ホーム ブログ ページ 892

沈斯淳・駐日代表 2013年元旦祝辞

0
新年の祝辞を述べる沈斯淳代表
新年の祝辞を述べる沈斯淳代表

日本の友人の皆様、在日華僑の皆様、謹んで新年のお祝いを申し上げます。

昨年5月30日に駐日代表に着任してから半年が経過しましたが、昨年を振り返りますと、経済・貿易、観光、文化交流などさまざまな面において大きな進展があり、台日関係の緊密さを改めて実感しています。

昨年は、経済面では「台日産業協力推進オフィス」の開設や、「台日特許審査ハイウェイ(PPH)覚書」、「台日電機電子製品相互承認協定」、「台日産業協力架け橋プロジェクト協力強化に関する覚書」が調印されるなどの具体的な進展がありました。また、観光面では台日オープンスカイ(航空自由化)協定により、日本の石垣島、鹿児島、静岡、富山、函館、旭川、帯広、釧路などの地方空港と台湾を結ぶ航空路線が次々と開設され、昨年の台日間の往来人数は、一昨年の約250万人を大幅に超え、300万人に達する勢いとなりました。

昨年は東シナ海の緊張が高まることもありましたが、台湾と日本は海を隔てた友邦であり、馬英九総統は昨年8月に「東シナ海平和イニシアチブ」を提起し、争議を棚上げし、理性的な対話と共同開発を通じた平和的解決を呼びかけています。昨年11月には、第17回台日漁業会談開催に向けた予備会談が開かれ、今後も誠意と善意をもって協議を継続させていくことで一致しました。第17回台日漁業会談で具体的な成果が出るよう期待しています。

今年、当代表処は、4つの目標に向かって邁進していく所存であります。第1は、台日間の産業分野における連携の促進です。昨年の日本企業の台湾への投資総額は第4位でしたが、投資件数は第1位でした。これは、台日の中小企業間の連携が活発に行われていることの表れといえます。台湾の経済の主体は中小企業であり、日本の中小企業が台湾と連携して、中国大陸および世界のマーケットを目指すことは、お互いの強みを活かし、補完し合え、双方にとって有利なビジネスとなるでしょう。今年は、これらを基礎に引き続き「積み上げ方式」によって可能な部分から着実に、経済連携を深めてまいりたいと願っています。

第2は、文化面での交流の促進です。今年4月に「宝塚歌劇団」の台湾初公演開催が決まり、「楚留香」を題材にしたショーが披露されます。また、台北の「国立故宮博物院」収蔵品の日本での展覧会も来年6月~9月に東京国立博物館、同10月~11月に九州国立博物館で開催されることも決定しており、それに向けた準備を進めてまいります。

第3は、観光面における交流の促進です。現在、台日間は毎週350便のフライトがあり、今年は台湾から新潟と高松への定期便が就航する予定です。観光交流の緊密化を通じて、台日間の相互理解が深まるよう願っています。

第4は、若者間の交流の促進です。企業、スポーツ、文化、教育、さまざまな分野における交流に力を入れていくほか、台日間の修学旅行を通じた交流が深まるよう期待しています。

私は日本に着任以来、日本のさまざまな地方を訪問しました。そのなかで深く感動したことは、日本各地の皆様が、台湾に対して極めてよい印象を持っておられることでした。このような良好な信頼関係の基礎の上に、われわれは日本の各界と連携しながら、台日間のパートナーシップを強化し、共に努力し、お互いのさらなる発展を促していきたいと願っています。日本の皆様もぜひ台湾を訪れて、台湾のよさを肌で感じてください。

最後に、中華民国(台湾)政府及び国民を代表し、台日間の一層の友好増進と皆様のご健康を祈念し、新年の挨拶とさせていただきます。

【台北駐日経済文化代表処 2013年元旦】

僑委會通訊:新年度僑生返台就讀相關規定出爐

0

政府為積極促進僑生及外國學生赴台就讀大學校院,教育部每年便針對僑生及外國學生赴台升學提出相關的規定及權益對照表,因此,台北駐日經濟文化代表處僑務部也特將相關規定資料及辦法轉送給日本各僑團及中華學校盼能吸引在日華僑返台就讀升學。

針對僑生返台就讀之規定,凡海外出生連續居留至現在,或最近連續居留海外6年以上,並取得僑居地永久或長期居留證件回國就讀的華裔學生即具有申請資格。可於每年招生期間,依照海外聯招會的規定,向各地駐外館處或僑務委員會指定的保薦單位,申請回台就學,或是逕向教育部核准自行招收僑生的大學校院提出申請,並依照各校規定的僑生招生簡章及相關規定辦理即可。

同時,為鼓勵海外優秀僑生返國就讀大學校院,教育部也特設優秀僑生獎學金,第一學年初領者每月可領新台幣1萬2500元,第二學年以後續領者每月則可領新台幣1萬元,另外,也設有菁英僑生獎學金,無論初領或續領皆可獲得每月新台幣2萬5000元。此外,針對清寒僑生也設有相關的助學金和工讀補助,並享有僑生傷病醫療保險及全民健保補助等福利。

有關僑生赴台就讀之相關訊息,可向逕洽各地駐外館處與僑務部,或上中華民國僑務委員會官方網站洽詢。

東京台湾の会主催 ミニカルチャー講演会・日台懇親会のお知らせ

 
 東京台湾の会主催、ミニカルチャー講演会と日台懇親(昼食)会を次の通り開会します。皆様お誘い合わせの上、ご参加下さいますようご案内申し上げます。
 
▽第11回 日台親善懇親会
日時 平成25 年1月24日(木) 午後1時開会
会場 台湾料理「青葉」 会費 3,000円
 
▽第5回 ミニカルチャー講演会(講師 高澤孝一氏)
日時 平成25 年2月9日(土) 午後1時30分
会場 糖業会館  会費 1,000円
 
▽第12回 日台親善懇親会
日時 平成25 年3月10日(日) 午後1時開会
会場 台湾料理「青葉」 会費  3,000円
 
※お申し込み方法
懇親会の申し込みは振替用紙でご送金下さい。(1月分は1月20日まで)
講演会(1,000円)分は当日会場にてお受けします。
◇郵便払込票は懇親会申し込みと年会費納入のみにして下さい。
 加入者 東京台湾の会  払込記号番号 00170-0-538218
◇ゆう貯通帳からは郵便局ATMで手数料無料で送金できます。
 記号 10160 番号 66960281 東京台湾の会
◇ゆう貯銀行以外からの振込みは手数料がかかります。
 店名 〇一八 店番 018 普通預金 6696028 東京台湾の会
 
※会場
台湾料理「青葉」
〒160-0021 新宿区歌舞伎町1-12-6
歌舞伎町ビルB1(前コマ劇場真裏)
電話03-3200-5585
 
糖業協会
JR有楽町駅下車「日比谷口」徒歩2分
地下鉄各線「B1出口」道を挟んで斜め向かい
(日比谷駅:日比谷線・千代田線・三田線/有楽町駅:有楽町線)
 
▽お問合せ
東京台湾の会 喜久四郎 TEL/FAX 042-543-2466
 
 

埼玉県議会が日台友好議員連盟(仮称)を設立

 

埼玉台湾総会・林月理会長(中央)
埼玉台湾総会・林月理会長(中央)

 埼玉県議会の議員有志は12月19日、台湾との友好と交流を目的とする「日台友好議員連盟」(仮称)を設立した。会長に田中千裕氏、幹事長には鈴木正人氏が就任した。総議員89人のうち、自民28人、民主6人、刷新の会8人の計45人が参加(1月4日現在)した。
 
 埼玉県議会には、外国との友好促進を目的とした議連は日中・日韓議連など5つあるが、台湾についての友好議連はなかった。親台的な議員らの呼びかけで、台湾との友好・交流を深めようと、自民の佐久間実氏、神谷裕之氏、田中千裕氏、刷新の会の鈴木正人氏が発起人となり設立を計画した。
 
 設立当日、埼玉台湾総会の林月理会長も立ち会い、「これからも埼玉県と台湾の友好をさらに深めたいと思います。また、台湾への訪問や国際交流活動などの橋渡し役として一生懸命努め参りたいと思います。」と挨拶した。また、「埼玉台湾総会としては歴史的な出来事となり、誇りを感じている。」と後日語った。
 
 幹事長に就任した鈴木氏は自身のフェイスブックで、「台湾は日本の生命線です。埼玉県と親日派の多い台湾の皆さんとの友好をさらに深めていきたいと思います。私は議連の幹事長として一生懸命実務や雑用に汗を流していきたいと思います」と述べている。
 
 

台湾の同人漫画作家 日本語漫画の電子書籍販売を開始

 
Image
 台湾で少年雑誌系パロディを中心に同人誌制作活動行っているサークル11-7(同人誌社團11-7)はこのほど、楽天子会社のカナダKobo
が提供するサービス、koboイーブックストア(楽天kobo電子ブックコンテンツ)にて電子書籍販売を
開始した。
 
 販売を開始した電子書籍、Shampoomaid(シャンプメイド)は、台湾の同人漫画作家による少年雑誌を題材にした
オムニバス形式作品で、日本語で編集し電子書籍化を図った。
 
▽サークル11-7 ホームページ
http://dojinshicircle11-7.blogspot.tw/ (日本語)
http://tw.myblog.yahoo.com/close117close117-close117close117/ (繁体字中国語)
 
 

沈斯淳・駐日代表 2013年元旦祝辞

0

 
 日本の友人の皆様、在日華僑の皆様、謹んで新年のお祝いを申し上げます。
 
 昨年5月30日に駐日代表に着任してから半年が経過しましたが、昨年を振り返りますと、経済・貿易、観光、文化交流などさまざまな面において大きな進展があり、台日関係の緊密さを改めて実感しています。
 
 昨年は、経済面では「台日産業協力推進オフィス」の開設や、「台日特許審査ハイウェイ(PPH)覚書」、「台日電機電子製品相互承認協定」、「台日産業協力架け橋プロジェクト協力強化に関する覚書」が調印されるなどの具体的な進展がありました。また、観光面では台日オープンスカイ(航空自由化)協定により、日本の石垣島、鹿児島、静岡、富山、函館、旭川、帯広、釧路などの地方空港と台湾を結ぶ航空路線が次々と開設され、昨年の台日間の往来人数は、一昨年の約250万人を大幅に超え、300万人に達する勢いとなりました。
 
 昨年は東シナ海の緊張が高まることもありましたが、台湾と日本は海を隔てた友邦であり、馬英九総統は昨年8月に「東シナ海平和イニシアチブ」を提起し、争議を棚上げし、理性的な対話と共同開発を通じた平和的解決を呼びかけています。昨年11月には、第17回台日漁業会談開催に向けた予備会談が開かれ、今後も誠意と善意をもって協議を継続させていくことで一致しました。第17回台日漁業会談で具体的な成果が出るよう期待しています。
 
 今年、当代表処は、4つの目標に向かって邁進していく所存であります。第1は、台日間の産業分野における連携の促進です。昨年の日本企業の台湾への投資総額は第4位でしたが、投資件数は第1位でした。これは、台日の中小企業間の連携が活発に行われていることの表れといえます。台湾の経済の主体は中小企業であり、日本の中小企業が台湾と連携して、中国大陸および世界のマーケットを目指すことは、お互いの強みを活かし、補完し合え、双方にとって有利なビジネスとなるでしょう。今年は、これらを基礎に引き続き「積み上げ方式」によって可能な部分から着実に、経済連携を深めてまいりたいと願っています。
 
 第2は、文化面での交流の促進です。今年4月に「宝塚歌劇団」の台湾初公演開催が決まり、「楚留香」を題材にしたショーが披露されます。また、台北の「国立故宮博物院」収蔵品の日本での展覧会も来年6月~9月に東京国立博物館、同10月~11月に九州国立博物館で開催されることも決定しており、それに向けた準備を進めてまいります。
 
 第3は、観光面における交流の促進です。現在、台日間は毎週350便のフライトがあり、今年は台湾から新潟と高松への定期便が就航する予定です。観光交流の緊密化を通じて、台日間の相互理解が深まるよう願っています。
 
 第4は、若者間の交流の促進です。企業、スポーツ、文化、教育、さまざまな分野における交流に力を入れていくほか、台日間の修学旅行を通じた交流が深まるよう期待しています。
 
 私は日本に着任以来、日本のさまざまな地方を訪問しました。そのなかで深く感動したことは、日本各地の皆様が、台湾に対して極めてよい印象を持っておられることでした。このような良好な信頼関係の基礎の上に、われわれは日本の各界と連携しながら、台日間のパートナーシップを強化し、共に努力し、お互いのさらなる発展を促していきたいと願っています。日本の皆様もぜひ台湾を訪れて、台湾のよさを肌で感じてください。
 
 最後に、中華民国(台湾)政府及び国民を代表し、台日間の一層の友好増進と皆様のご健康を祈念し、新年の挨拶とさせていただきます。
 
【台北駐日経済文化代表処 2013年元旦】

代表処、2012年忘年の集いを開催

沈斯淳代表
沈斯淳代表
会場の様子
会場の様子

 台北駐日経済文化代表処は、昨年の12月28日、かつて「昭和の竜宮城」と呼ばれた歴史ある宴会施設「目黒雅叙園」にて、忘年の集いを開催した。午後6時過ぎ、開宴の挨拶に立った沈斯淳代表は、大勢の代表処職員や関係者にねぎらいの言葉と新しい年に向けての抱負を語った。続いて羅坤燦副代表が乾杯の音頭を取った。

羅坤燦副代表
羅坤燦副代表

 歓談が始まるや12歳以下の小学生男女が10人ほど登壇し、沈代表夫妻よりプレゼントが贈られると、会場から大きな拍手が起きた。その後、歓談は和やかに進行し、円卓への挨拶回りが続いた。抽選会で盛り上がるなか、午後8時過ぎから始まったカラオケ大会は、沈斯淳代表夫妻の熱唱を機に佳境に入り、次々と腕に覚えのある“喉自慢”が登壇した。賑々しくもアットホームな代表処の忘年の集いだった。

プレゼントを渡す沈代表
プレゼントを渡す沈代表
熱唱する沈代表夫妻と弊社社主
熱唱する沈斯淳代表夫妻と弊社社主

新春インタビュー 池栄青果株式会社代表取締役藤田克己社長

0
藤田克己社長
藤田克己社長

 1947年創業の池栄青果(株)は、次々と新分野(スーパー、専門店・こだわりや、ギフト、CVS・コンビニエンスストア、台湾物産館)を開拓し、業容の拡大を図ってきた。グループ展開の経緯と「台湾物産館」の新年の抱負を藤田社長に聞いた。

創業は1947年の「つま栄」

 池栄青果(株)の前身は、池袋で創業した有限会社「つま栄」だった。青果の小売・卸業務により地域の料亭やホテル、レストランに納品を開始した。「『つまや』は八百屋と違い、東京に当時6軒しかなかったんです。刺身のつま物やすし屋のつま(ガリ)など様々な“つまもの”を扱うとともに水菓子と呼ばれる輸入高級果物(メロン、バナナ、パイナップル)や食材(セロリ、レモン)、国内の高級果物などを卸していました。1949年には武蔵野マーケット(現・池袋西武百貨店)に出店し(テナント)、その後、西武グループ各社に出店するようになりました」

 1959年に「つま栄」から「池栄青果株式会社」に改組。西武グループのみならず、大手流通各社、専門店、量販店、スーパー、駅ビルなどにも店舗展開していく。藤田社長は子どもの頃から夏休み、冬休みは家を手伝い、後継者としての知識を身につけた。大学を卒業すると自然に“家業”に従事。「24歳の時(1971年)に神奈川センターができてそちらに行きました。当時西友ストアさんに10店舗ほど当社の店があり(最盛期30店舗)、店舗向け出荷業務関係(集荷・加工・梱包・配送など)を統括する形。社員を含めて全体で400人ほどの規模でした」1987年に東京に戻るまで、埼玉の店舗(25店舗)なども管轄し、終日飛び回る生活だったという。

 この間、藤田社長は新分野への進出を積極的に仕掛けていく。「先代(父)は青果やデパートの販売には長けていましたが、スーパーやコンビニといった新しい業態は分からないということがあり、私が青果をやりつつスーパーに進出し(神奈川と兼務)、多いときは10店舗にはなりました」スーパーへの進出は1976年の三田店が最初だが、それ以前、西友ストア、東武ストア、後楽園ストア、キンカ堂に店舗展開(青果店)をしていた関係で、そのノウハウを学習した結果の決断だった。その後、無添加、有機農法専門店「こだわりや」、ギフト、CVS分野へと業容を拡大していくわけだが、その事業の萌芽は1980年代に培ったものである。「『こだわりや』はスーパーを始めた1976年から約10年間テストランをして店舗展開に踏み切ったもの、コンビニは30年ぐらい前に西友ストアさんがファミリーマートを作った時に、協力して青果を納品していましたから。ギフトは27年前に株式会社電通と組んでヤマハ発動機株式会社にこだわりやの商品(野菜ほか)を卸したのが最初の経験でした」

 藤田社長が先代からグループを引き継いだのが1991年のことだ。現在、社員は150名、準社員650名。2011年度のグループの売上は120億円となっている。

 さて、こうしたなか、台湾物産館(笹塚本店)が、2006年7月にオープンした。台湾行政院農業委員会の東京でのアンテナショップ設立に際して、難しい国際入札をクリアして委託運営を受注した。もともと池栄青果は台湾産マンゴーやパパイヤなどを取り扱っていたことから入札への打診があったものだ。

 「店舗は現在、安定しています。店舗にお出かけになる方は、台湾に興味がある方、台湾の方、昔、台湾に住んでいた方と限られていますから、今後、ネットショップやギフト(カタログ販売に力を入れていきたいと思います」ネットショップではヤフーが6年目、楽天が1年経ったところ。本部の健闘が期待される。 

プロフィール

藤田克己(ふじた・かつみ)1947年生まれ。東京都出身。1969年、大学卒業と同時に父が経営する池栄青果(株)に入社。24歳の時に神奈川センター(商品センター)の統括責任者に。以後、池栄グループの店舗統括及び業容拡大に尽力。1976年、スーパー経営(フェニックス三田1号店)に進出。1985年、ギフト部門に進出(1997年に株式会社池栄設立)、1987年、東京に戻るとともに「こだわりや」事業を開始(1999年、株式会社こだわりや設立)。1991年、池栄グループを父より引き継ぎ、さらなる池栄グループの発展に挑む。2001年、CVS部門に進出(ファミリーマート・2011年株式会社アイシーズン設立)、2006年、台湾の行政院農業委員会より委託運営を受け、台湾物産館設立。今日に至る。

新年のご挨拶

 

台北101・花火ショー
台北101・花火ショー

あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
本年も「日台の架け橋」を念頭に置き、地道に、ひとつずつ、目の前のできることから取り組んで参りたいと存じます。
本年も変わらぬお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。
皆様のご健勝とご発展をお祈り申し上げます。

新年快樂!新的一年又開始了,願你有個好心情,我在這裡祝福你。

平成25年 元旦
 
有限会社 台湾新聞社
社主 錢妙玲・社員一同
 
 

新春インタビュー 大江康弘参議院議員

0
大江康弘参議院議員~昨年末インタビュー
大江康弘参議院議員~昨年末インタビュー

日台関係の未来に向けて今、考えること

Q台湾と関係が深い政治家は少ないように思いますが。
A少ないですね。台湾と話し合える政治家を作っておかないと日台関係には損だと思います。例えば、尖閣問題です。政治家は選挙前は愛国的、保守的になりますから、その意味で馬英九総統が2012年5月に2期目の選挙に直面するなかで、尖閣問題を強く言うというのはある程度わかります。その後、半年経って総統府に大きな変化が出てきたかと言えば、表面的にはそうは見えない。(台湾は尖閣問題では)中国とは差別化しています。日台関係の重要性をすごく理解しているわけです。
 我々も水面下で働きかけていますが、台湾と話のできる政治家が折に触れて台湾に出かけて話をしていくことが大事だと思います。その「(関係改善の)きっかけは何か」と言えば、象徴的な流れになっていくのが漁業補償問題でしょう。もう少し早く尖閣の漁場を日台との共同漁場にしておけばよかった。日本統治時代は尖閣周辺は自由に行けてたんです。それが戦争が終わったら行けなくなった。昨日、今日の話じゃないわけですね。そんなわけで、この漁業補償問題は、外務省の方針等に対して議員が党派を超えて協力して政治力を発揮できるようにしておかないといけません。数だけで言えば、日華議員懇談会は日中議員連盟に負けていますからね。

Q馬英九中華民国総統と親しいとうかがいました。
A馬英九中華民国総統をかばうわけではありませんが、馬総統はアメリカ(ハーバード大学)に留学しているときから尖閣は台湾の領土だと言っていたんですね、国民の人気取りでも、昨日今日、思いついたわけでもない。それで彼が台北市長を辞めて総統選に出るといって来日したときに日華議員懇談会と会合を持ったわけです。その際に、私と西村眞悟議員がそのことで責めたんです。事後談ですが、馬総統はこの時、私を民進党(派)だと思ったようです。その後、「大江さんは日本の国会議員として日台関係をどうするのか、党派を超えて考えておられる方だということがよくわかった」とおっしゃって、ですから今では馬総統とはどこでもハグする関係です(笑)。馬総統は残りの任期が3年半。これから尖閣問題はどういう道筋になっていくのか。愛国主義的になるのか、大きな立場で日台関係を改善していくのか、はっきりした方向性はまだ見えませんね。

Q今、日本はアジアで孤立しかけています
A僕がいちばん懸念するのは、ロシアも北朝鮮も韓国も中国も反日ですよね、これで台湾が呑み込まれたら日本は孤立しますよということです。その時、アメリカはこの自助努力の足りない日本を守ってくれるのだろうかと。かろうじてアメリカが尖閣諸島は日米安保条約の対象地域であると言ってくれてるから中国の軍艦が入って来ない。ですから中国と台湾だけに目を向けていればいいわけじゃない。そこで総合的な北東アジアの中での日本の立ち位置がどうかと見たときに、文句なしに日本側についてもらわないと困るのが台湾です。かといって、馬英九総統は両岸関係を縮める政策を進めてきましたから、急に中国から離れて日本寄りの政策を取ることはないでしょう。ところで、政治家は何をするにも大義名分が必要です。それが何かと言えばまず漁業問題を日本がどこまで大きな気持ちのなかで、しかも北東アジアの中の立ち位置を決める中で、これをツールとして使うかということだと思います。幸い、日本は政権が交代しました。これは新たな話合いの場を持てる大義名分になります。

Q日台関係と日中関係の違いについてどのようにお考えですか?
A僕は日台関係と日中関係は違うと思っています。というのも、日中関係は好環境のなかで作りあげられてきましたが、台湾については、40年間外交関係がなかった。非常に厳しい環境のなかでこれまでやってきたわけですからね。両国の政治指導者や財界も含めてよく訓練されているというか、鍛えられていると思います。だからそんなに心配はしていません。しかし、これだけ早いスピードで世界が変わっているということになれば、もう少し日本も学習して北東アジアでいちばん大事なのはどの国か、それは台湾だということを知るべきでしょう。日台の観光客数の多さとか、東日本大震災時の200億円を超える台湾からの義援金とか、国民は理解しているんですよね。

Q日台の経済連携、中国進出についてはどうでしょう。
A現状を踏まえた中国への経済進出ということについて考えますと、台湾とEPA、FTAを結んで日本が台湾と合弁企業を作り、ワンクッションおいて中国に行くという、二段戦法がいいと思います。これをどう実現するか。ポイントは台湾の交渉力や人間関係をどう活かせるかでしょう。

Q政権交代で日台関係はどうなりますか。
A12月16日の衆院選でおそらく政権が変わります。日台関係は大きな節目を迎えます。自民党政権になれば今以上にものが言いやすくなりますし、もう少し早いテンポで事態は進んでいくと思います。

(安倍内閣が誕生しました。今までの民主党政権のような素人内閣と違って、経験豊かで実績を持つ政権であり、特に安倍総理は、私が会長代行ですが直近まで、長年日・台交流を続けています亜東親善協の会長として努力をしていただておりました。台湾想いの安倍総理、そして麻生副総理ですから早いテンポで良い方向に進んでいくと思います:12月27日追加)