中国国務院台湾弁公室の範麗青(ファン・リーチン)報道官が「両岸(中台)どちらにも尖閣諸島を守る責任がある」と発言したことについて、台湾行政院大陸委員会(陸委会)の頼幸媛(ライ・シンユエン)主任委員は「賛同しない」と反論した、と4月26日に台湾メディアが伝えた。
頼主任委員は同日午前、立法院(国会に相当)で記者団の質問に対し、「中華民国が大陸(中国本土)と共同で尖閣諸島問題を処理することはない。大陸側は共同で処理したいようだが、我々にそのような考えはない」と反論。その理由として、「双方はもともと領有権で争っている。我々は自らの領有権を断固として守るだけだ」と述べた。
「春の叙勲」 台湾から4人が受章

長年にわたり公共分野で尽力し、功労のあった人たちに贈られる春の叙勲が4月29日、日本政府によって発表された。
外国人受章者のうち台湾からは、中国信託ホールディングス会長で日台間の経済問題を協議する東亜経済人会議の台湾側会長を務めた辜濂松(こ・れんしょう)台日商務交流協進会理事長や、海運、造船、航空を通じて日台関係の強化に尽力してきた、海運大手「長栄集団」総裁の張栄発(ちょう・えいはつ)氏が旭日重光章を受章した。旭日重光章の受章は台湾の断交後初めて。
また、台湾と沖縄の文化交流などに貢献した中琉文化経済協会理事長の蔡雪泥氏が旭日小綬章を受章したほか、元交流協会台北事務所現地職員の蒲武雄氏が瑞宝双光章を受章した。
日台国交が断絶した1972年以来、2004年まで叙勲の受章が途絶えていた。台湾人の受章は過去最高位であり、一度に4人の受章も過去最多。受章者数はアメリカに次いで2番目に多く、日台関係の深さを表す結果となった。
辜氏と張氏は、5月8日に皇居で行われる伝達式に出席する予定。
台湾―沖縄直航定期貨物船が来月就航
沖縄国際海運(OKK、沖縄県石垣市、上勢頭保社長)と新発航運(台湾台東市)は4月25日、台湾の基隆で会合を開き、基隆—那覇間の定期直航貨物船の運航に合意した。これにより、これまで経由地を経ていた那覇から台湾へ約8日間ほどの荷物の到着が、貨物船・大亨(たいきん)だと、28~30時間と大幅に短縮される。
初便は5月9日に那覇入りする。八重山の産業まつりの開催に合わせ、新発航運側の関係者が同11日に石垣市を訪れ、正式な契約調印を交わす。
OKKによると、大亨は基隆を毎週火曜日に出港し、水曜に那覇、木曜に石垣に寄港し、金曜に基隆へ戻る航路が決まっているとのこと。このほか基隆―那覇間だけの航路も検討されている。





































