「安倍晋三回顧展」が東京ビッグサイトで開催されている。安倍晋三元首相の生涯と外交実績を紹介するイベントで、会場には約100点に及ぶ貴重な遺品や資料が展示されている。

台北駐日経済文化代表処(李逸洋代表)は7月6日、李代表が各国の駐日大使らとともに会場を訪れて視察した。
安倍元首相は日本憲政史上最長となる3188日間首相を務め「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」構想を提唱するなど、日本外交に大きな足跡を残した。

展示では、2022年7月8日に奈良市で街頭演説中に銃撃された際に使用していたマイクや革靴、破損した衆議院議員バッジをはじめ、「平和安全法制」関連資料、トランプ米大統領(当時)との記念写真や愛用品などが公開されている。また、議員会館で実際に使用していた執務机や椅子、演説練習に長年使用していた録音機、成蹊小学校時代の日記、昭恵夫人との写真、福島県の少女と約8年間にわたり交流した書簡なども展示され、政治家としてだけでなく、一人の人間としての安倍元首相の姿も紹介されている。

さらに、2021年に中国が台湾産パイナップルの輸入を停止した際、安倍元首相がSNSを通じて台湾産パイナップルの購入を呼びかけ、日本国内で大きな反響を呼んだ当時の写真も展示されており、台湾との深い友好関係を示す資料として注目を集めている。
展示発起人は、台湾ゆかりの展示品として、李登輝元台湾総統から寄贈された「脱古改新」の書を添えた玉山の記念品、そして台湾高雄の保安堂が制作した安倍元首相の銅像ミニチュアも紹介した。

会場には来場者がメッセージを書き残せるコーナーも設けられており、李代表は「自由で開かれたインド太平洋の理念を提唱し、その功績は永遠に語り継がれる。安倍首相、私たちはいつまでもあなたを忘れません」と記し、哀悼の意を表した。

なお、台湾台北市では2023年に「安倍晋三元首相記念映像展」が開催されたが、今回の回顧展は、規模こそ及ばないが、初公開を含む貴重な遺品が数多く展示されており、安倍元首相の人柄や信念を身近に感じられる内容となっている。




















































