【東京訊】台湾人観光客による日本旅行人気が引き続き高まっている。日本政府観光局(JNTO)や日本観光庁の統計では、台湾は訪日リピーター率・消費額ともに高水準を維持しており、日本観光市場における重要な海外客層となっている。
旅行予約サイト「Agoda公式サイト」 の分析によると、2026年1〜4月の台湾人による日本国内宿泊検索数は前年同期比で約7%増加。その中でも福岡が43%増でトップとなり、仙台が33%増、熊本が25%増、さらに名古屋と沖縄もそれぞれ17%、12%増加したという。
従来の台湾人旅行者は、東京・大阪・京都を複数巡る「ゴールデンルート型」の旅行が主流だった。しかし近年は、一つの都市に滞在しながら地元グルメや温泉、自然、生活文化を楽しむ「深度旅遊(ディープトラベル)」志向が強まっている。
特に福岡は、台湾からの飛行時間が短く、週末の2泊3日旅行にも適していることから人気を集めている。屋台文化や博多ラーメンなど食の魅力に加え、市内移動の利便性も高評価につながっている。
また、東北地方の中心都市である 仙台 は、温泉地や自然景観、四季折々の風景を楽しめる点が支持されている。東京や大阪ほど混雑せず、落ち着いた旅行を求める台湾人観光客から注目を集めている。
九州の 熊本 も、阿蘇地域の大自然やローカル色豊かな観光体験が評価され、自由旅行先として人気が上昇。地方空港への直行便拡充やLCC路線の増加も、地方都市人気を後押ししている。
一方で、「台湾人旅行者の2026年第1四半期の日本国内消費額が約772億台湾元で世界1位」という数値については、現時点で日本観光庁による正式な公開資料では確認できていない。そのため、消費額の規模自体は高いとみられるものの、「世界首位」と断定するには追加の公的統計確認が必要とみられる。
2026.05.28

























































