台湾協会根井洌理事長インタビュー~生まれ変わった台湾協会のこれから~

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台湾協会根井洌理事長
台湾協会根井洌理事長

Q台湾協会の沿革は。

A昭和20年に終戦となり、昭和21年3月に台湾からの引き揚げが始まりました。皆、苦しい生活をしていたため、昭和21年11月に「全国台湾引揚民会」が、昭和25年9月には台湾製糖の社長など旧台湾財界関係者が中心になって「(財)台湾協会」が結成されました。目的は福利厚生でした。その後、昭和28年5月に「台湾同盟」が発足しましたが、話し合いにより昭和40年10月に「台湾同盟」は解散して「台湾協会」に統合され、今日に至ります。

Q引揚者の福利厚生という目的は。

Aその後引揚者の福利厚生という目的は終わりまして協会の活動の軸足を日台友好親善、相互理解の促進に移しました。ただ、会員数は最盛期の約2500人が現在、1000人に減少し、このうち約8割が引揚者とその関係者という状況です。高齢化が進み、台湾時代を記憶して身近に感じている一番の若手会員が75歳ぐらいです。

Q昨年、一般財団法人に移行したが。

A平成18年に法人をめぐる新法律が公布され、平成20年に施行されました。5年の移行期間以内に3つの選択肢のうちの1つを選択しなければならなくなりました。最終期限が今年の11月30日です。選択肢は、解散、もしくは公益財団法人又は一般財団法人への移行です。台湾協会では、解散も含めて議論した結果、これまで台湾協会を支えてくれた高齢者、先輩も大事にしようと、一般財団法人の道を選択しました。これにより台湾協会の“基本財産”が利用できるようになり、ようやく様々な活動の資金的な目途がたちました。これまでの活動に加えて、台湾在住の会員にも喜んで頂ける様、新たに日台友好親善活動などをどんどんやっていきたいと思います。

Q会員の状況は。加入資格は。

A昨年から会員規則を変えまして台湾の人にも入ってもらえる体制にしました。このために苦労しましたが7月にようやく台湾の銀行に台湾協会の名義で口座を作ることができました。8月に訪台しお世話になった方々にお礼の挨拶と、関係先に台湾協会の紹介をさせていただきました。当協会の趣旨に賛同され、会員2人の紹介があり、年会費は3000円を納入頂くことで会員になって頂けます。これが今年、最大のトピックスとなりますね。

Q事業について

A4つあります。1つは日台間の相互理解の促進ということで、交礼会(4月13日・交礼台湾の会)、講演会(10月28日・台湾元少年工)、顕彰活動(今年は台湾在住の許文龍氏と蔡焜燦氏)、大学生の交流の支援、文化交流の共催・後援を行っています。2つ目は台湾関係図書・資料の収集と閲覧(昭和58年2月に台湾協会内に図書室開設)。蔵書は約6000冊で、特に戦中・戦後までの資料が充実しています。3つ目は、慰霊法要です。昭和38年4月、東京築地本願寺に(台湾の日本人納骨堂から分骨)台湾関係邦人物故者慰霊塔ができ、毎年、慰霊法要を実施しています。また、奥多摩に昭和50年、昭和53年に台湾出身戦没者慰霊碑・慰霊塔が日本人有志により建立されましたが、今年5月に平成7年以来途絶えていた慰霊法要を行いました。今後も継続して斎行予定です。4つ目は、会報の発行。昭和25年10月第1号発行以来、平成25年10月まで709号発行しました。協会行事の案内や報告記事、会員による後世に伝え残したい体験談等の他、台湾歌壇、台北俳句会、台湾川柳会の秀作を毎月掲載して好評です。

Q他の様々な台湾の会との関係は。

A現在、東京台湾の会のほか静岡、熊本、鹿児島、沖縄などに台湾の会があります。また、台中、嘉義の会など地域別団体、学校の同窓会(小学校~大学)、職域別団体があり、それぞれの団体は独立して活動されていますから、できることがあれば応援したいというスタンスです。

※根井洌理事長プロフィール:昭和13年1月15日台北生まれ。父親が総督府に勤務。終戦時財務局長だった。祖父の一人は台北第二師範初代校長、もう一人の祖父は台北地方法院院長を勤めた。戦後宮崎に引き揚げ、昭和36年東大卒後三菱化成に就職、三菱化成ヘキスト(株)副社長、日本化成(株)専務取締役等を歴任、平成19年6月台湾協会理事、22年6月常務理事、本年6月、理事長に就任。

第17回明石元紹展がギャラリー樋口文庫で開催

ベネチア賛歌の絵画
ベネチア賛歌の絵画
テレビ局からも花が届けられた
テレビ局からも花が届けられた

1918年(大正7年)第7代台湾総督に就任した明石元二郎氏の孫にあたり、日産プリンス東京販売取締役、日産陸送常任監査役、学習院大学馬術部監督でもあった明石元紹氏が10月22日より27日までギャラリー樋口文庫で「ベネチア賛歌」というテーマの個展を開催し、賑わっている。

明石元二郎陸軍大将は、日露戦争時、諜報活動を担当、台湾総統在任中は、台湾電力を設立し水力発電事業を推進、鉄道など交通機関の整備も行った。

明石元紹さん
明石元紹さん

明石元紹氏は、17年前から毎年、ヨーロッパを旅行し、その風景画を描いて銀座などで個展を開催してきた。今回は、昨年6月に旅行し、写真撮影などを行い、作品化したものの集大成。その数50点にのぼる。

なじみの観客と歓談来訪
なじみの来訪者と歓談
かつての同僚と
かつての同僚と

「僕が油絵を始めたのは台湾と関係があって、台湾製糖の副社長の息子さんが僕の従妹と結婚したんですが、終戦後、その方に油絵の先生を紹介してもらいました。石川滋彦という人で、新制作派協会会員で風景画をこつこつ描いていましたね。ヨーロッパを中心に海外各地をしばしば取材旅行していました。その父は台湾に洋画を持ち込んだ石川欽一郎という有名人です。まあ、見よう見真似でやっているわけです」(明石元紹氏)

入口の案内
入口の案内

鑑賞に来ていた中高年女性の集団に話を聞くと、かつて日産自動車とプリンス自動車が合併した頃の“仲間”。明石元紹氏は当時、プリンス自動車の社長秘書、女性陣は日産自動車の秘書だった。

同窓会のような、温かい個展だった。

 

僑委會委員長陳士魁 視察橫濱僑情

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 僑務委員會委員長陳士魁上任後,應東京媽祖廟之邀請,首度造訪日本,參加13日在東京媽祖廟舉行的安座大典,在此次訪日緊迫的行程中,陳士魁亦於10月14日前往橫濱,了解當地僑情及關心僑校發展,橫濱華僑總會會長施梨鵬與僑務委員鄭尊仁、河道台及該會副會長羅鴻健等人熱情接待,橫濱中華學院理事長林訓一及校長馮彥國也特別陪同出席。

僑務委員會委員長陳士魁(左5)、橫濱華僑總會會長施梨鵬(左6)、橫濱中華學院理事長林訓一(左4)及校長馮彥國(左7)於橫濱中華學院校舍前合影
僑務委員會委員長陳士魁(左5)、橫濱華僑總會會長施梨鵬(左6)、橫濱中華學院理事長林訓一(左4)及校長馮彥國(左7)於橫濱中華學院校舍前合影

 施梨鵬一邊展示著國慶活動著照片,一邊表示今年國慶活動成功舉辦,橫濱中華街僑民及日人皆熱烈參與,尤其大遊行當天旗海飄揚的盛況,更足以證實僑心團結。陳士魁則先向當地僑領對僑社無私奉獻表達謝意,並強調僑校是僑社發展的礎石,僑校健全發展端賴僑界先進的努力,今年度僑校人事一新,因此盼僑社能續予協助。接著,前僑務顧問陳廣佳針對橫濱僑情進行簡報,橫濱中華學院校長馮彥國則感謝僑務委員會提供僑校軟、硬體教材設備,及在東日本大地震後捐款等協助。隨後,雙方也在問答時間互動熱絡,由陳士魁一一回覆僑領提問及提供寶貴建言。會後,陳士魁則在施梨鵬及馮彥國等人的陪同下,參觀橫濱中華學院校舍,參拜橫濱關帝廟及媽祖廟,並與僑領們進行餐敘,結束橫濱的視察行程。

彩愛玲&クリストファー・ハーデイ「古代の光」コンサートが開催

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ハープ奏者、彩愛玲(サイ・アイリン)とアメリカ人のパーカッション奏者クリストファー・ハーディ
ハープ奏者、彩愛玲(サイ・アイリン)とアメリカ人のパーカッション奏者クリストファー・ハーディ

在日華僑3世のハープ奏者、彩愛玲(サイ・アイリン)とアメリカ人のパーカッション奏者クリストファー・ハーディとの珍しい組み合わせのコンサートが東京オペラシティで10月19日に開催された。会場となった近江楽堂は静かな熱気に覆われた。

この日のプログラムは、13世紀スペインの聖母マリアを讃える頌歌(しょうか)5曲、彩愛玲&クリストファー・ハーディ作の「古代の光」、クリストファー・ハーディ作「Lagash」、そして、アメリカ人作曲家で今年没後10年となるルゥ・ハリソンの民族音楽7曲から構成されていた。

人間に古代よりDNAとして組み込まれている懐かしい音、一言で言えば「癒し」の音楽とでも言おうか。

会場の様子
会場の様子

彩愛玲はこうした選曲について「ハープという楽器のルーツは中東にあります。ここが重要なポイントです」と紹介した。また、今回、リリースされたCDのタイトルにもなっている「古代の光」の誕生秘話を明かした。

演奏中の彩愛玲
演奏中の彩愛玲
多彩な音で魅了。クリストファー・ハーディ
多彩な音で魅了。クリストファー・ハーディ

「春に東京文化会館でのジョント・コンサートの際に(ステージに)7メートルの帯を下げましたが、視覚的に古代の光としてインスパイアされまして出来上がった曲です。昔のいつかどこかの光と今をつなぐ音が“古代の光”じゃないかな」。

4人組の若い女性ファンは「私の先生がクリスさんの知り合いというのが縁で友達と見に来るようになりました。珍しい楽器と組み合わせが魅力ですね」。

クリストファー・ハーディは自ら楽器を製作するなど、多彩なパーカッションと演奏技術で独特の世界観を表現して人気だ。

「昔からのお客様、新しいお客様に(CD発売記念コンサート)大勢来ていただきましてありがとうございました」(クリストファー・ハーディ)

「2つの楽器はいずれも起源が古く、懐かしい魂が揺さぶられる経験をしていただければ嬉しい。映画『呉さんの包丁』にテーマ音楽を提供しましたが、私も華僑3世で4分の1は華僑の血が流れていますし、祖父が声楽家で台湾の歌はいつも心のなかにあったので、大変な時代を生きる呉さんの姿に感銘して曲はどこかから降ってくるようにパッとできました」(彩愛玲)

コンサート終了後、CDを買い求めるファンが長い列を作っていた。

「呉さんの包丁」と“台湾鉄道弁当”のコラボレーションが盛況

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林雅行監督のドキュメンタリー映画「呉さんの包丁」が現在、全国で上映が行われている。こうしたなか、林監督の発案でユニークな上映会が都内で開催され、話題だ。

10月19日に錦糸町の台湾料理店「梅園」で、「呉さんの包丁」(※)を鑑賞しながらテレビでも紹介された「梅園」の特製「台湾鉄道弁当」を楽しむというイベント(2000円)が行われ、限定30人が参加した。

林雅行監督
林雅行監督

午前11時30分過ぎに「台湾料理」(小皿料理)と台湾鉄道弁当が配膳されるなか、林監督が挨拶。舞台となった金門を紹介しながら劉俊茂オーナーの「食事付上映会」への協力に感謝した。

劉俊茂氏
劉俊茂氏

次いで劉俊茂氏は、若いころ兵役で1年8ヵ月間、金門と並ぶ最前線でもあった媽祖島に派遣された体験を披露した。「媽祖に着いた時、死ぬかと思った。夕方から砲弾が頭の上を何時間も続けて飛んでいたんです」。

会場の様子
会場の様子
テレビでも紹介された台湾鉄道弁当(997円)
テレビでも紹介された台湾鉄道弁当(997円)

上映会は2時間。観客は食事を楽しみながら「呉さんの包丁」を熱心に鑑賞していた。

参加した50代の男性は「私は10年前に金門に旅行に行っていまして懐かしかったです。その時に砲弾で作る包丁の話を聞いて危なくないのかなと思っていましたが、謎が解けました。宣伝弾だったんですね」と述べていた。

林監督はこういう催しを今後も続けて行きたいと話していた。

※1958年8月23日、共産軍は対岸から450門の大砲で金門全域を砲撃。国民党軍も応戦(823砲戦)。共産軍は数週間に渡って50万発の砲弾を撃ち込んだ。その後、1978年まで双方の軍は宣伝弾を撃ち合っていた。呉さんは、この金門に残された宣伝弾で包丁を作る。

前行政院長謝長廷到日演講 談「台灣憲政爭議和東亞區域和平」 

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東京大學台灣留學生會邀請前行政院院長謝長廷,於12月2日到日本進行演講
東京大學台灣留學生會邀請前行政院院長謝長廷,於12月2日到日本進行演講

 東京大學台灣留學生會將於12月2日,邀請前行政院院長謝長廷到日本,以「台灣憲政爭議和東亞區域和平」為題發表演講。當天活動訊息及報名資訊如下:

日  時:12月2日 月曜日 18:30入場 (講演は19:00~20:30)
場  所:東京大学本郷キャンパス 伊藤国際学術研究センター、伊藤謝恩ホール
アクセス:http://www.u-tokyo.ac.jp/ext01/iirc/access.html
講演テーマ:台湾の憲政論争と東アジア地域の平和
講演者:謝 長廷 (台湾元首相)
主催者:東京大学台湾留学生会
共催者:中華民国留日東京同学会
講演語言:中国語(日本語同時通訳)
お問い合わせ: taiwan.todai@gmail.com

   http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/todai-tsa/
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