台湾の文化クリエイティブ商品が、「蔦屋書店」や「ロフト」などで展示

台湾の文化クリエイティブ商品が、「蔦屋書店」や「ロフト」などで展示
台湾の文化クリエイティブ商品が、「蔦屋書店」や「ロフト」などで展示

文化部のデザイン振興プロジェクト「FRESH TAIWAN」は9月7日から9日まで、東京ギフトショーに出展し、展示終了後の9月10日から9月25日まで、蔦屋書店代官山店でPOP UP STOREを開催する。

またこの間、渋谷ロフト6階でも9月7日から9月21日までPOP UP STOREが設置される(好評の場合、9月25日まで延長する場合有り)。両POP UP STOREでは、台湾の文化クリエイティブ商品が展示・販売される。

具体的な商品としては、器、キャンドル、ステーショナリー、照明、音楽機器など、どれも台湾の注目ブランドの個性的且つ使い心地も重視された作品が並ぶ予定だ。

渋谷ロフトでは、台中市文化局が「Vibrant Taichung(きらめく台中)」と題して展開している7つのブランドのクリエイティブ商品なども展示・販売予定。

 

問い合わせ→台湾デザインセンター日本窓口Tel:03-5858-6828(担当:崔慈芳〈さいじほう〉)

台湾人コレクター所有の明治工藝約130件、東京藝術大学で展示

「驚きの明治工藝」展
「驚きの明治工藝」展

「驚きの明治工藝」展が東京藝術大学大学美術館(東京・上野公園)で開催される(会期:9月7日~10月30日)。同展は、台湾の著名薬剤師・宋培安が所有するコレクション「宋培安コレクション」から、技巧を凝らした細密、写実的な表現で近年特に人気の高い明治時代を中心とした日本の工芸作品の名品約130件を、日本で初めてまとめて紹介するもの。

中でも注目なのが、生き物を模して関節が自在に動く金属製の「自在置物」。龍、蛇、蟹など、約20件もの作品が一挙に展示されるのは種類・数ともに史上最大規模となっている。特に世界最大、全長約3メートルの「自在龍」は圧巻だ。

《自在龍》 宗義
《自在龍》 宗義

その他、まるで絵画のような染織品「ビロード友禅」、漆工、金工、彫刻などが一堂に展示される。チケットは一般1300円(前売1000円)、大学・高校生800円(前売500円)で、セブンチケット、チケットぴあ、イープラスなどで購入可能。なお、会期中は展示室内で東京藝術大学大学院生(工芸史研究室所属)によるギャラリートークも実施される(参加無料・事前申込不要)。

 

問い合わせ→ハローダイヤル Tel:03-5777-8600

 

日本人写真家が撮る台湾婚礼写真で「家族の絆」の考える

写真展「愛が伝わる時」
写真展「愛が伝わる時」

台湾婚礼物語・由利正忠写真展「愛が伝わる時」が9月4日より19日まで、台湾文化センターで開催されている。由利さんの日本での同展はこれが初めて。

テーマは「家族の絆」とされ、30点前後の作品が展示されるほか、期間中は毎日14時から由利さんによるギャラリートークが行われる。

由利さんは、2005年より台湾でウェディングフォトグラファーとして活躍しており、過去に台湾で3回の個展を開催し、2回の写真展に出品している。

「台湾の婚礼には親と娘の別れの場面が組み込まれている。これは世界でも珍しい。別れの場面は人生を振り返る機会でもあり、これにより家族の絆が深まるのではないかと思っている。この写真展を通じて、他人を信じることが難しくなってしまった日本でもう一度、人との絆を深め、信じる事の大切さを感じていただきたい」(由利さん)

 

問い合わせ→台湾文化センター Tel:03-6206-6180

ツーリズムEXPOジャパンに今年も台湾パビリオン

2015年の台湾ブースの様子
2015年の台湾ブースの様子

ツーリズムEXPOジャパンが9月22日より25日まで、東京ビッグサイトにて開催される(一般公開は24日、25日)。

海外出展ブースには台湾パビリオンも出展し、来日する台湾の各地の観光関係者や旅行会社、航空会社が日本市場に最先端の観光情報をPRする。出展ブースはおよそ100社。その他、会場には、台湾文化の体験コーナーや、アレンジされた台湾原住民による舞台パフォーマンスなど、多彩なプログラムが企画されているほか、台湾の黒熊がモチーフのキャラクターで、台湾観光局特別任務組組長である喔熊(オーション)も来場し現場を盛り上げる。また、22日には新宿バスタにて台湾パビリオンに出展するブースと同じ団体が一堂に集まる台湾観光PR会が行われる。こちらは入場無料。

 

問い合わせ→台湾観光協会 Tel: 03-3501-3591

自治体との連携強化に向けて~「日台交流サミットin 和歌山市」開催

日本の自治体と台湾の友好を深めるための懇親会「日台交流サミットin 和歌山市」が9月4日、和歌山県和歌山市の「ホテルグランヴィア和歌山」にて開催された。

サミットの様子
サミットの様子

「日台交流サミット」は昨年8月に石川県金沢市で開催されて以来2回目となる。今回のイベントは「日台友好和歌山市議会議員連盟」の市議らが組織した和歌山市実行委員会が主催。金沢市でのサミットを契機に今年5月、全国の議員約80人で構成される「全国日台友好議員協議会」が組織されたが、当イベントは協議会が推進する日台の相互交流・連携強化企画の一環でもある。

当イベントには和歌山の県・市議会関係者を中心に約400人が出席、台湾からも政府関係者を中心に47人が招待された。遠藤富士雄・日台友好和歌山市議会議員連盟会長による開会宣言ののち、謝長廷・台北駐日経済文化代表処代表や仁坂吉伸・和歌山県知事、尾花正啓・和歌山市長らによる来賓挨拶が行われた。謝代表は挨拶の中で「台湾と日本は文化、スポーツ、芸術などあらゆる分野において密接で、また、台風・地震等の自然災害で大きな被害に遭ってもお互いに助けあうことができる素晴らしい関係だ。今後もその絆をさらに深めていかなければならず、そのためにも自治体、議会との交流はとても重要であると思う」と語った。尾花市長は「和歌山市は昨年11月に初めて台湾の台北と台南を公式訪問させていただいたが、その際に台湾の日本に対する温かい思いを肌で感じることができた。この交流サミットを通じて日本と台湾が経済・文化等においてさらに絆を深めていくことを祈念している」と述べた。また、イベントの中で台湾のICAO(国際民間航空機関)参加を支持する「和歌山宣言」の発表も行われ、日台の連携強化を確かめ合った。

「和歌山宣言」発表の様子
「和歌山宣言」発表の様子
日台の絆を確かめ合う堅い握手 左:遠藤議員連盟会長、中:謝代表、右:尾花正啓・和歌山市長
日台の絆を確かめ合う堅い握手
左:遠藤議員連盟会長、中:謝代表、右:尾花正啓・和歌山市長
リー村山氏の居合抜刀演武
リー村山氏の居合抜刀演武
その他、マグロの解体ショーなど和歌山にちなんだパフォーマンスショーも開催
その他、マグロの解体ショーなど和歌山にちなんだパフォーマンスショーも開催

個別インタビューの中で、謝代表は「台湾と日本の良好な関係はさらに制度化させて次世代に伝えていきたい」と意気込みを語った。仁坂知事は「台湾は日本と永遠の友達であってほしいし、これからもその関係を大事にしていきたい。当イベントは友情関係を育むとても良い機会である」と感想を述べた。

左:謝代表、右:仁坂知事
左:謝代表、右:仁坂知事

次回の「日台交流サミット」は熊本県熊本市で開催予定である。

 

 

九州のファン、台湾の人気アーティスト「盧廣仲」に酔う

 

「サンセットライブ2016」が9月3日、4日の2日間、福岡県糸島市の芥屋海水浴場で開催され、台湾の人気アーティスト・盧廣仲(英語名:Crowd Lu)が初日のトップバッターとして出演し、九州のファンを魅了した。盧廣仲は、8月6日に台北アリーナに満員の観客を集め、コンサートを成功させたばかりで、九州での公演は今回が初めて。

この日は生憎の台風接近で野外ステージの公演を不安視する声もあったが、始まってみると演奏メンバーとファンの熱気が時おり雲の切れ目から陽ざしを呼び込むという格好のコンサート日和となった。また、もともとアーティストとファンの距離感が近いことで定評のあるサンセットライブの中でも、手を伸ばせば届きそうなところで懸命にギターを弾き、歌う盧廣仲を感じられる舞台設営は、これまで広い会場で遠くからしか見ることの出來なかったファンの心を摑んで離さないものとなった。

①2~3メートルの至近距離で会えた
2~3メートルの至近距離で会えた
②時折 日本語でコミュニケーション
時折 日本語でコミュニケーション
お互いの掛け声がこだまする
お互いの掛け声がこだまする

一人で台北アリーナを満員にするほどの実力派アーティストであるにもかかわらず、会場の規模を気にすることもなく、時おり日本語のコミュニケーションを交え、首筋から汗を滴らせながらギターを弾き、歌う姿はファンを十分魅了するものであった。また、伸びやかで澄んだ歌声は、やはりライブでなければ味わえないもので、多くのファンも「CDより何倍もよかった」と言い合っていた。

 

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舞台の熱演後、着替えもしないままの盧廣仲にインタビューを行った。

⑤質問者の目を真っ直ぐに見て
質問者の目を真っ直ぐに見て

記者:8月の台北でのコンサートの大成功、おめでとうございます。

盧 :有り難うございます。

記者:今日は貴方の歌を大変楽しく聞かせてもらいましたが、ご自身の感想はいかがでしたか?

盧 :とても楽しく、良い演奏ができました。雨を心配しましたが、天気も回復しましたし。

記者:九州は初めてですか?

盧 :はい。

記者:昨日はどこかへ出かけられましたか? また福岡の街の様子や食べ物の印象はいかがでしたか?

盧 :天神に泊まり、バンドのメンバーと一緒にホテルの周りを歩きましたが、賑やかで綺麗な街だという印象を持ちました。 海鮮料理もおいしかったですよ。

記者:いつも笑顔が絶えませんが、笑顔でいられる秘訣を教えてもらえますか?

盧 :有り難うございます。皆さんが私に笑顔のイメージを持ってくれているのは、こんな顔に産んでくれた母親のおかげだと思っています。母親には感謝しています(笑)。

記者:お仕事や生活でストレスを感じることはありますか?あるとすれば、どんなことですか? また、その解消方法は何でしょうか?

盧 :ストレスはそれほどありませんが、曲作りのアイディアがなかなか浮かばないときには、少しお酒を飲むこともあります。また散歩やジョギングもします。

記者:ちょっとした時間が取れた時は何をしていますか?また、仮に2~3日休暇が取れたとすれば、何をしたいですか?

盧 :本を読んだり、歩いたりします。歩くと頭をからっぽにできますから。もし休暇が取れるようなら、もう一度福岡に海鮮料理を食べに来ましょうか ?(笑)

記者:演奏するときに気を付けていることがありますか?どんな気持ちで演奏していますか?

盧 :聞いてくれる人と、音楽を通したコミュニケーションを取ることを第一に考えています。遠くから私の演奏を聞きに来てくれている人には「愛」を感じます。

記者:福岡では、台湾語(びん南語) を勉強する人が沢山いますが、中国語でなく「台湾語」で歌うことがありますか?台湾語で歌う時にはどんなお気持ちになるでしょうか?

盧 :台湾語で歌うと、故郷のことが目に浮かびます。昔、祖母が台湾語の歌を歌ってくれたのを思い出します。

記者:今日詰めかけたファンの方は、台湾が大好きな人が多いと思いますが、あなた自身は台湾のどんなところが好きですか?

盧 :台湾の田舎が好きです。みんなで仲良く暮らしている環境やそこに住む人々が好きです。

記者:淡水への愛を歌った「nice to meet you」という歌がありますね。 淡水に特別な思いをお持ちですか?

盧 :故郷の台南を出て、淡水の大学に進みました。そこに長くいましたので、強い愛着があります。

記者:個性的なヘアスタイル、ファッションをされていますが、何かこだわりがありますか?

盧 :いえいえ、適当にやっています(笑)。 ヘアスタイルは、これが一番落ち着くからです。短パンを履いているのは、演奏しているときは運動しているような感覚だからです。

記者:新しいアルバム「what a folk !!!! 」についてお聞きします。これは、何をベースにしたものでしょうか?

盧 :民謡です。民謡なら一番生活に近いし、みんなの考えていることを表現できると思ったので。

記者:「what a folk !!!!! 」の一坪半という曲の中に「一坪半には収まりきれない夢」と言う歌詞がありますね。ここに込められた意味は何でしょうか?

盧 :私は交通事故の挫折を乗り越えて、部屋の中で歌を作ってきました。人生にはいろいろなことがあると思いますが、私の歌を聞いた人が、共感して元気を出してくれれば良いですね。沢山歌を作って多くの人に届けたいと思っています。

記者:最後に、今日のライブに来たファンや台湾のことが大好きな日本人に向けたメッセージをお願いします。

盧 :私も時間があれば、また日本に来たいと思いますが、日本の皆様もぜひ台湾に来てください。お待ちしています。

記者:次回は是非単独公演でお越しください。みんな待っています ! 今日は本当にありがとうございました。

⑥台湾と日本の懸け橋への期待が膨らむ
台湾と日本の懸け橋への期待が膨らむ

インタビューには、綺麗な目を質問者にしっかり向けて、真っ直ぐに答えてくれた。インタビュー後は会場内を散策し、ファンと気さくに言葉を交わすなど、ローカルなイベントならではの交流風景が見られた。

これをきっかけに、アーティストとしての飛躍にとどまらず、台湾と日本の音楽を通じた交流の懸け橋になってくれることへの期待が膨らんだ。