸入元でもある」と説明した。これは、台湾と日本が食品産業およびサプライチェーンにおいて高い補完関係を持っている証左でおり「今後も両国の間には大きな協力の余地がある」と強調した。
台北駐日経済文化代表処の李逸洋代表は「貿易の観点から日台の食品交流の密接さを説明した。日本は台湾の農林水産物にとって第2位の輸出市場であり、台湾は日本の農林水産物にとって第3位の輸出市場となっている」と話した。また「台湾産の枝豆は日本市場で高い存在感を持つ。昨年の台湾産枝豆の対日輸出額は4960万ドルで、輸出量の約7割を占め、日本市場でのシェアは約4割に達する。日本で野球観戦をした後、居酒屋で一杯飲むと、テーブルに出てくる枝豆は台湾産の可能性が高い」とユーモアを交えて紹介した。
台湾農業部の陳駿季部長は「今年の台湾館には11社で構成される「台湾農水産物館」も設けられ、米や茶、水産物、各種加工食品などを展示した」と説明。
台湾に蓬莱米が導入されてから100年を迎えることにも触れ「今回の展示は多くの高品質な台湾米を日本の消費者に紹介した。台湾米の対日輸出量は例年約3000トン程度だが、日本で米不足が発生した影響により、昨年は1万2548トンと約4倍に増加。台湾米は日本米と食感が近く、日本の消費者にも受け入れられやすい」とし、今後さらなる市場拡大に期待した。
原住民族委員会の谷縦・喀勒芳安副主任委員も会見に出席し、台湾原住民族の特色ある食品を紹介した。会場では森林蜂蜜を使ったクラフトビールや伝統技術で醸造した茶酒、大武山コーヒー、原住民族の食材を使った健康食品などが展示され、「台湾の多様な食文化を世界に発信する取り組み。こうした文化的な味わいを通じて、台湾原住民族の食文化をより多くの人に知ってもらい、台湾の多様な食の魅力を世界に伝えたい」と語った。

なお会見当日は、台湾台南市の黄偉哲市長、雲林県の張麗善県長、花蓮県の徐榛蔚県長、屏東県の周春米県長をはじめ、立法委員の陳亭妃氏、邱議瑩氏など、台湾の政界および地方自治体の関係者も出席した。

2025.03.11


























































